グローバリゼーションとは? わかりやすく解説

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グローバリゼーション【globalization】

読み方:ぐろーばりぜーしょん

国家などの境界越えて広がり一体化していくこと。特に、経済活動やものの考え方など世界的規模広げること。グローバライゼーション

コンピューターソフトウエアなどにおける国際化グローバル化G11N


グローバリゼーション

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

グローバリゼーション

【英】:Globalization

モノサービス資本情報、人、文化など、経済活動をはじめとする人間の様々な営みが国家の枠組みを超え地球規模拡大することをいう。交通・通信手段発達によって可能になった。グローバリゼーションの波は過去3回あるとされ、1回目18701914年には世界中で1人当たりの所得急上昇し2回目195080年には先進国経済統合進んだ3回目に当たる現在のグローバリゼーションは1980年ごろからとされ、途上国世界経済への統合進みつつある。こうした中、統合成功した途上国では経済・社会的な成長見られる一方潮流に取残された途上国では20億人もの人々経済縮小貧困拡大の中で暮らすなど、途上国で格差が広がっている。グローバリゼーションの影響経済的側面だけに限らない世界中に張り巡らされインターネット網・テレビ映像から伝えられる外国情報やそれに付随した価値観自国伝統的な文化社会的制度変容加速させ、また大量高速輸送網に支えられ頻繁な人の移動感染症急速な拡大容易にする2002年中国最初の感染確認されたSARS重症急性呼吸器症候群)は、北京香港からの人の移動によって瞬く間に世界感染広がり、グローバリゼーション時代象徴する公衆衛生学上の新たな課題として世界中から大きな注目集めた。(小堀栄子

参考URL世界銀行ホームページ http://www1.worldbank.org/economicpolicy/globaliza...

グローバリゼーション globalization


グローバリゼーション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/11 05:44 UTC 版)

グローバリゼーション英語: globalization)とは、社会的あるいは経済的な関連が、旧来の国家や地域などの境界を越えて、地球規模に拡大してさまざまな変化を引き起こす現象である[1][2]グローバライゼーショングローバル化世界化地球規模化などともいう。他動詞にする場合にはグローバライズする(英語: globalize)という。


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「グローバリゼーション」の続きの解説一覧

グローバリゼーション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 14:42 UTC 版)

ペーター・スローターダイク」の記事における「グローバリゼーション」の解説

スローターダイクによればグローバル化現象に対する一般的な捉え方には「距離的制限克服」という人類史的な視野欠けているという。ここで古代ギリシャにおける天文学発展を「第一の波」、15世紀における航海術進展を「第二の波」としたとき、スローターダイクグローバル化を「第三の波」と位置づけ、その帰結違い次のように説明する。すなわち、第二の波世界統一的に捉える見方生み出したが、第三の波はむしろ(反グローバリズム保護貿易主義とでも言うべき偏狭な自国優先主義生み出しているという。 スローターダイク哲学的観点から思い描くグローバル化歴史は、Die letzte Kugel最後の球体)という副題2005年発表された Im Weltinnenraum des Kapitals(資本内部空間)で論じられている。

※この「グローバリゼーション」の解説は、「ペーター・スローターダイク」の解説の一部です。
「グローバリゼーション」を含む「ペーター・スローターダイク」の記事については、「ペーター・スローターダイク」の概要を参照ください。


グローバリゼーション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 23:41 UTC 版)

経済的不平等」の記事における「グローバリゼーション」の解説

グローバル資本主義#格差の拡大」も参照 自由貿易により、経済的不平等スケールグローバルかドメスティックなものに拡散する豊かな国が貧しい国と貿易を行うと、市場作用結果として豊かな国の単純労働者賃金下落し貧しい国の単純労働者賃金上昇するポール・クルーグマン自由貿易アメリカ不平等に与えた影響分析したところ、貧しい国との貿易拡大生産手段分散起こったことで、単純労働職はどんどん貿易能化となったが、技術的イノベーションなどの理由で米国不平等に対して影響マイナーなものであったとしている。他の専門家ともこれと見解同じくしておりLawrence Katz貿易影響は、収入不平等5-15%増加させたに過ぎない分析している。しかしいくらかの経済学者はこの因果関係反論しており、特にRobert Lawrenceは、技術的イノベーション自動化によって、豊かな国の単純労働者機械置き換えつつあるため、もはや豊かな国では単純労働製造工員は、貧しい国との競争によって多く必要としない主張している。

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「グローバリゼーション」を含む「経済的不平等」の記事については、「経済的不平等」の概要を参照ください。

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グローバリゼーション

出典:『Wiktionary』 (2021/06/15 14:33 UTC 版)

語源

英語 globalization から。

異表記・別形

名詞

グローバリゼーション

  1. 地球規模化。経済文化などの影響力支配力が、地球規模拡大すること。

発音(?)

ぐ↗ろーばりぜ↘ーしょん

翻訳


「グローバリゼーション」の例文・使い方・用例・文例

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