スラブ‐ごは【スラブ語派】
スラヴ語派
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スラヴ語派(スラヴごは)とは、インド・ヨーロッパ語族バルト・スラヴ語派の一派で、スラヴ系諸民族が話す言語の総称。
- ^ Mayer, Harvey E. "The Origin of Pre-Baltic." Lituanica. 37.4 (1991) 57-64.
- ^ Kapović (2008, p. 94 "Kako rekosmo, nije sigurno je li uopće bilo prabaltijskoga jezika. Čini se da su dvije posvjedočene, preživjele grane baltijskoga, istočna i zapadna, različite jedna od druge izvorno kao i svaka posebno od praslavenskoga".)
- ^ [1]
- ^ Hellquist, Elof (1922). "pråm". Svensk etymologisk ordbok (スウェーデン語). Project Runebergより。
- ^ Hellquist, Elof (1922). "torg". Svensk etymologisk ordbok (スウェーデン語). Project Runebergより。
- ^ Hellquist, Elof (1922). "tolk". Svensk etymologisk ordbok (スウェーデン語). Project Runebergより。
- 1 スラヴ語派とは
- 2 スラヴ語派の概要
- 3 分類
- 4 近隣言語への影響
- 5 関連項目
スラヴ語派
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「インド・ヨーロッパ語族」の記事における「スラヴ語派」の解説
「スラヴ語派」も参照 東スラヴ語群 - ロシア語、ベラルーシ語、ウクライナ語、ルシン語、古東スラヴ語†、古ノヴゴロド語† 南スラヴ語群 - 古代教会スラヴ語†、スロヴェニア語、セルボ・クロアチア語(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語、モンテネグロ語)、ブルガリア語、マケドニア語など 西スラヴ語群 - ポーランド語、チェコ語、スロヴァキア語、ポラーブ語†、カシューブ語、上ソルブ語、下ソルブ語など スラヴ語は、西スラヴ語群、南スラヴ語群、東スラヴ語群の3つに分類されている。9世紀半ばまでにはスラヴ人の居住地域は西、東、南の3つに分かれていた。印欧祖語から分離し、古代教会スラヴ語が成立するまでのスラヴ語を共通スラヴ語と呼ぶ。共通スラヴ語時代のスラヴの知識人は文語としてギリシア語やラテン語、古フランク語を使っていたと考えられている。9世紀後半に西スラヴのモラヴィア王国では、東フランク王国の影響力から脱するためビザンツ帝国に要請してメトディオスとキュリロスの兄弟が教主として派遣された。キュリロスがスラヴ語典礼に使う文字体系としてグラゴル文字を考案し、スラヴ語の文語である古代教会スラヴ語が成立した。モラヴィア国内での兄弟の事業は難航したが、弟子たちが第一次ブルガリア帝国で活動することでスラヴ語典礼の伝統は保たれ、グラゴル文字の体型にギリシア文字を導入することでキリル文字が成立した。古代教会スラヴ語はポーランドとクロアチアを除くスラヴ語圏全体に拡散した後、それぞれの隣接した地域の言語から影響を受けるなどして多様性を増し、研究者たちは1100年ごろを古代教会スラヴ語が共通性を失った時期の目安としている。 10世紀末から11世紀には東西南の差異がルーシ人、スラヴ人、ブルガリア人の言葉の違いとして認識されていた。東西南の内部でも支配体制による分断があり、12世紀ごろからそれぞれの地域内でも別個の言語として独立して認識されるようになった。 共通して男性、女性、中性の区別と、7つか6つの格がある。男性単数に生物と無生物の区別があり、西語群では人を表す男性名詞複数形「男性人間形」が17世紀頃に成立した。スロヴェニア語とソルブ語が双数を残し、他の言語では複数に合流したが、2を表す数詞に名残がある。動詞には直説法、命令法、仮定法があり、直接法の中に現在、過去、未来の3つの時制と完了体と不完了体の2つのアスペクトの組み合わせがある。先に述べたように西方教会とラテン語典礼が、東方教会とスラヴ典礼が結びついた歴史がある。この結果として西語群ではラテンアルファベットが、東語群ではキリル文字が、南語群ではキリル文字とラテンアルファベットが用いられている。ラテンアルファベットを用いる南語群では、ガイ式ラテン・アルファベットやその変種が用いられる。
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スラヴ語派
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チェコ語、スロヴァキア語、スロヴェニア語などのアホイ ahoj は、出会いの挨拶である。日本語の「やあ」「おーい!」「ねえ」「よう!」などの意味で、英語の hi にあたるくだけた表現である。語源は英語の ahoy である。
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