本社とは? わかりやすく解説

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ほん‐しゃ【本社】

読み方:ほんしゃ

会社の業務を行う本拠となっている事業所。⇔支社

古くは「ほんじゃ」》その神域内の中心となる神社本宮。→末社摂社

この会社また、この神社当社


本社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/23 07:39 UTC 版)

本社(ほんしゃ、英語: Head office)は、企業の複数ある事業所のうち、最も経営上の業務が集中している、経営上の中心となる事業所のことであるが、必ずしも明確な定義があるわけではなく、実際には当該企業が「本社」と称しているものが本社であるというほかない。「主たる営業所」を意味する商法上の「本店」とは必ずしも一致しない。

概要

本社には、社長室や総務人事経理などの管理部門、会社の経営方針を立案する部署、営業を企画・管理する部門などがあり、その会社の中枢の役目を果たす。メーカー(製造業)では主力工場と併設になっていることもある(例:トヨタ自動車シチズン時計など)。

通常は本社と商法上の「本店」は同一であり、また、本店は商業登記の登記事項であることから、商業登記上の本店とも同一であるはずであるが、会社によっては「本社」と称する営業所が登記上の本店と異なることもある(例:日産自動車中外製薬ユニ・チャーム富士通KDDI阪急電鉄京阪電気鉄道など)。これらは、

場合などに見られる。こういった会社の場合、一般的に国税は登記上の本店の所在地を管轄する税務署(大規模な会社は国税局)が徴収・監督する。また、会社の組織に関する訴えは、登記上の本店の所在地を管轄する地方裁判所の専属管轄となる。

大企業においては、東京本社や大阪本社など、複数の本社を置き、本社機能を分散している場合がある(例:伊藤忠商事川崎重工業日本取引所グループ)。また、大阪名古屋などの他都市に本社(登記上の本店)があっても、「東京本部」「東京営業部」「東京本社」といった東京の拠点が実質上の本社になっている企業もある(例:大阪市に本店を置く阪和興業、名古屋市に本店を置くゲオホールディングスなど)。

所在地に関しては、好立地のオフィスビルを本社とする企業が多い一方、自社の作業施設に本社を併設する企業もある(ユニー王将フードサービスなど)。

その他

グループ企業の中心となる会社という意味で、持株会社の商号の一部として用いられることもある(例:大和証券グループ本社)。

神社において、分社または摂社・末社の対義語として用いられる。古くは「ほんじゃ」と読んだ[1]本宮とも。

会社や神社が、自社のことを指すときに使う代名詞として「本社」を用いる場合がある[1]。「当社」「弊社」などともいう。

脚注


本社(権現堂)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 00:09 UTC 版)

高尾山薬王院」の記事における「本社(権現堂)」の解説

本尊飯縄権現 薬王院中心となる本社で、飯縄権現祀る社殿神社)である。現在の社殿1729年享保14年)に本殿建立され1753年宝暦3年)に幣殿拝殿建立された。のち1805年文化2年)・1965年昭和40年)・1998年平成10年)に大改修行なっている。江戸時代後期代表的な神社建築1952年昭和27年)に東京都指定有形文化財指定されている。入母屋造本殿拝殿幣殿繋いだ権現造である。社殿全体華麗極彩色装飾なされていることが特徴である。社殿前方には鳥居があり、神社であることが分かる寺院中にある神社という形態神仏分離以前神社の姿の一つ典型例といえるだろう。本尊飯縄大権現立像異形の仏として有名。

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本社(東京都新宿区西新宿3-20-1地図)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 06:38 UTC 版)

ロッテ」の記事における「本社(東京都新宿区西新宿3-20-1地図)」の解説

以前新宿区百人町新宿工場)に位置した

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本社(神戸情報文化ビル)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 05:48 UTC 版)

ラジオ関西」の記事における「本社(神戸情報文化ビル)」の解説

スタジオは7階に701 - 7044つと、1階にスタジオサルパ(別名101スタジオ)がある。

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本社(山麓)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 07:14 UTC 版)

彌彦神社」の記事における「本社(山麓)」の解説

社殿明治45年1912年)に焼失し大正5年1916年)に現在地移って再建された。拝殿背後弥彦山を仰ぐ。 本殿 - 三間社流造幣殿 拝殿 万葉

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本社(口之宮)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 00:40 UTC 版)

石鎚神社」の記事における「本社(口之宮)」の解説

大鳥居1994年平成6年6月23日建立 二の鳥居 神門外側大天狗像・小天狗像が、内側には武者姿像。2006年平成18年4月4日竣工。 三の鳥居本殿上がる石段下にあり、ここから石段真ん中の手すりは元の頂上への鉄鎖使われている。 本殿祭神石鎚大神1967年昭和42年4月竣工2015年平成27年改修。元のこの地には本殿本社蔵大権現があったが1872年明治5年)に焼失していた。 祖霊殿祭神石鎚山開山の祖役行者別当寺時代前神寺横峰寺主管者、明治の神仏分離以降の祀宮、社司社掌宮司をはじめ神社職員先達物故者神霊祭日4月6日春季大祭並びに合祀祭10月6日秋季大祭並びに合祀祭毎月15日命日祭。元の前神寺のときは石鈇山社で石鈇山大権現祀っていた。 石鎚山への登山口鳥居祖霊殿の向って左にあり、昔はここから石鎚山へ向っていた。 御神水所 旧頂上祠:2016年平成28年6月25日竣工石鎚山頂上磐座の祠を移転された。 摂社綜合摂社(6社併設):その社名祭神は、秋葉神社で火之加具土神大山祇神社大山祇神、伊雑社で皇大神荒神社天照大御神荒魂、河内八幡神社誉田別命開拓社で三右ヱ門命である。祭日3月15日天皇社祭神素盞嗚命祭日旧暦6月13日厳島社祭神市杵島姫命田心姫命湍津姫命祭日6月17日三倍神社祭神素戔嗚尊相殿言代主神伊藤八郎平霊。慶長年間土佐国より石鎚山西条市中奥大字今宮勧請産土神として崇敬されていたが過疎のため1983年昭和58年10月9日石鎚神社境内遷座した。祭日10月10日方違社:祭神歳徳神祭日1月3日大石社:祭神猿田彦命祭日10月10日摂社綜合摂社天皇社厳島社三倍神社方違社、大石社) 祓所祭神祓戸大神 元の禊場神変大菩薩石像鎮座 禊場滝行ができる。更衣室完備神札授与所および参集殿本殿前にあり、巫女常駐している。2015年新築齋館 社務所2005年平成17年2月14日竣工会館1981年昭和56年4月16日竣工神苑 句碑歌碑五島茂神の山伊豫高嶺にのぼる日に 燧の灘の波光りあ里」五島美代子天雲分けのぼる影もうつるかと たぎつ山水うつふして見つ」、「ちゝにむかふ厳しさして船の上いしづち山の朝すがたみる 」、松尾芭蕉花咲きて七日みる麓哉」が文学にある。「石鎚神のみ霊を拝み申す 役行者の法そしのばむ」が神変大菩薩石像の右にある。 石槌山常夜燈中山川河口近く東岸にあり。明治24年の銘。その横に「古んぴらさんへ 十九里」天保十四年の石碑地図 宿泊:なし。駐車場境内下、神門前、国道脇にいずれも無料であり。

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