インドヨーロッパ‐ごぞく【インドヨーロッパ語族】
インド・ヨーロッパ語族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/02 01:52 UTC 版)
インド・ヨーロッパ語族(インド・ヨーロッパごぞく)は、インドからヨーロッパにかけた地域に由来する語族である[1][2][3]。
注釈
- ^ この語族に属しないヨーロッパの言語に、スペイン・バスク地方のバスク語。フィンランド語やハンガリー語などウラル語族のフィン・ウゴル語派に属する言語、ジョージア語などのコーカサス諸語などがある[4]。
- ^ イギリスでは、ジェームズ・ミルによる『英領インド史』によってインドや広くアジアの文化を文化と認めない、改良の対象である野蛮とする見方が方向づけられた。功利主義と結びついた見方は植民地経営に都合が良く、ジョーンズのような知印派は評価されなかったという背景が指摘されている[12]。
- ^ ヤングは新造語との断りを記していないという[3]。また、これがイギリス以外に広まるのに20年ほどかかり、1836年にフランス語訳indo-européenが現れる[18]。
- ^ 後者については、タマズ・ガムクレリッゼとヴャチェスラフ・イヴァノフが1973年の著作で印欧祖語にライオンやヒョウの語彙が含まれると主張している[30]。
- ^ 比較言語学において、語の前のアステリスク*はそれが再建または推定された語形であることを意味する。アンソニー上, p.29、宇賀治2000, p.4. ポズナー1982, p.50など
- ^ A.Lehmanは、前アナトリア語が分岐したのちに印欧祖語に起こった変化を2001年の論文において10種類提示している[52]。
- ^ 伊藤は紀元前240年から紀元前81年までの文語ラテン語を「古代ラテン語」としている[59]。
- ^ 論者によって俗ラテン語の定義が異なるが、いずれにせよ一定の輪郭を持つことがポズナー二章で論じられている。
- ^ ポーランドは10世紀後半のピャスト朝で西方教会キリスト教を受容していて影響が及ばなかった。クロアチアはハンガリーの支配下におかれたため西方教会キリスト教に従い影響が及ばなかった[105]。
- ^ ただし、キエフ・ルーシにおいては11世紀初頭の時点で古代教会スラヴ語と現地スラヴ語との混交が起こっており、古代ロシア文語と見なされるという[106]。
- ^ ブルガリア語とマケドニア語は格変化を失っている[110]。
- ^ ブルガリア語には伝聞法があり、トルコ語に由来するとされる[113]。
- ^ ロシア語は現在時制完了体を用いない[114]。スロヴェニア語を除く南語群とブルガリア語がアオリストを残す[115]。
- ^ 「多神教信仰者(ヴェーダの宗教)の地」をカーフィルスタンと呼んだが、イスラーム受容に伴い差別的な意味となった。現在ではヌーリスターン語派と呼ぶ。
- ^ 独特な字形から中性ペルシア文字やアラム文字の影響などの推測がなされた。現在では、ギリシアの影響を隠すために意図的な創作がなされたものだと考えられている[119]。
- ^ 生物の性を区別するあり方としては、Աքաղաղ雄鶏/Հաւ雌鶏, Եղբայր兄弟/քոյր姉妹など単語から異なっている例、動物の名詞に雌や女を表すէգやմատակを添加する例(առիւծ:ライオン、էգ առիւծ または մատակ առիւծ:雌ライオン など)、人間の属性を表す語に女性形語尾 -ուհի をつける例(Երգիչ:歌手、Երգչուհի:女性歌手)がある。[125]。
出典
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- 1 インド・ヨーロッパ語族とは
- 2 インド・ヨーロッパ語族の概要
- 3 印欧語族の歴史
- 4 語派
- 5 系統の試み
- 6 他の語族との関係
- 7 外部リンク
インド・ヨーロッパ語族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 09:41 UTC 版)
特にゲルマン語派に属する言語(ドイツ語、オランダ語など)は母音の長短を弁別する言語が多い。 ただし、英語やアイスランド語では、歴史的には長母音と短母音が対応していたものの、長母音の発音が変化したこと(大母音推移など)により、音声学上の長短の対応関係は崩壊している。 古代ギリシア語、ラテン語でも母音の長短を弁別するが、ラテン語の子孫であるフランス語やスペイン語などロマンス諸語は母音の長短の区別を失っている。同様に現代ギリシャ語も長短の区別はない。アクセントなどの関係で長母音が現れることはあるが、これはあくまでも異音であり、意味の弁別に関与しない。 スラヴ語派は、チェコ語やスロバキア語など一部を除き、母音の長短を区別しない言語が多い。 バルト語派(ラトビア語やリトアニア語など)では区別される。
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インド・ヨーロッパ語族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 14:09 UTC 版)
インド・ヨーロッパ語族ではあまり畳語を使わず、現在のヨーロッパ言語ではほぼ俗語的表現に限られる。英語などのオノマトペアには母音を変えた「アプラウト的畳語」(Zigzag、Flip-flop、Cling-clangなど)が多い。 上記とは別に、古代のラテン語、古代ギリシア語やゴート語などでは、動詞の完了相を表現するために動詞語根の最初の子音に母音eを加えた音節を語頭に添えることがある。これを特に古典語の文法用語では畳音(じょうおん)と呼ぶ。ギリシア語の動詞の完了相では畳音は規則的に出現する。畳音はまた、ごく一部の動詞で現在形に現れることがある。 ラテン語 現在形tango「私は触れる」、完了形tetigi「私は触れた」 ギリシア語 現在形κλείω (kleiō)「私は閉める」、完了形 κέκλεικα (kekleika)「私は閉めた」:
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インド・ヨーロッパ語族
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インド・ヨーロッパ語族に属する言語では、動詞の活用や名詞の数・格などによる変化は、一般に語尾の変化によって行われるが、この中には母音が変化するものもある。 そのほか、語幹の母音が変化する現象も多く見られる。これはウムラウト(Umlaut)とアプラウト(Ablaut)に分けられる。現代ではドイツ語などにみられるが、英語にも例が多いのでそれらを例に示す。 ウムラウト: mouse→mice、foot→feet など不規則名詞の複数形。 アプラウト: sink→sank, sunk sit→sat(またsetも同語源) など不規則(強変化)動詞の活用。 歴史的にはウムラウトは語尾にあったiの影響で母音が変化した(同化)と考えられ、アプラウトはインド・ヨーロッパ祖語にまで遡る古い現象と考えられる。 ウムラウトのことを母音変異とも呼び、アプラウトという用語で他の言語も含め母音交替一般を指すこともある。
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インド・ヨーロッパ語族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 20:06 UTC 版)
「アフリカの言語」の記事における「インド・ヨーロッパ語族」の解説
アフリカーンス語は、アフリカのほとんどのクレオール言語の語彙の基盤となった言語 (en:Lexifier) と同様インド・ヨーロッパ語族に属し、アフリカで発展したインド・ヨーロッパ語族の言語として知られている唯一のものである。 植民地時代以来、アフリカーンス語、英語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語のようなインド・ヨーロッパ語族の言語は多くの国で公用語の地位を持ち、一般にはリングワ・フランカとして広く用いられている。 ドイツ語はかつてアフリカでのドイツの植民地において、1800年代後半から第一次世界大戦でイギリスとフランスがドイツを引き継ぎドイツ語を公用語から外すまで広く[要出典]用いられていた。ただしナミビアでは今でもおもに白人によってドイツ語が話されており、1990年代に公用語ではなくなったものの、代わりに国語として認められている。グジャラート語などのインド系の言語はもっぱら南アジアからの移住者によってのみ用いられている。歴史を遡れば、アフリカ大陸のあちこちで他のインド・ヨーロッパ語族の言語を見つけることができる。エジプトにおける古代ペルシア語やコイネー、北アフリカにおけるラテン語やヴァンダル語(英語版)、アフリカの角におけるペルシア語などである。
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インド・ヨーロッパ語族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 14:54 UTC 版)
「農耕/言語拡散仮説」の記事における「インド・ヨーロッパ語族」の解説
アナトリア仮説では、印欧祖語の話者が新石器時代を通じてアナトリアに住んでおり、印欧語族の拡散は紀元前7-6千年紀の新石器革命と関連しているとする。印欧語族は新石器革命にともなって紀元前7000年頃より小アジアからヨーロッパに拡散し、それは平和裏に先住民族と混合しながら起こったものと主張する。ゆえに、新石器時代のヨーロッパのほとんどの住民は印欧語を話しており、のちに起こった移住によって別の印欧語に属す言語に置き換えられたとしている。しかし、学問的には、もう一つの仮説であるクルガン仮説を支持する結果が出ている。
※この「インド・ヨーロッパ語族」の解説は、「農耕/言語拡散仮説」の解説の一部です。
「インド・ヨーロッパ語族」を含む「農耕/言語拡散仮説」の記事については、「農耕/言語拡散仮説」の概要を参照ください。
インド・ヨーロッパ語族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 07:22 UTC 版)
ラテン語の linquo (残す)に対して liqui (残した)のように、現在語幹に接中辞 -n- があらわれる動詞がある。
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インドヨーロッパ語族
出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 08:09 UTC 版)
名詞
インド・ヨーロッパ語族(インド・ヨーロッパ ごぞく)
翻訳
- イタリア語: indoeuropeo
- 英語: Indo-European
- ドイツ語: indogermanische Sprachen(Indogermanische), indoeuropäischen Sprachen(Indoeuropäischen)
- スペイン語: indoeuropea
- フランス語: indo-européen
- ポルトガル語: indo-europeu
- ロシア語: индоевропейские
関連語
インド・ヨーロッパ語族
「インド=ヨーロッパ語族」の例文・使い方・用例・文例
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