かつ‐じょう〔‐ジヤウ〕【割譲】
割譲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 13:14 UTC 版)
割譲(かつじょう、英語・仏語:cession[1][2][3][4])とは、他の法的実体へ所有物(財産)を譲渡すること。特に国際法では条約により領土を移転すること。割譲対象の土地は割譲地と表現され、逆に譲渡を受けることは割取(かっしゅ)と表現されることがある[5]。国際法では領域権原[注釈 1]の一つとされる[6][7][8]。
注釈
出典
- ^ 割譲を英語で言うと(プログレッシブ和英中辞典(第4版)) - コトバンク 和英辞典
- ^ 割譲の英訳|英辞郎 on the WEB
- ^ 割譲 | 広辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス
- ^ 「割譲」の解説 - アドバンスドフェイバリット和英辞典
- ^ 精選版 日本国語大辞典『割取』 - コトバンク
- ^ 酒井啓亘 et al. 2011.
- ^ 国際法学会 2005.
- ^ 筒井若水ほか 1998.
- ^ a b Ballentine's Law Dictionary, p. 72.
- ^ 生命保険用語 英和辞典詳細|公益財団法人 生命保険文化センター
- ^ retrocessionの意味・使い方 - 英和辞典 Weblio辞書
- ^ R|米国保険用語の解説(アルファベット順)損保ジャパン日本興亜総合研究所
割譲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 01:07 UTC 版)
「割譲」も参照 割譲は、他国領域の一部を合意によって譲り受けるものである。今日では割譲による領域変動の事例は少ないが、有償によるものか無償によるものかを問わず、領土交換のための割譲もある。原則的に割譲地の住人は譲受国の国民となるが、譲渡国と譲受国との間の条約によって住人の旧国籍維持が認められることもある。特別な条約による場合を除けば、割譲に当たっては割譲地での住人投票によって住人の意思を問うべきとする慣習法規は存在しない。
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