象徴君主制
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- ^ 下條芳明, 「象徴君主制憲法史としての二十世紀 : 日本とスウェーデンとの比較考察」『九州産業大学商經論叢』 47巻 1号 p.1-21
- ^ 『憲法小辞典』(有斐閣、1978年、p367)
- ^ a b 下條芳明、「スウェーデン憲法における象徴君主制 -「情報権的君主制」の形成と構造-」『法政論叢』 2018年 54巻 2号 p.43- , doi:10.20816/jalps.54.2_43, 日本法政学会
- ^ 下條芳明『象徴君主制憲法の20世紀的展開 - 日本とスウェーデンとの比較研究』(東信堂、2005年)
- ^ 金子勝『日本国憲法の原理と国家改造構想』(勁草書房、1994年)p420
- 1 象徴君主制とは
- 2 象徴君主制の概要
- 3 概要
- 4 関連項目
象徴君主制
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詳細は「象徴君主制」を参照 立憲君主制のひとつではあるが、君主の政治的権限を排除した場合には、国家元首の役割は象徴的なものに限定される。こうした事例に対しては、象徴君主制という新たな区分で説明されることがある。 スウェーデンの国王は、首相の任命や議会の招集・解散の権限を形式的にも失っており、国家元首と行政府を完全に分離している。そのため、世界で最も象徴的な立憲君主制とされており、これを象徴君主制の典型とみなす説がある。 イギリスの国王(女王)もこれに分類されることがある。イギリスの国王は形式的には強力な権限を持っているが、実際にはそれを行使しないのが通例となっているからである。 日本の天皇もこれに分類されることがある。日本国憲法第4条に「天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない」と規定されているからである(象徴天皇制)。
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