呼格とは? わかりやすく解説

こ‐かく【呼格】

読み方:こかく

vocative caseインド‐ヨーロッパ語にある格の一。呼びかけ用いる形。ギリシャ文法ラテン文法由来する用語で、多く場合主格同形をとる。


呼格

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 14:02 UTC 版)

呼格(こかく、: vocative [case]: [casus] vocativus)は、名詞形容詞の一つで、呼びかけに使われる。チェコ語では5格と呼ばれる場合がある。




「呼格」の続きの解説一覧

呼格

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:43 UTC 版)

古代ギリシア語の格変化」の記事における「呼格」の解説

呼格は相手への呼びかけ用いられる呼びかけ:ὦ ἄνδρες ᾿Αθηναῖοι、「おお、アテネ人々よ!」。

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呼格

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 18:24 UTC 版)

ラテン語の文法」の記事における「呼格」の解説

呼格は人への呼びかけを表す。 iubēsne mē, rēx, foedus ferīre? 「王よ、貴方は和平を結ぶよう私に命じますか?」

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呼格

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 18:27 UTC 版)

ラテン語の格変化」の記事における「呼格」の解説

呼格は人や物への呼びかけ用いる。英語では語形変化せずにイントネーション変化句読点による区切り表現される。 "Mary, are you going to the store?" (メアリーお店に行くところですか?) "Mary!"(メアリーよ!) 呼格は名詞主格同形になるケースがほとんどだが、例外もある。例えば、第2格変化男性名詞単数形では、語尾の-usと-iusそれぞれ-eと-īに変化するBrutusブルータス)はBruteブルータスよ!)、Vergiliusヴェルギリウス)はVergilī(ヴェルギリウスよ!)となる。 ただし、命令法動詞とともに用いられる場合には-usと-iusのままとすることも可能である。 "Venī huc, Brutus"(ここに来いブルータス!) "Dīc nōbīs fabulam, Virgilius"(私たち物語語ってくれ、ヴェルギリウス!)。 最後にギリシャ語由来する第1格変化男性名Aenēās(アエネアス)はAenēā(アエネアスよ!)となる。 複数形では呼格は必ず主格同形になる。 この記事では、単数複数ともに、主格と呼格が同形となることを前提とし、異な場合逐一説明付加する

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呼格

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 06:54 UTC 版)

アイルランド語の格変化」の記事における「呼格」の解説

呼格は直接的な呼びかけ用いられ、常に不変化詞 a を伴う(会話においては、しばしば、特に母音の前でこの不変化詞省略される)。第一変化名詞においてのみ、主格異なる。 Cá bhfuil tú, a mhic? "Where are you, son?" A Sheáin, tar anseo! "Seán, come here!"

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呼格

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/26 14:17 UTC 版)

ソマリ語の文法」の記事における「呼格」の解説

呼格も声調変化または接尾辞 "-ow"(男性単数)"-ohow"(男性複数)"-eey" "-aay" "-ooy"(女性単数)"-yahay"(女性複数)によって示される

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呼格

出典:『Wiktionary』 (2021/09/29 07:42 UTC 版)

発音

名詞

(こかく)

  1. (文法) 主に印欧語における一つで、呼びかけのときに用いる。多く主格一致
    例(ラテン語

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