ペルシア語とは? わかりやすく解説

ペルシア‐ご【ペルシア語】

読み方:ぺるしあご

インド‐ヨーロッパ語族イラン語派属する言語。イラン中心に、アフガニスタン・タジキスタンなどで話されている。近代ペルシア語は楔形(くさびがた)文字による碑文残した古代ペルシア語流れをくむが、文字語彙の上アラビア語影響強く受けている


ペルシア語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/24 00:50 UTC 版)

ペルシア語(ペルシアご、ペルシア語: فارسی[fɒːɾˈsiː] ( 音声ファイル))は、イランを中心とする中東地域で話される言語ペルシャ語ファールシー語パールシー語پارسی‌)ともいう。


注釈

  1. ^ 以下の区分は日本では「古代」「中世」「近世」という名称が学界でも広く使われているが、歴史学における「中世」「近世」とはかなり時代がずれるため、非常に問題がある。そのため、本来は「古期ペルシア語」「中期ペルシア語」「新期ペルシア語」とすべきである。(たとえば伊藤義教は『ゾロアスター教論集』平河出版社 ISBN 4892033154、などでは「古期」「中期」「新期」という用語も併用していたが、学界の主流にはならなかった。)なお、英語では"Old Persian", "Middle Persian", "New Persian"と呼ぶことになっている。("Ancient Persian", "Medieval Persian", "Modern Persian"ではない。)

出典

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  41. ^ 『暮らしが分かるアジア読本:イラン』 上岡弘二編 河出書房新社 1999年9月24日 p271 ISBN 4309724671
  42. ^ 『暮らしが分かるアジア読本:イラン』 上岡弘二編 河出書房新社 1999年9月24日 pp. 267-268 ISBN 4309724671
  43. ^ 『暮らしが分かるアジア読本:イラン』 上岡弘二編 河出書房新社 1999年9月24日 pp. 269-270 ISBN 4309724671
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「ペルシア語」の続きの解説一覧

ペルシア語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/06 06:44 UTC 版)

リングワ・フランカ」の記事における「ペルシア語」の解説

ペルシア語(ファールシー語、Fārsī)は、サーサーン朝滅亡後に一旦は衰退したが、サーマーン朝873年-999年)において行政言語文学歴史・哲学などの学術用語として使用され以降ガズナ朝955年-1187年)、セルジューク朝1038年-1306年)、イルハン朝1258年-1353年)、ティムール朝1370年-1507年)、サファヴィー朝1507年-1736年)、ムガル帝国1526年-1858年)などの多くの国で公用語として使用され19世紀前半まで中央アジアインド亜大陸からメソポタミア小アジアにかけて広大なペルシア語圏が成立し、ペルシア語は重要な国際共通語であった

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ペルシア語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 04:41 UTC 版)

インシャ・アッラー」の記事における「ペルシア語」の解説

ペルシア語では、元のアラビア語ほとんど同じ「 ان‌شاءالله」であり、正式には「エン・シャー・アッラー」、 口語では「エシャーッラー」と発音される

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ペルシア語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 03:34 UTC 版)

In vino veritas」の記事における「ペルシア語」の解説

ペルシアでは、"مستی و راستی" 「酒の真実」という慣用句がある。

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ペルシア語

出典:『Wiktionary』 (2021/07/18 11:56 UTC 版)

言語コード
ISO639-1 fa
ISO639-2 fas
ISO639-3 fas
SIL {{{4}}}

名詞

ペルシア語(-ゴ 表記発音のゆれ ペルシャ語

  1. インド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派イラン語群分類されるイラン公用語アフガニスタン公用語一つであるダリー語に非常に近い。また、中央アジアタジキスタンでもペルシア語に近い言語用いられている。歴史的には、インドムガル朝でも、宮廷語として用いられていた。

訳語


「ペルシア語」の例文・使い方・用例・文例

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