せい‐ふ【政府】
政府(せいふ)
議会から首相が選び出されると、首相はまず自分の好みで国務大臣を選ぶ。国務大臣は全員で20人以内だ。国務大臣は、具体的には大蔵大臣とか文部大臣とかのことだ。そして内閣が組織される。
内閣は、ふつうには政府と呼ばれている。これは、行政府の長という意味だ。この政府が、国全体の政治にあたる。具体的には、法律を執行したり、外交を行ったりする。
政府は、大事なことを決める場合は閣議という会議を開く。これは政府としての最高意思決定機関だ。この閣議には首相だけでなく、すべての大臣が参加する。ここで法律案や、予算その他の議案を話し合う。
政府としてどうするか意見がまとまると、内閣は決まったことを国会に報告する。このさい、首相が、内閣を代表して国会に発表する。たとえば、内閣の法律案がまとまると、首相が内閣を代表して、国会に政府案を提出する。
(2000.10.14掲載)
政府
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政府(せいふ、英: Government、独: Regierung [1])とは、国家における統治機構の総称である。日本においては内閣および内閣の統轄する官僚から構成される執行機関を指す[2]。広義では、議会や裁判所などの各統治機関すべてを含める[3]。
注釈
- ^ ただし、大陸法の源流ともいうべきドイツが英米法への移行を企図したように、戦後の日本国憲法も英米法を指向したもので、警察制度や司法制度に特徴づけられる。このように地方の自治権を尊重する英米法を採用している。また、国家の下位に置かれる統治機構を指す「地方政府」という呼び名も、そういった地方自治を尊重する英米法を背景に派生したとされる[1]。
- ^ 類似の事例の一つに、「香港での選挙を巡る2014年~2015年の出来事」もある。香港での選挙の候補者が、そもそも誰しもが立候補することができず、北京の中華人民共和国政府の承認した者しか候補者になれないようにされてしまい、香港の学生たちがこのような非民主的な圧力に抗議し、民主的な選挙を要求して座り込みを行った出来事である。この場合、選挙が形式的に行われたとしても、実態としては特定の勢力に支配されてしまっており「民主的」とは言えない事例の一つである。
出典
- ^ a b c d 内田 1994, pp. 567–568.
- ^ デジタル大辞泉「政府」
- ^ a b c d 小松進.
- ^ 広辞苑第六版「政府」
- ^ a b 日本国語大辞典第二版編集委員会 2001, pp. 1246–1247.
- ^ a b 新村 2018, p. 1616.
- ^ The Encyclopædia Britannica: A Dictionary of Arts, Sciences, Literature and General Information. Encyclopædia Britannica Company. (1911)
- ^ 諸橋 1967, p. 488.
- ^ Lewellen, Ted C. Political Anthropology: An Introduction Third Edition. Praeger Publishers; 3rd edition (30 November 2003)
- ^ Comparative politics : interests, identities, and institutions in a changing global order, Jeffrey Kopstein, Mark Lichbach (eds.), 2nd ed, Cambridge University Press, 2005, ISBN 0521708400, p. 4
- ^ Leo P. Ribuffo, "20 Suggestions for Studying the Right now that Studying the Right is Trendy," Historically Speaking Jan 2011 v.12#1 pp 2–6, quote on p. 6
- ^ Kari Frederickson, The Dixiecrat Revolt and the End of the Solid South, 1932–1968, p. 12, "...conservative southern Democrats viewed warily the potential of New Deal programs to threaten the region's economic dependence on cheap labor while stirring the democratic ambitions of the disfranchised and undermining white supremacy.", The University of North Carolina Press, 2000, ISBN 978-0-8078-4910-1
- ^ "Plutocrats – The Rise of the New Global Super-Rich and the Fall of Everyone Else" Chrystia Freeland is Global Editor-at-Large at Reuters news agency, following years of service at the Financial Times both in New York and London. She was the deputy editor of Canada's Globe and Mail and has reported for the Financial Times, Economist, and Washington Post. She lives in New York City.
- ^ 「現代政治学 第4版」p180 加茂利男・大西仁・石田徹・伊東恭彦著 有斐閣 2012年3月20日第4版第1刷
- ^ 「比較政治学」p198-201 粕谷祐子 ミネルヴァ書房 2014年9月30日初版第1刷
- ^ 「代議制民主主義」p142-143 待鳥聡史 中公新書 2015年11月25日発行
- ^ 「政治学・行政学の基礎知識 第3版」p96-97 堀江湛編 一藝社 2014年9月30日第3版1刷
- ^ 大和総研 『最新版 入門の入門 経済のしくみ-見る・読む・わかる』 日本実業出版社・第4版、2002年、134-135頁。
- ^ a b 伊藤元重 『はじめての経済学〈下〉』 日本経済新聞出版社〈日経文庫〉、2004年、33頁。
- ^ 伊藤元重 『はじめての経済学〈下〉』 日本経済新聞出版社〈日経文庫〉、2004年、33-34頁。
- ^ オピニオン 政治経済 国の借金は減っている アベノミクスに増税は必要ない教育×WASEDA ONLINE 2014年12月22日
- ^ 岩田規久男 『経済学的思考のすすめ』 筑摩書房、2011年、178-179頁。
- ^ “あの日の公文書 | 国立公文書館ニュース Vol.13”. 国立公文書館. 2019年4月23日閲覧。
- ^ “知っていましたか? 近代日本のこんな歴史”. 国立公文書館アジア歴史資料センター. 2019年4月23日閲覧。
- ^ 「国際法 第5版」p85-87 松井芳郎・佐分晴夫・坂元茂樹・小畑郁・松田竹男・田中則夫・岡田泉・薬師寺公夫著 有斐閣 2007年3月20日第5版第1刷発行
政府(ガミラス)
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「宇宙戦艦ヤマト2199の登場人物」の記事における「政府(ガミラス)」の解説
レドフ・ヒス 声 - 秋元羊介 / デザイン - 結城信輝 / 登場作品 - 『2199』『追憶の航海』『2202』『ヤマトという時代』『2205』 副総統。54歳相当。 『2199』第6話から登場。禿げ頭と充血した目が特徴の男性。軍事面以外を統括する閣僚で、表向きは帝国No.2の人物だが、実権はほとんどゼーリックやギムレーに掌握されている上、総統への卑屈な態度ゆえに部下からは蔑まれており、「お飾りの副総統」と貶されている。ただし政治的手腕、特に内政面の手腕は本物で、拡大政策を続ける帝国の国家運営を行政面から支えている人物と設定されている。 旧作では軍人だったが、本作では内務省出身の文官へ変更されている。また、旧作ではヤマトとの和平をデスラーに進言して射殺されたが、本作では薮同様に最後まで死亡しなかったキャラクターの一人となっている。 『2205』では2話と3話に登場、一人でも多くのガミラス臣民を救うべく、崩壊するガミラス星に踏みとどまって退避の指揮を執り続けた結果脱出の機会を失い、旧総統府諸共マグマに飲み込まれ死亡した。 ヴェルテ・タラン 声 - 青山穣 / デザイン - 結城信輝 / 登場作品 - 『2199』『追憶の航海』『2202』『ヤマトという時代』 軍需国防相。ガデル・タランの兄。42歳相当。 『2199』第8話から登場。軍需省と国防総省のふたつの組織の長官を兼任している優秀なテクノクラートであり、デスラーの信任も厚く、思慮深い哲学的な文官肌の人物。ディッツと並び現実的な思考の持ち主で、親衛隊による恐怖政治が日常茶飯事となっている帝都の現状を嘆いている。 旧シリーズにおけるタランは『さらば』以前と『ヤマト2』以降でデザインが変更されているが、本作ではその両方が兄弟として登場する。ヴェルテは変更前のデザインをベースにしており、旧シリーズのタランの役目を引き継ぎ、最後までデスラーに付き従う。 ミーゼラ・セレステラ 声 - 茅原実里 / デザイン - 結城信輝 / 登場作品 - 『2199』『追憶の航海』 宣伝情報相。ジレル人。 『2199』第6話から登場。淡青灰色の肌、尖った耳、切れ長の目、そしてオールバックのショートヘアの女性。ガミラスではたった2人しかいないジレルの生き残りの1人で、脆弱ではあるがジレル人特有の精神感応波を放つ能力を持つ。非ガミラス人でありながらデスラーの側近を務めており、情報機関を統轄し、各方面軍の戦況をデスラーへ報告するほか、政府の政策を国民に宣伝し、世論統一に辣腕をふるっている。 幼少期に非ガミラス人という理由だけで同郷のリンケとともに収容所に収監されていたところをデスラー自らの手で救われたことから、彼を自らの生きる証とし、絶対の忠誠心を誓っている。その出自から、「ジレルの魔女」と渾名され、ガミラス人の多くからあまり快く思われていないが、当のセレステラも、忠誠心はあくまでもデスラー個人に対するものであり、他の閣僚はおろかガミラスそのものにも全く執着を見せていない。また、「自ら手を汚して共栄圏を築く」デスラーへの忠誠心はあるが、「動かずに試すだけ」なイスカンダル人のことはむしろ嫌っており、特にスターシャに対しては嫉妬にも似た感情を抱いている。 ガミラス本星戦でデスラーに捨てられてしまい、デスラー政権崩壊後、ガミラスに居場所を失って出奔し、ヤマトに救助されるが、デスラーの死を信じられずに項垂れる。しかし、デウスーラII世との白兵戦中、デスラーの生存を知り、狂喜して彼の下へ駆けつけるが、突然の精神感応波を受けたデスラーから咄嗟に銃撃される。失意のままに彼への想いを述べながら自殺を図るが、直前に女衛士に銃殺される。 漫画版ではリンケと同性愛的な関係にあり、私的には「ミーゼ姉様」、「ネル」と呼び合っている。 小説版では大きな変更はないが、亜空間ゲート内での戦闘ではデスラーに撃たれた際に絶命しており、雪がかばう対象がセレステラから古代に替わっている。 マルド・ヴォッテル 声 - 石上裕一 / デザイン - 結城信輝(原案)、山岡信一(クリンナップ) / 登場作品 - 『2199』『追憶の航海』『2202』『ヤマトという時代』 総統府官房長。大将。 『2199』第8話から登場。紺色の髪の男性。制服は薄い緑色地に黒の対点線。 デスラー政権の政治的メッセンジャーを務める。立場上、閣議やドメルの叙勲式・追悼式にも参加しているため、閣僚の中では比較的出番が多い。第22話の閣議では、サレザー星系外縁まで到達したヤマトが、「惑星を破壊しうる兵器」(波動砲)を有していることに懸念を示している。 『2202』では、第15話における回想シーンで登場。 バノム・ベッシュ デザイン - 結城信輝(原案)、山岡信一(クリンナップ) / 登場作品 - 『2199』『追憶の航海』『2202』『ヤマトという時代』 内務相。 『2199』第8話から登場。カールした特徴的なモミアゲを持つ男性。制服はオレンジ地に黒の対点線。 『2202』では、第15話における回想シーンで登場。 ローグ・モラム 声 - 矢野正明 / デザイン - 出渕裕(原案)、山岡信一(クリンナップ) / 登場作品 - 『2199』『追憶の航海』『2202』『ヤマトという時代』『2205』 法務相。 『2199』第8話から登場。細い目と刈り上げた髪が特徴の男性。制服はオリーブ色地に黒の対点線。 『2202』では、デスラー体制派に属している。 ゲラン・モーレン デザイン - 結城信輝(原案)、山岡信一(クリンナップ) / 登場作品 - 『2199』『追憶の航海』『2205』 国民管理相。 『2199』第8・22話に登場。非常に細面の男性。制服は明るいクリーム色地に黒の対点線。 ヒドレ・ザルメ デザイン - 出渕裕(原案)、山岡信一(クリンナップ) / 登場作品 - 『2199』『追憶の航海』『2202』 支配統治相。 『2199』第8話から登場。顎鬚を生やした強面の男性。小マゼラン大管区を始めとする各大管区を管理する立場である。制服は黄色地に黒の対点線。 『2202』では、デスラー体制派に属している。 トール・トード 声 - 藤沼建人 / デザイン - 結城信輝(原案)、山岡信一(クリンナップ) / 登場作品 - 『2199』『追憶の航海』『2202』 労働相。 『2199』第8話から登場。小さい目が特徴の男性。制服は黄色地に黒の対点線。 『2202』では、デスラー体制派に属している。 メドム・ナーキン デザイン - 結城信輝(原案)、山岡信一(クリンナップ) / 登場作品 - 『2199』『2202』『ヤマトという時代』 財務相。 『2199』第8話から登場。細い顎が特徴の男性。制服はオレンジ地に黒の対点線。 『2202』では、デスラー体制派に属している。 ドラム・ボシュレム 声 - 吉開清人 / デザイン - 結城信輝(原案)、山岡信一(クリンナップ) / 登場作品 - 『2199』『追憶の航海』『2202』『ヤマトという時代』 国防次官。 『2199』第8話から登場。ヴェルテ・タランの国防総省における部下である肥満体型の男性。制服は灰緑色地に黒の対点線。 『2199』第22話の閣議では、第二バレラスにいるヴェルテ・タランに代わって出席している。 『2202』では、第15話における回想シーンで登場。 ドーテム・ゲルヒン 声 - 中村浩太郎 / デザイン - 山岡信一 / 登場作品 - 『2199』 旧下品なガミラス武将。食料資源省・食料生産管理局長。 『2199』第8話に登場。肥えた体躯で禿頭とちょび髭が特徴。制服は茶色地に黒の対点線。ガミラス帝国建国祭の総統パーティーへの出席を初めて許されたが、生来の酒癖の悪さが仇となり、ヤマトを自ら罠にはめておきながら「健闘を祈る」とするデスラーのジョークに対し、酔ってつまらない駄洒落でツッコミを入れたため、デスラーにより床下へ落とされて処刑される。 なお、「ドーテム・ゲルヒン」という名前は、デザイナーの山岡信一がお遊びで入れた「ゲヒン将軍」から発展したものである。 ゼニス・ダッハ デザイン - 出渕裕(原案)、山岡信一(クリンナップ) / 登場作品 - 『2199』『追憶の航海』『2205』 帝国銀行総裁。 『2199』第8・22話に登場。顎まで届くモミアゲが特徴の男性。制服はクリーム色地に黒の対点線。
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政府
出典:『Wiktionary』 (2021/06/12 13:48 UTC 版)
名詞
発音(?)
- せ↘ーふ
関連語
翻訳
- アフリカーンス語: regering
- アラビア語: حكومة (ħukú:ma) 女性
- ブルトン語: gouarnamant 男性, gouarnamantoù 複数
- ブルガリア語: правителство (pravitelstvo) 中性
- ボスニア語: vlada 女性
- カタルーニャ語: govern 男性
- チェコ語: vláda 女性
- デンマーク語: regering 通性
- ドイツ語: Regierung 女性
- ギリシア語: κυβέρνησις (kivérnisis) 女性
- 英語: government
- フィンランド語: hallitus, hallinto, valtiojohto
- フランス語: gouvernement 男性
- スコットランド・ゲール語: riaghaltas
- アイルランド語: rialtas
- ヘブライ語: ממשלה (memshalá) 女性
- クロアチア語: vlada 女性
- アルメニア語: կառավարություն (karravarutyun)
- イド語: guberno
- インドネシア語: pemerintah
- イタリア語: governo 男性
- キクユ語: thirikari (ki)
- ラテン語: administratio, gubernatio 女性
- ラトヴィア語: valdība 女性
- リトアニア語: valdžia (lt) 女性
- マラヤーラム語: സര്ക്കാര് (sarkkaaru)
- マルタ語: gvern
- オランダ語: regering
- ポーランド語: rząd 男性
- ポルトガル語: governo 男性
- ロシア語: правительство (pravítel’stvo) 中性
- スロヴェニア語: vlada 女性
- スペイン語: gobierno 男性
- セルビア語: влада 女性
- スワヒリ語: serikali (sw)
- スウェーデン語: regering
- テルグ語: ప్రభుత్వం (prabhutvaM)
「政府」の例文・使い方・用例・文例
- 政府に抗議を申し入れる
- 政府は住宅不足の問題に取り組んでいる
- 公害問題の政府顧問
- 政府は経済活動を滞らせないための政策を実行した
- 政府の農業政策
- 政府は学校にもっと資金を配分すべきだ
- 政府は新しい経済政策を発表した
- 政府の援助で
- きょうの新聞はこぞって政府の新政策を攻撃した
- その博覧会は政府の後援で開催された
- 政府は自国でのテロ行為を許すわけにはいかない
- 政府は国家予算収支の均衡をはかり損ねた
- 世論調査は政府の信用度の指標だ
- 政府はこれらの規則を他のヨーロッパ諸国のものと一致させなければならないだろう
- 政府は革命で倒された
- 政府はその計画に多くのボランティアを参加させた
- 来年度の政府予算
- 2つの政党が政府に反対して連合した
- 政府は減税すると確約をした
- 政府と妥協する
政府と同じ種類の言葉
「政府」に関係したコラム
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株365の銘柄を構成しているのは、日本、イギリス、ドイツ、中国の各国の主要株式です。そのため、各国の発表する経済指標には敏感に反応して値動きをします。例えば、その国にとってよい経済指標が発表されれば株...
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世界のプラチナ(白金)の年間採掘量は200トン前後です。金の年間採掘産量が4000トンなので、プラチナは金の約20分の1の量しか採掘されていません。下の図は、プラチナの生産量をグラフに表したものです。
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