アイルランド‐ご【アイルランド語】
アイルランド語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/28 00:48 UTC 版)
アイルランド語(アイルランドご、愛: Gaeilge [ˈɡeːlʲɟə]、英: Irish)は、インド・ヨーロッパ語族ケルト語派に属する言語である。現存するゲール語の一つであり、しばしばアイルランド・ゲール語やアイリッシュ・ゲール[2]、あるいは西ゲール語, 愛蘭土語、愛蘭語, 愛語とも呼ばれる。アイルランド共和国の第一公用語であり、2007年以降欧州連合の公用語の一つである[3]。
- ^ Gordon, R. G., Jr. 編 (2005) Ethnologue: Languages of the World, Fifteenth edition, "Gaelic, Irish". SIL International(2008年3月23日アクセス)
- ^ 英: Irish Gaelic
- ^ 駐日欧州委員会代表部 編 (2007) 『ヨーロッパ』通巻第248号、22頁
- ^ “国情報 > アイルランド”. Studybooking.com. 2018年4月11日閲覧。
- ^ ディクソン, R・M・W (2001) 『言語の興亡』 (ISBN 4-00-430737-6、ISBN 978-4-00-430737-2) 大角翠 訳、岩波書店〈岩波新書〉、152頁
- ^ ここでいう「軟音」は、スラヴ語学におけるそれとは用法が異なることに注意。音声の項を参照。
- 1 アイルランド語とは
- 2 アイルランド語の概要
- 3 現況
- 4 アイルランド語におけるアルファベット
- 5 文法
- 6 脚注
アイルランド語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 06:33 UTC 版)
現在の正書法では使用されない。弱化した子音を示すために、かつて ḃ, ċ, ḋ, ḟ, ġ, ṁ, ṗ, ṡ, ṫ が使われていた。
※この「アイルランド語」の解説は、「ドット符号」の解説の一部です。
「アイルランド語」を含む「ドット符号」の記事については、「ドット符号」の概要を参照ください。
アイルランド語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 07:39 UTC 版)
アイルランド語はEUの公用語の1つとなったのは2007年1月1日以降であるが、アイルランド語はアイルランドの第1公用語であり、北アイルランドでも少数言語となっている。1973年アイルランドはEECに加盟したが、それ以来EUの諸条約ではアイルランド語を公用語と同じように扱い、正式に条約において使用される言語として認証された。またEUの機関に対してもアイルランド語を使用することができるようになった。2005年6月13日、ルクセンブルクにおいて第2667回欧州連合理事会の総務・対外関係理事会における全会一致での決定を受けて、アイルランド語がEUの21番目の公用語とされることが発表された。ただし特例が規定され、他の公用語とは違ってすべての文書がアイルランド語に翻訳されないとされた 。しかしながらこの決定により欧州議会と欧州連合理事会で承認された法令はアイルランド語に翻訳され、またアイルランド語から翻訳された文書は欧州議会の総会や欧州連合理事会の会合において用いることができるようになった。なおこの規定は2007年1月1日より効力を発するようになった。アイルランド語をEUの公用語として翻訳や文書の発行にかかる費用は年350万ユーロ程度と見込まれている。この規定は発効から4年以内に見直され、その後も5年ごとに再検討される。 アイルランド語は加盟国内においてあまり使用されていないEUの公用語であり、2006年の統計調査ではアイルランドの人口は424万人であるが、多少の知識を持つ者は166万人であるが、完全な母語としているのは、僅か4万から8万人の間とみられている。また北アイルランドでは、アイルランド語の知識が多少あると自己申告した者は(2001年国勢調査時)16万5000人である。さらに小規模ではあるがアイルランド語を話すコミュニティが世界中にあり、最もコミュニティの規模が大きいアメリカでは25,000人がアイルランド語を話すことができる。
※この「アイルランド語」の解説は、「欧州連合の言語」の解説の一部です。
「アイルランド語」を含む「欧州連合の言語」の記事については、「欧州連合の言語」の概要を参照ください。
アイルランド語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 02:44 UTC 版)
「アキュート・アクセント」の記事における「アイルランド語」の解説
á, é, í, ó, ú は各母音の長音を表す。ただしすべての長母音にアキュート・アクセントがつくわけではない。
※この「アイルランド語」の解説は、「アキュート・アクセント」の解説の一部です。
「アイルランド語」を含む「アキュート・アクセント」の記事については、「アキュート・アクセント」の概要を参照ください。
アイルランド語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/25 01:18 UTC 版)
アイルランド語(コナハト方言)がこの村の主要言語となっており、コネマラ・ゲールタハトでも最大 アイルランド語使用地域となっている。だがしかし近年はゴールウェイからの西への通勤者や英語のテレビ番組、歌、映画などにより確実に侵食されてきており、特に若者の間では英語が支配的になっている。村内には二つのサマースクールがあり英語を話すアイルランド中の中学生がアイルランド語学習のために地元の家庭へホームステイして通う。キャラローはアイルランド語によるメディアの中心でもあり、国営のアイルランド語新聞、フォンシャFoinseはこの村に本社を置いている。また、アイルランド語のラジオ局ラジオー・ナ・ゲールタハタRaidió na Gaeltachtaは隣村のカスラCaslaに、アイルランド語によるテレビ局TG4はすこし東へ行ったバリナハウンBaile na hAbhannにある。教会の礼拝もアイルランド語のみで行なわれる。
※この「アイルランド語」の解説は、「キャラロー」の解説の一部です。
「アイルランド語」を含む「キャラロー」の記事については、「キャラロー」の概要を参照ください。
アイルランド語
出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 07:25 UTC 版)
言語コード | |
---|---|
ISO639-1 | ga |
ISO639-2 | gle |
ISO639-3 | gle |
SIL | - |
名詞
- アイルランド共和国の第一公用語で、インド・ヨーロッパ語族ケルト語派に属する言語。ゲール語の一種であり、スコットランド・ゲール語等と区別し、「アイルランド・ゲール語」・「アイリッシュ・ゲール(語)」と呼ばれるが、単に、ゲール語という場合はアイルランド語を指す場合が多い。主にアイルランド島西部に点在するゲールタハトという地域で話される。
翻訳
- ブルトン語: iwerzhoneg m
- カタルーニャ語: irlandès m, gaèlic irlandès m
- デンマーク語: irsk
- ドイツ語: Irisch n, Irisch-Gälisch n, Gälisch n
- ペルシア語: ایرلندی (Irlandi)
- エスペラント: irlanda lingvo
- 英語: Irish
- スペイン語: irlandés m
- フィンランド語: irlannin kieli
- フランス語: irlandais m, gaélique irlandais m
- アイルランド語: Gaeilge
- スコットランド・ゲール語: Gàidhlig na hÈireann
- マン島語: Yernish f
- イタリア語: Irlandese m, Gaelico m
- オランダ語: Iers 中性
- ポーランド語: irlandzki
- ルーマニア語: irlandeză f
- スウェーデン語: iriska
- ベトナム語: tiếng Ai Nhĩ Lan
- 中国語: 爱尔兰语(ài'ěrlányǔ)
固有名詞の分類
- アイルランド語のページへのリンク