バスク語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/19 10:26 UTC 版)
バスク語(バスクご、euskara)は、スペインとフランスにまたがるバスク地方を中心に分布する孤立した言語で、おもにバスク人によって話されている。スペインのバスク州全域とナバラ州の一部ではスペイン語とともに公用語とされている。2006年現在、約66万5800人の話者がバスク地方に居住し、すべてスペイン語またはフランス語とのバイリンガルである[1]。
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バスク語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 16:30 UTC 版)
詳細は「バスク語」を参照 バスク語(euskara)はバスク州と、ナバーラ州の北部の州のおよそ3分の1の広さの地域で、カスティーリャ語とともに公用語の地位にある。また、バスク語自体は6地域変種(方言)euskalkiakに分けられ、中央部に位置する地域変種群をもとに共通バスク語(euskera batúa)が制定された。 バスク州では、アラバ県のほぼ全域とビスカヤ県の西部地域ではバスク語が使われなくなって何世紀もたつのにもかかわらず、州全域でバスク語が公用語となっている。現在これらの非バスク語地域においても、州政府によって公立学校でのバスク語教育が推進されている。地域変種としては次のようなものがある:ビスカヤ県とアラバ県北部とギプスコア県西部で話されるビスカヤ方言(vizcaíno、bizkaiera);ギプスコア県の大部分の地域で話されるギプスコア方言(guipuzcoano、gipuzkera);ギプスコア県最東部で話されている高ナバーラ方言(alto-navarro、goi-nafarrera)。バスク自治州政府(Gobierno Vasco、Eusko Jaurlaritza)の2001年のデータによれば、バスク語は16歳以上人口の11.8%のものが家庭内での主要な言語として用い、5.2%のものが両言語を同じように家庭内で用いている。残りのおよそ83.0%のものは、家庭内でカスティーリャ語のみをもっぱら用いる。 ナバーラ州においては、バスク語は州北西地域にある自治体によって構成されている通称バスク語地域(zona vascófona、正式にはpredominio lingüístico oficial)と呼ばれるエリアにおいて、カスティーリャ語とともに公用語の地位にある。そこで話される言語は高ナバーラ方言(ナバーラ方言)に分類される。このバスク語地域の南部から東部に隣接して広がる地域は、そこの自治体によって混合地域(zona mixta)が形成され、それらの自治体ではバスク語の使用について便宜が図られている。そして残りの州の南半分の地域は非バスク語(no vascófona)地域で、そこは歴史的には、中世にロマンス語の一つであるナバーラ・アラゴン語が話され、後にはカスティーリャ語が話されるようになった地域である。2001年のナバーラ統計局のデータによると、ナバーラ州全体では、住民の7.0%がバスク語を、88.9%がカスティーリャ語を、そして2.1%が両言語を母語としている。バスク州政府の家庭内でのバスク語の使用状況についてのデータによると、ナバーラ州の住民の4.8%が家庭内でバスク語を使用し、1.5%がバスク語とカスティーリャ語を同じように使用し、93.7%がもっぱらカスティーリャ語のみを使用している。 まとめると、バスク語はおよそ270,000人(0.67%)のスペイン国民によって、家庭内での主要言語となっており、120,000人(0.28%)のスペイン国民がバスク語とカスティーリャ語を家庭内で同じように使用している。
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バスク語
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アキタニア語の*/l/が母音間においてはじき音へと変わっている。これは例えばラテン語からの借用語で見られる。
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バスク語
出典:『Wiktionary』 (2021/06/20 04:13 UTC 版)
言語コード | |
---|---|
ISO639-1 | eu |
ISO639-2 | baq (B) eus (T) |
ISO639-3 | eus |
SIL | {{{4}}} |
名詞
- スペインとフランスの国境地帯のバスク地方に住むバスク人によって話されている言語。バスク州の公用語にも指定されている。系統は不明であり、周囲のインド・ヨーロッパ語族にも属さない。文法的特徴として、能格をもつ。
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