コイネーとは? わかりやすく解説

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コイネー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/19 15:19 UTC 版)

コイネー古代ギリシア語: Κοινὴ Ἑλληνική コイネー・ヘッレーニケー、ギリシア語: Ελληνιστική Κοινή エリニスティチ・チニ)は、アレクサンドロス大王帝国とその後継であるヘレニズム諸国で公用語として使用されたギリシア語。コイネーは「共通の」という意味で、古代ギリシア語アッティカ方言およびイオニア方言を基盤としており、現代ギリシア語の基礎となった。なお、文脈によっては(社会的、地域的その他の)方言が他の方言と影響を及ぼしあうなどして成立し、より広い範囲で通用するようになったことば全般を指すこともある[1][2]。後者の意味でのコイネーについては、コイネー言語も参照。


  1. ^ 田原憲和「ルクセンブルク語コイネーと正書法:都市における共通語創出とその広がり」『都市文化研究』第11号、大阪市立大学大学院文学研究科 : 都市文化研究センター、2009年3月、 2-13頁、 doi:10.24544/ocu.20171213-132ISSN 13483293NAID 1200060069472022年2月22日閲覧。
  2. ^ 阿部新「日本語小笠原諸島方言のコイネー(Koine)の可能性 : 老年層の動詞・形容詞」『言語・地域文化研究』第6巻、東京外国語大学、2000年3月、 1-14頁、 ISSN 13419587NAID 1200014510822022年2月22日閲覧。
  3. ^ W.Bauer,A Greek-English Lexion
  4. ^ グレシャム・メイチェン『新約聖書ギリシャ語原典入門』3-6ページ


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コイネー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 03:43 UTC 版)

ギリシア語」の記事における「コイネー」の解説

様々な古代ギリシア語方言と、古典期アッティカ方言アテナイの方言)の融合体初の共通ギリシア語方言であり、東地中海近東全域通商語となった。コイネーはまず、マケドニア軍アレクサンドロス大王征服地にその足跡を辿ることができる。ヘレニズム時代各地に植民都市建設されたのちは、エジプトからインド周辺にまで到る地域話されるようになった共和政ローマによるギリシア征服後は、ローマ市内ではラテン語ギリシア語ダイグロシア二言併存)が定着しローマ領域全体で第一言語または第二言語地位獲得したしかしながら中世になると西ヨーロッパでは廃れていった。キリスト教起源明かできるのもコイネーである。使徒伝道が、ギリシアギリシア語圏で行われていたからであり、このときに用いられたコイネーは、『新約聖書原典にも使用されことから新約聖書ギリシア語呼ばれるほか、アレクサンドリア方言や後古典ギリシア語としても知られる

※この「コイネー」の解説は、「ギリシア語」の解説の一部です。
「コイネー」を含む「ギリシア語」の記事については、「ギリシア語」の概要を参照ください。

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