第一次世界大戦とは? わかりやすく解説

だいいちじ‐せかいたいせん【第一次世界大戦】

読み方:だいいちじせかいたいせん

三国同盟(ドイツ・オーストリア・イタリア)と三国協商(イギリス・フランス・ロシア)との対立背景として起こった世界的規模戦争1914年6月サラエボ事件をきっかけに開戦同盟側にはトルコ・ブルガリアなどが、協商側に同盟脱退したイタリアのほかベルギー日本アメリカ中国など参加した4年余りにわたってヨーロッパ戦場中心に激戦続いたが、1918年11月ドイツの降伏によって終結翌年パリ講和会議ベルサイユ条約成立した欧州大戦第一次大戦WWⅠ(World War Ⅰ)。


【第一次世界大戦】(だいいちじせかいたいせん)

World War 1.
三国同盟(独・墺・伊)と三国協商(英・仏・露)を背景起こった人類史最初の世界規模大戦争

ビスマルク外交と世界政策

1870年代ヨーロッパ列強資本安全や市場資源確保のために帝国主義のもと、獲得した植民地政治的軍事的に支配するようになった

そして1880年代普仏戦争後にドイツ統一果たした宰相ビスマルクは、屈辱的敗北喫したフランスからの復讐恐れていた。
そこでフランス孤立させ、ロシア接近し友好を結ぶことを外交としていた。
しかし、ロシア小麦が国内に入ること反対する地主層軍部からの不満が高まった
またビスマルクは、社会政策皇帝ヴィルヘルム2世対立深め1890年総選挙敗北し辞職した
こうしてドイツ皇帝の下、資本主義急速な発展背景に、「世界政策」の名の下積極的な植民地市場の拡大進め世界植民地支配広げていたイギリス対抗し海軍の増強はかられ建艦競争)、ナショナリズム運動強まった
しかし、当時イギリス海軍世界最強で、ドイツイギリス対抗し得る海軍力備えられるまでの道のりあまりにも遠く、この建艦競争泥沼化することとなった

「同盟」対「協商」

1882年ビスマルク外交の下、フランス孤立目的ヨーロッパ各国との同盟外交の一環としてオーストリア・イタリアと「三国同盟」を締結した
そして1900年以降の「世界政策」はアフリカ大植民地を得ること、バルカン半島中近東など南東にドイツの勢力拡大するという2つの方向性行われた
後者はドイツ・オーストリア・バルカン半島同盟結んで経済的統一体作ること目指していた。
その象徴となったのがバグダード鉄道とそれによる「3B政策(3B=ベルリン(Berlin)・ビザンティウム(Byzantium)、現:イスタンブール・バグダード(Baghdad)。)」であった
同時に3C政策(3C=カイロ(Cairo)・ケープタウン(Capetown)・カルカッタ(Calcutta)現:コルカタ)。」を展開していたイギリスドイツ対抗して1904年フランスと「英仏協商」を結び、日露戦争後変化したアジア情勢対応し1907年に「露仏協商」を結んだ
そして1891年の「露仏同盟と合わせてドイツ包囲する三国協商」が成立した
こうして起きた協商同盟との対立は、国際的な緊張高めていった。

バルカン半島

オスマン帝国中東からアジアヨーロッパにまたがる巨大国家だった。
しかし度重なるロシアとの戦争衰退し1878年79年の「露土戦争」ではヨーロッパにおける領土半分以上を失うという大敗喫した

1908年オスマン立憲政治などの近代化目指す青年トルコ人革命」が起こると、革命直後混乱乗じオーストリア=ハンガリー帝国皇帝直轄二重帝国共通大蔵省を通じ施政権下にあったボスニアヘルツェゴビナ2州併合
これにセルビアならびにモンテネグロ猛反発し、英露協商締結後バルカン半島に再び目を転じたロシアオーストリアとの対立激化させた。
ロシアセルビア人などバルカンスラヴ系民族影響力拡大しようとする「パン・スラヴ主義」を展開する一方オーストリア背後にあったドイツゲルマン民族影響力拡大しようと「パン・ゲルマン主義」を展開し、その動き強めた

こうして1912年、ギリシャ・ブルガリア・モンテネグロ・セルビアのバルカン諸国オスマンとの間で「第1次バルカン戦争」が勃発
オスマン帝国敗北し領土を失う一方勝利したバルカン諸国獲得した領土配分をめぐり分裂
ブルガリア他のバルカン諸国との対立深め1913年に「第2次バルカン戦争」を引き起こした
この戦争で、バルカン諸国全てを敵にまわしたブルガリア孤立無援になり、敗北
領土縮小されブルガリアオスマンとともにドイツ・オーストリア接近した

こうして列強対立バルカン諸民族対立絡み合いバルカン半島緊張一気高まった

戦争勃発

このバルカン半島緊張状態のなか、大事件発生した
1914年6月オーストリア皇太子フェルディナンド皇太子夫妻南スラヴ統一目指すセルビア人青年によってサラエボ暗殺された。(サラエボ事件

1ヵ月後、皇太子暗殺されオーストリアセルビアに対し宣戦布告、さらに同盟結んでいたドイツ参戦、さらにセルビア助けてロシア・イギリス・フランスが連合してドイツに対し宣戦布告
そして日英同盟により、日本ドイツ宣戦布告した

こうしてバルカン半島での紛争1914年11月、「第一次世界大戦」という世界規模大戦争へと発展した

戦争緒戦

ドイツでは19世紀後期時点で、対ロシア・フランス侵攻作戦シュリー・フェン・プラン」が立案され、緒戦はその戦争計画踏襲して戦闘が行われた。

また戦争始まると、参戦国国内国家総動員令を発した
徴兵制採っていたドイツ成年男子ほぼ全員兵士として組織し志願制とっていイギリスでも、さかんに国民に対して軍隊参加呼びかけが行われた。

当時ヨーロッパは、40年以上も戦争から遠ざかっており、当時若者には戦争記憶はもはやなかった。
戦争続いて半年クリスマスまでには終わ」という見通し兵士から指導者にいたるまで共有されていた。
また当時はナポレオン戦争以来大砲による砲撃の下、騎兵歩兵突撃して即座に決着をつけるという戦法定着しており、騎兵による突撃伝統的かつ栄誉ある戦法として最も大切にされていた

しかし戦場登場したのは機関銃という意外な武器であった
西部戦線ではイギリスビッカース社、フランスホッチキス社が作り上げた機関銃ドイツ騎兵苦しめた

そして「マルヌ会戦」でドイツ英仏連合軍前進阻まれ、「シュリー・フェン・プラン」で計画していた対フランス戦早期終結望めなくなり長期化向かった

一方ロシア対峙する東部戦線ではドイツポーランド併合し必死の巻き返しを図るロシアに対し機関銃のため前進することができず、戦場こう着状態続いていた。

植民地の動員と社会の変化

戦争長引くにつれ、さらに多くの物資人員必要になった。
イギリスなど植民地帝国植民地からヨーロッパ動員開始した
また、兵士効率よく戦場に送るため、イギリスフランスから二階建てバスタクシー動員されフランス陸軍至ってはルノー製のタクシー600台を動員した

戦場で消耗する多くの軍需物資生産するため、各国軍需工場フル稼働し、労働時間長くするため夏時間制度作られたのもこのときである。
また、運転士土木作業など、これまで男性仕事であった分野にも女性進出するようになり、さらに軍隊において女性兵士登場するなど、女性の社会進出促された。

日本の参戦

ヨーロッパからはるか東方日本も、イギリス結んでいた「日英同盟」により連合国側として参戦した

1914年9月2日日本陸軍イギリス軍連合してドイツの権益地の山東省青島(チンタオ)に上陸
一方10月日本海軍南洋諸島ドイツ要塞次々に攻略していった

また、地中海におけるドイツ海軍通商破壊戦対応するため「第二特務艦隊」が編成され送り込まれた。

塹壕戦

開戦からわずか1ヶ月戦場で戦法大きく変わった
西部戦線ではマルヌ会戦のあと、独仏両軍機関銃から砲弾から身守って敵に近づくため、フランス北東部塹壕構築し突撃戦か持久戦移行した
両軍は敵の塹壕の裏回ろうとして新たな塹壕掘り、その塹壕の裏をかくためにまた新たな塹壕掘り…、という事繰り返した挙句、2ヵ月後にはフランス・スイス国境から北海にまで達す長大な塹壕線ができることになった

また雨が降ると、塹壕泥まみれになり、長期戦でその冷た泥水浸かっていた足が一種の凍傷水虫になる「塹壕足」という新たな症状兵士の間で蔓延した

1915年

当初クリスマスまでには終わる」と思われていた戦争は、解決の糸口見出せないまま2年目迎えた
そんな最中西部戦線では4月22日毒ガスドイツ軍によって初め実戦使用された。
この時ドイツ軍120tの塩素ガス使用し5000人の死傷者出した
この毒ガス兵器開発・運用携わった科学者中には後に原子爆弾の開発携わることになった者もいた。

また、ドイツ軍毒ガス兵器使用前2月イギリス向け商船に対してUボートによる「無制限潜水艦作戦」を開始した
この作戦途上5月7日イギリス豪華客船ルシタニア」がUボートによって撃沈された。
これにより乗客・乗員1,198名が死亡したが、この中128名ものアメリカ人観光客含まれていたことで、当時孤立主義」で中立の立場とっていアメリカ世論は反ドイツ傾き1917年アメリカ参戦のひとつ伏線となった
この事件第一次潜水艦作戦はわずか半年中止された。

5月23日イタリアオーストリア宣戦布告した
当時イタリア三国同盟によって名目上はドイツ・オーストリア同盟結んでいたが、いわゆる「未回収のイタリア」オーストリア領土問題抱え、仏伊通条約局外中立宣言していた。
しかしイギリス・フランス働きかけ大戦終結後「未回収のイタリア」返還約束したロンドン密約」に調印し三国同盟離脱
連合国としてオーストリア宣戦布告した

5月31日ドイツの飛行船ツェッペリン」がロンドン戦略爆撃行った

1916年

2月21日ドイツ軍戦況打開のために目標首都パリに続く街道にあるヴェルダン定めた。(ヴェルダンの戦い
ドイツ軍ヴェルダンフランス軍大量の損害を与えてフランス戦争継続できなくなるよう企図した。
ここには環状分派という形式要塞があり、その要塞中核となる都市や町の周囲多数堡塁めぐらせていた。

ドイツ軍火炎放射器やジホスゲンガスを用いて順調に作戦進めたが、次第消耗戦転じ両軍ともに師団クラス大部隊泥沼式に投入したため多大な損害を出した
また、ブルシーロフソンムでの攻勢始まると、ドイツ軍そちらに戦力回さなければならなくなったため、7月16日ドイツ軍攻撃中止しフィリップ・ペタン率いフランス軍ヴェルダン死守成功した

ヴェルダン要塞攻防のさなかの7月1日、フランス・ソンム河畔戦線で会戦が展開された。(ソンムの戦い
かつての攻勢計画フランス軍主体だったが、ヴェルダン要塞攻防莫大な人的損失出したため、イギリス軍主導権を握る形で戦闘開始された。
結果、イギリス・フランス・ドイツ各軍合せて100万人以上の多大な損失出し膠着状態になったが、ドイツ軍ヴェルダン攻略頓挫させることに成功しイギリス軍はこの戦闘において初め戦車マークⅠ)を投入した


海で主力艦隊同士決戦がおきた。
1916年5月デンマークユトランド沖でイギリス本国艦隊ドイツ大洋艦隊交戦。(ユトランド沖海戦
結果ドイツの戦術的勝利イギリスの戦略勝利終わったが、イギリス制海権揺るがず、ドイツ巻き返しを図るべく無差別潜水艦戦を再び決意
1917年2月ドイツ英仏周辺および地中海全域対象全船標的無警告攻撃無制限潜水艦作戦実施を宣言した。

ロシア革命

東部戦線では、3年もの間一進一退続いていたが、ロシア異変起きる。

ロシア当時工業生産力が低く開戦後わずかな期間で武器弾薬備蓄底をつきはじめたが、3年目になると兵士戦線放棄するほど事態深刻化
国家経済破綻し国民の間で不満が高まった
またドイツウラジーミル・レーニンなどの革命家帰国手伝ったために、ロシア革命起きた
1917年2月23日ペトログラード(現:サンクトペテルブルク)で労働者暴動起き、この暴動兵士合流
各地に評議会ソビエト)が作られ全国波及
結果皇帝ニコライ2世退位しロマノフ王朝滅亡
帝政崩壊後自由主義者ブルジョワ)とメンシェヴィキ社会革命党中心の「ソビエト」によって構成された「ロシア臨時政府」がつくられた。(ロシア二月革命

やがて社会革命党アレクサンドル・ケレンスキー臨時政府首相に就任し立憲政治戦争継続主張
しかし労働者農民の不満は強く次第ボリシェヴィキ勢力増大する
ボリシェヴィキ指導者レーニンロシア帰国し、「すべての権力ソビエトへ」と主張したいわゆる「四月テーゼ」を発表した

ボリシェヴィキかねがね暴力革命唱えており、10月24日影響下にあったペトログラードソビエト軍事革命委員会作らせその下にボリシェヴィキ軍隊赤衛隊作った
そしてペトログラード臨時政府施設占拠開始し25日臨時政府打倒宣言発表
26日には政府中枢の冬宮制圧され臨時政府メンバー逮捕された。(ロシア十月革命
結果国権はすべてボリシェヴィキ集中し1918年1月世界史初の社会主義国家であるプロレタリア独裁ソビエト政府成立させた。
革命波及恐れたアメリカ日本イギリスフランス革命干渉しシベリア出兵
一方でソビエト赤衛隊を基に労農赤軍設立し、これに対抗した

このような反革命包囲網の中、ソビエトレフ・トロツキー中心にドイツ和平交渉入り1918年3月に「ブレスト=リトフスク条約」を締結
ドイツ単独講和したロシア・ソビエト政府は、早々に戦争から離脱した

最後の戦い

ロシア革命東部戦線自然に消滅し負担軽くなったドイツ軍勢力一気西部戦線へ注ぐ。
しかし、ユトランド沖海戦後の「無制限潜水艦作戦」によって、1917年4月アメリカ参戦招いた
1918年3月ドイツ軍ソンム大攻勢をかけ、一時はパリに迫る勢いだったが、7月指揮系統再編した英仏連合軍と総兵力210アメリカ軍登場で、ドイツ軍西部戦線において一気劣勢になった。

戦争終結

1918年11月ドイツではキール軍港水兵反乱端を発し革命運動広がった
いわゆるドイツ革命である。
これによって皇帝ウィルヘルム2世退位しドイツ帝国消滅
11月9日新たにヴァイマル共和国」が成立した

また、同盟国先にブルガリア1918年9月29日に連合国との休戦協定署名しトルコ10月30日降伏
オーストリアハンガリー秋の帝国崩壊時点ですでに別々の休戦協定署名した
そして11月11日パリ郊外コンピエーニュの森置かれた2419D食堂車車内で、ドイツ連合国との休戦協定署名し同日中に軍事行動停止された。

講和

1919年1月18日パリ講和会議開かれアメリカ大統領ウッドロウ・ウィルソン提案したいわゆる「十四か条の平和原則」が講和原則とされたが、結局英仏などの戦勝国利害優先された。

ドイツではウィルヘルム2世オランダに亡命し皇帝一家をはじめとする王侯貴族追放された。

そして、パリ・ヴェルサイユ宮殿においてヴェルサイユ条約調印された。
この講和条約ドイツ軍備制限され上にドイツ歳入25にあたる多額の賠償金要求された。
また海外植民地のほか、アルザスロレーヌなどの多くの領土失った

こうしてつくられ戦後国際秩序を「ヴェルサイユ体制」とよぶ。

戦争がもたらしたもの

この戦争ヨーロッパにおける君主制消滅もたらしかつての世界秩序破壊された
またロシア革命きっかけとなり、20世紀社会主義世界を座巻する契機となった
また兵器として戦車飛行機機関銃そして毒ガスなどが使われ20世紀戦争システム作られた

一方で、これらによって引き起こされ凄惨な人的物的被害から、「戦争そのものを『非合法化』することで抑止しよう」という思想芽生え、「国際連盟」や「不戦条約」といった、国際協調によって戦争抑止する活動戦後起こることになった

しかしこの国際平和への努力むなしく大戦原因と結果をめぐる多くの戦後処理失敗世界恐慌による経済危機で、共産主義勢力を得、これに対抗しナチズム・ファシズムが台頭することになり、第二次世界大戦つながっていく


第一次世界大戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/26 19:46 UTC 版)

第一次世界大戦(だいいちじせかいたいせん、: World War I、略称:WWI)は、1914年7月28日から1918年11月11日にかけて、協商国と同盟国(中央同盟国)の間で戦われた世界規模の戦争である。


注釈

  1. ^ ただし日本語訳の通り、「第一次世界戦争」(First World War) ではなく「初の世界戦争」(first world war) という意味である。
  2. ^ Uボート (U-Boot) はドイツ語で「潜水艦」(Unterseeboot) の略語である。
  3. ^ 4月24日は後にアルメニア人虐殺記念日英語版として祝日となっている。
  4. ^ フランス軍参謀本部英語版は1914年10月以降、シャンティイを大本営としていた。
  5. ^ ドイツの安売り肉店。品質が下級であるが食用に適する肉を販売する。
  6. ^ 訳注:ドゥオモン要塞がヴェルダンの東北にあるため、要塞の東は既にドイツ軍に占領されている。ドゥオモン要塞の位置については画像:Fort Douaumont location map 300px.jpgの地図を参照。
  7. ^ 女性の農民がこのようなデモ行進に参加したのはロシアでは初めてのことで、この事件を記念して3月8日が国際女性デーになっている。

脚注

  1. ^ 第1次世界大戦とは”. コトバンク. 2022年12月7日閲覧。
  2. ^ 戦争による国別犠牲者数”. 人間自然科学研究所. 2022年12月7日閲覧。
  3. ^ 戦争による国別犠牲者数”. 人間自然科学研究所. 2022年12月7日閲覧。
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  7. ^ Willmott 2003, pp. 10–11.
  8. ^ a b c Willmott 2003, p. 15
  9. ^ 牧野雅彦, 2009 & 凡例。.
  10. ^ 大戦終結100年の2018年11月11日、ベルギーアールスコートに平和を祈るカリヨンが設けられた。これに組み込まれたは51個で、参戦国や戦争に巻き込まれた国・地域の数を表している。第1次大戦終結から100年/平和を願う ベルギー「平和の鐘」『東京新聞』夕刊2018年11月21日(7面)掲載の共同通信配信記事
  11. ^ もとより、第二次世界大戦が勃発する前も、当然ながら、「最初」の世界大戦 (First World War) という観念はあり(本文のエルンスト・ヘッケルの用例)、また、「次の世界大戦」の勃発することを想定し、「第一次世界大戦」という言い方をすることもあった(例:石丸藤太「共産ロシア抹殺論」、1938年、142頁、131頁)。
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第一次世界大戦(1914年-1918年)

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20世紀のフランス」の記事における「第一次世界大戦(1914年-1918年)」の解説

詳細は「フランス第三共和政」および「第一次世界大戦中銃後英語版)」を参照 フランス多くの知識人は、1871年普仏戦争後の敗戦屈辱領土失陥復讐ができる戦争歓迎した平和主義者社会党指導者ジャン・ジョレス戦争始めに暗殺された後、フランス社会主義運動は、反軍国主義立場禁止し国民戦争参加した。レヌ・ヴィヴィアニ(英語版首相連合ユニオン・サクレ神聖連合))呼び掛けフランスで反対する者は殆どいなかった。しかし戦争による疲弊は、1917までに兵士大量のアメリカ人到着を待つのが最善だと言いながら(多く反乱ちらつかせながら)攻撃渋ったように軍にさえ及ぶ主要な問題となっていた。兵士前線家で特にたまに貰える休暇乏し食料銃後アフリカアジア植民地住民使用、妻や子供の生活状態に関する憂慮からドイツ軍機関銃立ち向かう前線戦いではなく状況悪化抵抗していた。 経済東北部主要な工業地帯へのドイツの侵攻打撃受けた1913年の被占領地域は、フランス工業労働者14%に過ぎなかったとはいえ鋼鉄58%、石炭40%を生産していた。相当な救援が、1917年アメリカから食料や金銭、生の原料到来とともに来たジョルジュ・クレマンソー敗北主義激烈時代1917年首相になった。イタリア守勢に立ち、ロシア降伏していた。文民食料枯渇ドイツ空軍攻撃増大怒っていた。クレマンソーは一番の優先事項文民戦闘意識回復であると自覚していた。公然と平和交渉主張したとして前首相のジョゼフ・カヨー(英語版)を逮捕した。「la guerre jusqu'au bout」(最後まで戦おう)と呼びかけ勝利向けた戦いへの全党支援勝ち取った戦争多大な人的損害資源損失を齎した。フランス国土多くの地域戦闘が行われ、文民含め140万人が死亡し第一次世界大戦の犠牲者を参照)、4倍が負傷したフランス弁済しなければならない大量のドルアメリカ合衆国から借りることになったヴェルサイユ条約1919年)の条件は、有利なものであったアルザス=ロレーヌフランス返還されドイツ戦争全責任を負う必要があり、帰還兵の得るものを含めて戦争の全費用を含むフランスへ戦争賠償を払う必要があった。石炭鋼鉄生産地域のあるドイツの工業地域ザール盆地)は、一時的にフランス占領された。

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第一次世界大戦 (1914年〜1918年)

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アメリカ合衆国の歴史」の記事における「第一次世界大戦 (1914年1918年)」の解説

詳細は「第一次世界大戦」を参照 1914年サラエボ事件契機に第一次世界大戦'が勃発すると、ヨーロッパ各国武器車両輸出して外貨獲得することができ、経済が非常に潤ったすぐに終わるといわれた戦争長期化し、ヨーロッパドイツ・オーストリア挟んで東と西の戦線で非常に荒廃したイギリスアメリカ参戦要望したが、孤立主義看板を掲げアメリカ応じることはできなかった。アメリカ表向き中立政策維持する一方で連合国への物資支援のみを行っていた。しかし、1915年客船ルシタニア号Uボート撃沈される事件発生米国民にも死傷者が出ると国内における反独感情高まり、さらにツィンメルマン電報要因となり、国民世論派兵賛成転じたまた、ロシア革命起こりソビエト連邦発足すると、チェコ軍団救出のため、日本と共にシベリア出兵行った米国終戦とともに撤兵したが、日本侵攻継続した為、日本に対する疑念深まった同盟軍米国の参戦前に決着をつけるべく、西部戦線において大攻勢仕掛けるが、米国の参戦後は物量押されるうになるこうしたドイツへ軍事的圧力は、1918年ドイツ革命ドイツ敗戦導いた要因であると考えられるこれによってアメリカ国際的な威信高めることになった一方でヘミングウェイに代表される失われた世代登場した)。

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第一次世界大戦(1914-1918年)

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戦艦」の記事における「第一次世界大戦(1914-1918年)」の解説

第一次世界大戦では、当時世界1位戦艦巡洋戦艦保有国家であるイギリスと、第2位ドイツ敵対した大戦前からこの2国は激し建艦競争行っていた。だが戦艦巡洋艦戦力で劣るドイツ艦隊保全図ったため、大規模な海戦機会はなかなか訪れなかった。ドイツのUボートによる通商破壊戦や、欧州から離れた戦線においてフォークランド沖海戦などの主力同士とは言い難い戦力での海戦起きたのみであった1916年ユトランド沖海戦は、第一次世界大戦で最大、かつ唯一の本格的な主力艦同士戦いであったものの、高速な巡洋戦艦同士遊撃戦となり、主力戦艦部隊全力交戦することなく終わった英国艦隊数的に優勢だったが、戦闘では英国巡洋戦艦インヴィンシブル」(1908年竣工17,373t、30.5cm砲8門)、「インディファティガブル」(1911年竣工18,500t、30.5cm砲8門)、「クイーン・メリー」(1913年竣工26,770t、34.3cm砲8門)の3隻が、砲塔などバイタルパート装甲貫徹され、弾火薬庫誘爆轟沈した。ドイツ側巡洋戦艦リュッツオウ」(1916年竣工26,318t、30.5cm砲8門)が多数被弾による浸水航行不能となり放棄されたドイツ巡洋戦艦は、イギリス巡洋戦艦に比べ防御力重視設計と、優れた誘爆防止策により、高い抗堪性発揮したイギリスは、ユトランド沖海戦後変わらず主力艦戦力では、ドイツ圧倒した戦争末期にはドイツ起死回生図り全艦隊で出撃ようとしたが、勝ち目のない戦いに出ることを厭う水兵たちがこれを拒否した結局1度きりしか生じなかった主力艦どうしの艦隊決戦は、大戦何ら影響を与えるものではなかったのである。だが各国戦艦巡洋戦艦設計問題という観点でしか戦訓見ようとせず、艦隊決戦戦局影響与えなかった事実顧みられることがなかった。

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第一次世界大戦(1914年から1918年)

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マキシム機関銃」の記事における「第一次世界大戦(1914年から1918年)」の解説

第一次世界大戦により、大多数の軍は改良型機関銃移行したイギリスヴィッカース重機関銃は、改良され再設計されたマキシム機関銃だった。これはイギリス陸軍1912年もたらされ1968年まで運用された。生産拠点ケント州のクレイフォードが占め少数機関銃は、そこで製作され初期の複葉機にも搭載された。ドイツ陸軍MG08重機関銃およびロシア陸軍PM1910重機関銃また、マキシム機関銃多少直接的な影響を受けている。 マキシム機関銃また、ロシア内戦のあいだに投入され、これは1917年起こったロシア革命へと続いた当時絵画には、後方から迫ろうとする白軍連隊発砲するタチャンカ機関銃銃手馬車乗せ、馬で牽引したもの)とマキシム機関銃描いたものがある少数プロパガンダ用の社会主義リアリズム芸術では機関銃配置された人員レーニンさえも主演させている。しかし実際に彼がそうしたかについて、これはきわめて非現実的である。無政府主義者は、この牽引型機関銃ネストル・マフノの作であるとしている。

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第一次世界大戦 (1914年-1918年)

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ジョージ・カーゾン (初代カーゾン・オヴ・ケドルストン侯爵)」の記事における「第一次世界大戦 (1914年-1918年)」の解説

第一次世界大戦が勃発する野党統一党保守党所属ながら、アスキス自由党政権へ参加希望した。しかしこの時点では断られた。この際カーゾン伯は「39歳で三億人を支配した男が、55歳国家存亡危機に何も期待されないとは」と嘆いた。 しかし1915年5月与党自由党野党統一党保守党)の大連立によるアスキス挙国一致内閣成立する王璽尚書として入閣することになった挙国一致内閣発足直後に閣内論争となったダーダネルス撤退問題をめぐっては元インド総督としての立場から「トルコごときに負けたとあって他のアジア諸民族独立運動にも影響を及ぼす」としてランカスター公領担当大臣ウィンストン・チャーチルとともに撤退反対した。しかし結局アスキス首相ダーダネルスからの撤退決定したチャーチルはこれに反発して辞職したが、カーゾン伯は閣内に留まった)。 戦死者戦傷者急増一途たどって兵員不足してくる中の1916年閣内徴兵制導入提案されるとそれを支持した他の閣僚たちも大半賛成し同年5月18歳から41歳男子即時徴兵する徴兵令出された。 1916年5月には空軍長官英語版に就任した1916年12月アスキス失脚ロイド・ジョージ内閣成立を巡る政変際しては曖昧な立場取ったアスキスにはロイド・ジョージ内閣入閣しないと明言しながら、ロイド・ジョージから少人数構成する予定戦時内閣への参加打診されると他の同僚出し抜いて密かに承諾した。そして実際にロイド・ジョージ内閣貴族院院内総務枢密院議長として入閣し、5人で構成される戦時内閣一人になった。 カーゾン婦人選挙権強く反対しており、1910年創設された反婦人選挙権同盟英語版)の指導者務めていたが、ロイド・ジョージ首相1918年地方参政権有権者か、地方参政権有権者の妻である30歳以上の女性について選挙権認め選挙法改正行っている1917年にはアラバマ出身裕福な未亡人グレース・エルヴィナ・ハインズ(英語版)と再婚した同年イースト・サセックスのボディアム城を購入14世紀建てられたこの城は、イングランド内戦時期内部全焼していた。彼はボディアム城に大規模な改修施し、城をナショナル・トラスト遺贈している。

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第一次世界大戦(1914年 - 1918年)

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軍事指揮官の一覧」の記事における「第一次世界大戦(1914年 - 1918年)」の解説

パウル・フォン・ヒンデンブルク - ドイツの軍人ヴァイマル共和国大統領タンネンベルクの戦いロシア軍破ったエーリヒ・ルーデンドルフ - ドイツの軍人マックス・ホフマンとともにタンネンベルクの戦い作戦立案し勝利貢献する ラインハルト・シェア - ドイツの軍人ユトランド沖海戦ドイツ艦隊指揮をとった。 ジョン・パーシング - アメリカ軍人ヨーロッパ派遣軍の総司令官として指揮する。 ジョン・ラスワース・ジェリコー - イギリス軍人ユトランド沖海戦イギリス艦隊指揮執ったトーマス・エドワード・ロレンス - イギリス軍人オスマン帝国に対するアラブ反乱指導した

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