再保険
再保険
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/11 05:38 UTC 版)
再保険(さいほけん、reinsurance)とは、原保険(元受保険)において、責任の一部または全部を他の保険者に移転し(出再保険)、相手方保険者がそれを引き受ける(受再保険する)損害保険をいう。「保険の保険」なので「再保険」という。この制度は原保険者(元受保険会社)が危険(リスク)を分散したり、収益を追求したりするために行われる。再保険会社の填補責任は契約による[注釈 1]。なお、元受保険会社が再保険によらず自ら保険責任を負うことを保有(ほゆう)という。
注釈
- ^ 元受保険会社がその顧客と締結する保険契約の内容と同じ(as original)となることが多いが、様々に条件設定が行われることがある。
出典
- ^ “日本国内における台風リスクの証券化” (PDF). ニュースリリース. 東京海上日動火災保険 (2006年8月8日). 2006年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年5月23日閲覧。
- ^ “日本全域における地震リスクの証券化を実施”. 全国共済農業協同組合連合会プレスリリース. JA共済 (2008年5月19日). 2008年5月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年5月23日閲覧。
- ^ “Top 50 Global Reinsurance Groups” (英語). Reinsurance News. 2022年6月23日閲覧。
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