きょうつう‐ご【共通語】
共通語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 09:10 UTC 版)
共通語(きょうつうご)とは、ある地域や集団の違いを超えて共通に用いられる言語。標準語と共通語は同義の用語として言い換えられることが多いが、「標準語」が『standard language』の訳語であるのに対し、「共通語」は『common language』の訳語であり、原義的には、異なった言語間のコミュニケーションに使われる第三の言語のことを指す[1]。
- ^ a b c d e f g 岡本雅享「言語不通の列島から単一言語発言への軌跡」 - 福岡県立大学人間社会学部紀要 第17巻 第2号 2021年7月13日閲覧。
- ^ 横井俊夫「言葉をデザインする」 - japio year book2012 2021年7月13日閲覧。
- ^ a b c 『標準語の成立事情』真田信治、PHP研究所、1987年
- ^ 梅中伸介 (2005年10月6日). “そもそも日本語の『共通語』ってどうやってできたの?”. R25. リクルート. 2013年7月22日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2008年5月28日閲覧。
- ^ a b c 金田功 『日本語学大辞典』東京堂、2018年、220頁。
- ^ a b 『日本語学』 37巻5号、明治書院、2018年、6-22頁。
共通語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 14:07 UTC 版)
中国の歴代王朝においては、古くから政治的に共通語が設けられていたと考えられている。周代が使っていた共通語は「雅言」と呼ばれていて、漢代にも受け継がれてあるいは「通語」と称されている、「通」は共通語とし、広く通用する意味。 官話と呼ばれるのは、17世紀、華南に渡来した宣教師が、土着の言語のほかに官署で話されている公用語があることに気付き、これを官僚(マンダリン Mandarin)の言語と呼んだことに由来する。当時、規範となったのは南京の音に基づく南京官話であった。清代は北京が首都であったため、官話の中心は徐々に北京音を基にした北京官話へと移っていった。清代の官話政策は、雍正期に提議され、福建省には「正音書院」と呼ばれる官話の音を学ぶ書院が設けられ、広東省には民間の粤秀書院などを支援して官話教育を担わせた。教科書として『正音摂要』『正音咀華』などがつくられている。 辛亥革命による中華民国成立と前後して、官話は国語と改められた。国語運動・白話文運動がおこり、北京語音を標準とすることが定められるなど、現代標準中国語の規範が整っていった。中華人民共和国は、北京語音、北方方言=官話方言の語彙、現代白話文の文法を標準とする「普通話」を共通語とし、その普及を図る政策を進めている。
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共通語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/14 23:18 UTC 版)
地域や民族により言語が異なることは少なくないが、バブ・イリス語が共通語として使われている。
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共通語(コモン)
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共通語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 23:50 UTC 版)
ヒューマンたちが使用する言語。学習することで巴や澪を始め亜人にも使える者が存在する。ただし、ヒューマンの場合は生誕後に神殿に詣でるうちに話せるようになる。このことを聞いた真からは「語学じゃない」と言われた。当然ながら話せるようになる際の個人差も「女神の贔屓」によるもの。
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「共通語」の例文・使い方・用例・文例
- 共通語として英語を用いる
- 世界共通語
- 今、英語は世界共通語の役割を果たしている。
- 英語は今や世界のいくつかの国の共通語になっています。
- ペルーの共通語は何ですか。
- 異なる言語の話し手が使う共通語
- コイネーは、アレクサンダー大王の帝国の共通語であり、ローマ時代に地中海東岸の地域中で広く話された古代ギリシャ語の方言である
- セネガルからチャドにサハラ以南の領域で共通語として西アフリカで使用されるフラーニの言語の家族
- エスペラントという,世界の共通語として使われることを目的とする人工語
- 世界共通語として人工的に作られた言語
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