自由主義とは?

自由主義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/02 17:07 UTC 版)

自由主義(じゆうしゅぎ、: liberalismリベラリズム)とは、国家や集団や権威などによる統制に対し、個人などが自由に判断し決定する事が可能であり自己決定権を持つとする思想・体制・傾向などを指す用語[1]




注釈

  1. ^ アダム・スミスは、見えざる手は著書において1度しか使用しておらず特に重要視もしていなかったという主張がある一方で、個人の経済的自由の追求は社会の福利厚生に貢献するとの記述は何度も展開されるとの反論が存在する。
  2. ^ ロールズの第1原理では、各個人は、他者の自由と両立しうる限り、基本的な自由を平等に享受するとしている。
  3. ^ なお、政府ではなくローカル共同体などの中間集団による再分配と相互扶助を主張する思想としてアナキズムがある。
  4. ^ この労働の果実としてのロック的な所有権は実際の歴史では特に不動産の場合においては稀であった。
  5. ^ 価値多元論をきわめて強く解釈したジョン・グレイは、固定化できない「自由」という論争的概念の追求は、多様な自我や差異の存在と真っ向から対立するものであるとして、自由主義はイデオロギー化できないという考え方を示している。ことにロールズの自由主義契約論は「社会的基本財」、すなわち自由の追求を前提に据えた議論であり、それゆえにロールズが示す「無知のヴェール」を纏った「閉じた社会」に対して、自由を是とする「開かれた社会」の優位性を前提とするこの議論の進化論的性格を、グレイは論理的に破綻していると結論している(ジョン・グレイ,2001,『自由主義論』,ミネルヴァ書房)。

出典

  1. ^ 自由主義 - 日本大百科全書(ニッポニカ)
  2. ^ 神田外語大学「語源のたのしみ」第38回2004年1月 石井米雄[1]
  3. ^ Liberarism - ブリタニカ百科事典
  4. ^ Rothbard, The Libertarian Heritage: The American Revolution and Classical Liberalism.
  5. ^ Puddington, p. 142. "After a dozen years of centre-left Liberal Party rule, the Conservative Party emerged from the 2006 parliamentary elections with a plurality and established a fragile minority government."
  6. ^ Grigsby, pp. 106–07. [Talking about the Democratic Party] "Its liberalism is for the most part the later version of liberalism – modern liberalism."
  7. ^ Arnold, p. 3. "Modern liberalism occupies the left-of-center in the traditional political spectrum and is represented by the Democratic Party in the United States."
  8. ^ ブリタニカ百科事典「個人主義の権利や自由を強調し、政府の権力の制限を求める政治的・経済的な主義 (Political and economic doctrine that emphasizes the rights and freedoms of the individual and the need to limit the powers of government.)」
  9. ^ リベラリズムの多義性 川崎修「思想」 2004年 第9号
  10. ^ 「15テーマを「政治哲学」で徹底解明--民主党の主要政策/日本の問題/世界の問題 (混迷する現代社会を生きるビジネスパーソンのための 実践的「哲学」入門)」、『週刊東洋経済』第6278号、東洋経済新報社、2010年8月14日、 41-49頁、 NAID 40017218756
  11. ^ リベラリズムの多義性 「思想」 2004年 第9号
  12. ^ 平野仁彦ほか (2002)「法哲学」有斐閣
  13. ^ Keynes, John M. (1926) The End of Laissez-Faire.



自由主義

出典:『Wiktionary』 (2010/07/24 23:35 UTC 版)

名詞

(自由 主義じゆうしゅぎ)

  1. 個人国家などから不当干渉は受けない存在あるべきだという考え方
  2. 政府などの公権力からの干渉、特に経済分野に関するものについて、不当であるか否かかかわらずできる限り制限し、一方でその結果責任個人に負わせるべきとする政治信条

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