ケルト語派とは? わかりやすく解説

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ケルト‐ごは【ケルト語派】

読み方:けるとごは

インド‐ヨーロッパ語族一語派。アイルランド語ウェールズ語などがこれに属する。


ケルト語派

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/04 21:37 UTC 版)

ケルト語派(ケルトごは)は、インド・ヨーロッパ語族の語派の一つ。ケントゥム語に属す。元々ヨーロッパに広く栄えていたケルト人によって話されていたが、ローマ人ゲルマン人に追われ、現在はアイルランドイギリスフランスの一部地区に残る少数言語となっている。イタリック語派とはいくつかの共通点があり、また、語彙の点でゲルマン語派との一致も見られる。


  1. ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Celtic”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History. http://glottolog.org/resource/languoid/id/celt1248 


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ケルト語派

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 23:28 UTC 版)

インド・ヨーロッパ語族」の記事における「ケルト語派」の解説

「ケルト語派」も参照 ケントゥム語群イタリック語派類似点が多い。前1000年代には中部ヨーロッパ広く分布していたが、現在はブリターニュ地方アイルランド島ブリテン島ウェールズ地方スコットランド地方などのみである。近年マン島語コーンウォール語復活している他、スコットランドゲール語スコットランド公文書使用されるようになっているゲール諸語 - ケルト祖語の[kw]をそのまま保っている諸語このためQケルト語とも呼ばれるアイルランド語 マン島語マンクス語マン島ゲール語とも) スコットランド・ゲール語など ブリソン諸語 - [kw]が合体して[p]に変わった諸語このためPケルト語とも呼ばれるブルトン語 ウェールズ語 コーンウォール語ケルノウ語とも) 大陸ケルト諸語ガリア語ルシタニア語古代リグリア語

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ケルト語派

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 14:23 UTC 版)

ケルト諸語圏」の記事における「ケルト語派」の解説

これらの地域とそこに住む人々を指す「ケルティック・ネイションズCeltic nations)」という名称は、18世紀学者ジョージ・ブキャナン(英語版)やエドワード・ロイド英語版)の言語学研究より派生したロイド学芸員助手その後オックスフォードアシュモレアン博物館学芸員1691年-1709年)として、17世紀後半から18世紀初頭グレートブリテン島アイルランド島ブルターニュ広く旅した。彼はブルターニュコーンウォールウェールズ言語類似性注目し、これらをPケルト語またはブリソン諸語呼んだ。それらに対してアイルランドマン島スコットランド言語Qケルト語またはゴイデリック語と呼んだ。これら6つ島嶼ケルト語に関する調査まとめてブリテン考古学言語歴史』(Archaeologia Britannica)を1707年出版したこの中でロイドは、起源言語鉄器時代ガリア人古代ギリシャおよびローマ作家たちがケルト人呼んでいた)が話した大陸ケルト語の子孫であると結論づけた。ケルト語派としてこれら分野言語定義し、そこに住む人々やこれら言語を話す人々ケルト人とされたのは、このように実は、近世になってからである。このようなロイド見方には現代の研究からは科学的でなく、ケルト語派(Celtic)という用語と派生、及び分類については現在では見直し進んでいる。

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