国土とは? わかりやすく解説

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こく‐ど【国土】

読み方:こくど

一国統治権の及ぶ範囲土地領土。「—を防衛する

その国の土地大地。「—の開発

ふるさと郷土

仏語すべての生命あるものが住む所。

[補説] 書名別項。→国土


こくど【国土】


こくど 【国土】

一国統治権行われる境域領土神道では大国主神のような国土を営んだ神を国土経営神といい、伊弉諾伊弉二神のような国土造りの神を国土修理神といい、一国内(例=昔の近江国など)の土地守護する神を国土鎮守神という(仏教で国土といえば衆生人々生物〉の住む所、即ち世界をいう)。

国土

読み方
国土こくど

国土

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/31 01:33 UTC 版)

国土(こくど)は、一国の国境線によってその範囲を示された領域。領土領海を含む。戦争の敗北などにより、その一部を他国に分割、割譲することもある。また、その土地、あるいは島を最初に発見したのはどちらかということで、その帰属の行方が国際的な係争問題に発展している例も少なくない。

概要

国土は、国家にとっては国民という人的資産の存在とともに欠くことのできない概念である。国土からは鉱物資源を得られるほか、農業を行って食料を得たり、国民の住居を作ったり、あるいは公共の便に利するための様々な施設を設置することができる。

国民と国土のどちらが欠けても、一般には国家としては認識されない。例外的にマルタ騎士団のような帰属する地域を持たない集団も存在する。ユダヤ人もかつて古代イスラエルが滅んで後、帰属する地域を持たなかったが、イスラエルを得て後に自らの国土を再び取得した。しかしイスラエルは建国以降に周辺の地域が国家としての存在に疑問を呈し、あるいは国境を巡る紛争が絶えず(中東戦争など)、兵器史に於いては「歴史上最も戦車戦を経験した国」に挙がるほどである。

国土やそれの境界線である国境はいつの時代にも紛争の火種となっており、歴史的に幾度も国境線が変更された地域などは隣国との関係も難しい傾向がある。かつてヨーロッパでは中世より盛んに国境を巡って応酬を繰り返したために史跡にその名残が残る地域もあり、バールレ=ナッサウのように国境線がきわめて錯綜した状態が現在も残る地域も見られる。極端な例では公海上にある人工建造物を国家だと主張している(ただし多くの国からは国家として承認されていない)シーランド公国がある。

地球上で、どの国の領土でもない地域は、南極条約によって領有権が凍結された南極大陸を除くとほぼ存在しない。地球外では近い天体にが存在するが、この土地は宇宙条約により「どの国の国土でもない」とされているが、条約に曖昧な部分が残るなど、将来に渡ってどのような扱いとなるかは不明である。

関連項目


国土

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 17:10 UTC 版)

バチカン」の記事における「国土」の解説

バチカン市国ローマ北西部位置するバチカンの丘の上テベレ川右岸にある。その国境はすべてイタリア接しており、かつて教皇外部攻撃から守るために築かれバチカン城壁沿って引かれている。面積は約0.44km2と独立国としては世界最小で、東京ディズニーランド(約0.52km2)よりも小さく天安門広場(約0.40km2)とほぼ同じくらいであり、皇居(約1.15km2)のおよそ8分の3。その狭い領土中にサン・ピエトロ大聖堂バチカン宮殿バチカン美術館サン・ピエトロ広場などが肩を並べている。 またラテラノ条約取り決めに従って国外いくつかの区域(イタリア・ローマ南東約20kmにあるカステル・ガンドルフォ教皇別荘であるガンドルフォ城サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ大聖堂サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂などの大バジリカ教皇庁事務所など)でもバチカン主権認められている(バチカンの行政区画参照)。 これらの中にはバチカン放送建物含まれているが、短波ラジオ送信所国外のイタリア・ローマ郊外にあり、その敷地内にはバチカン治外法権認められている。 外国人観光客入れる場所は、サン・ピエトロ広場サン・ピエトロ大聖堂バチカン博物館周辺のみで、その他の場所一般人立入禁止区域となっている。

※この「国土」の解説は、「バチカン」の解説の一部です。
「国土」を含む「バチカン」の記事については、「バチカン」の概要を参照ください。

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国土

出典:『Wiktionary』 (2021/09/21 13:08 UTC 版)

名詞

(こくど)

  1. その領地である土地地域

翻訳


「国土」の例文・使い方・用例・文例

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