大口

デジタル大辞泉

おお‐くち〔おほ‐〕【大口】

読み方：おおくち

《「おおぐち」とも》

１ 大きな口。大きく開けた口。「—を開けて笑う」

２ おおげさなことをいうこと。偉そうにいうこと。「—をたたく」「—を利く」

３ 売買や取引などで、金額が多いこと。「—の寄付」⇔小口(こぐち)。

４ 茶道具の一。柄のない片口(かたくち)状の置き水指し。

５ 「大口袴(ばかま)」の略。

６ 猥談(わいだん)。

「まして色の道…—いふより外(ほか)はなし」〈浮・一代女・一〉

おおくち〔おほくち〕【大口】

読み方：おおくち

鹿児島県北部にあった市。平成20年（2008）菱刈町と合併して伊佐市となる。→伊佐

歴史民俗用語辞典

大口

読み方：オオグチ（ｏｏｇｕｃｈｉ）

（１）大きな口をしている真神（狼）。
（２）大口袴、裾の大きく開いた下袴の名称。

隠語大辞典

大口

読み方：おおぐち

1. 能衣裳から出た袴で、白地又は金模様のある鎧下（よろひした）の軍立（ぐんだて）に用ふる衣裳。〔歌舞伎〕
2. 能衣裳から出た袴、鎧下、陣羽織の軍立に用ひ、白を普通とす。

分類 歌舞伎、演劇

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地名辞典

大口

読み方：オオクチ（ｏｏｋｕｃｈｉ）

所在 秋田県山本郡三種町

大口

読み方：オオクチ（ｏｏｋｕｃｈｉ）

所在 新潟県長岡市

大口

読み方：オオクチ（ｏｏｋｕｃｈｉ）

所在 新潟県五泉市

大口

読み方：オオクチ（ｏｏｋｕｃｈｉ）

所在 新潟県上越市

大口

読み方：オオクチ（ｏｏｋｕｃｈｉ）

所在 香川県仲多度郡まんのう町

大口

読み方：オオグチ（ｏｏｇｕｃｈｉ）

所在 茨城県坂東市

大口

読み方：オオグチ（ｏｏｇｕｃｈｉ）

所在 埼玉県さいたま市岩槻区

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

駅名辞典

大口

読み方：オオグチ（ｏｏｇｕｃｈｉ）

所在 神奈川県(JR横浜線)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

大口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/11/23 15:11 UTC 版)

大口（おおくち、おおぐち）

名詞

• 大口を叩く - 大げさなことをいうこと。日本では「ビッグマウス」とも呼ばれる（英語の本来の意味とは異なる）。
• 大口袴の略称。
• 大口顧客の略称。

地名

• 大口町 - 愛知県丹羽郡にある町。
• 大口町 (鹿児島県) - 鹿児島県伊佐郡にあった町。後の大口市の一部。
• 大口市 - 鹿児島県にあった市。現在の伊佐市大口地域。
• 大口 (坂東市) - 茨城県坂東市の地名。
• 大口 (横浜市) - 神奈川県横浜市神奈川区の地名。大口仲町、大口通などを含む。
• 大口 (さいたま市) - 埼玉県さいたま市岩槻区の地名。

駅名

• 大口駅 - 神奈川県横浜市神奈川区にある東日本旅客鉄道横浜線の駅。
• 大口駅 (三重県) - かつて三重県松阪市にあった三重交通大口線の駅^{[1][注 1]}。→三重電気鉄道松阪線#駅一覧を参照。

人名

• 日本人の姓の一つ。大口広司、大口兼悟など

役名

• 映画『プロジェクトA』でマース（中国語版）が演じた役名。

関連項目

• 「大口」で始まるページの一覧
• 薩摩大口駅 - かつて鹿児島県大口市里（現・伊佐市大口里）にあった九州旅客鉄道（JR九州）山野線の駅。1988年廃止。
• 小口 (曖昧さ回避)

脚注

注釈

1. ^ 大口駅は、1964年（昭和39年）2月1日に三重交通が鉄道事業を分離して「三重電気鉄道」となる^[2]以前の、1958年（昭和33年）12月3日に大口線と共に廃止された^[3]。

出典

1. ^ 『日本鉄道旅行地図帳 全線・全駅・全廃線』8号関西1 pp.22 , 33
2. ^ 近畿日本鉄道『近畿日本鉄道100年のあゆみ』2010年、pp.293, 361
3. ^ 『日本鉄道旅行地図帳 全線・全駅・全廃線』8号関西1 p. 33

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ウィキペディア小見出し辞書

大口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/08/26 13:49 UTC 版)

「海底超特急マリンエクスプレス」の記事における「大口」の解説

多数の手塚作品に登場しているハム・エッグ。

大口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/08/26 13:49 UTC 版)

「海底超特急マリンエクスプレス」の記事における「大口」の解説

大口喜久蔵とフルネームが設定されている。

大口（おおぐち）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/17 00:29 UTC 版)

「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の記事における「大口（おおぐち）」の解説

『鬼太郎国盗り物語』第3話に登場。ゲゲゲハウス周辺にムーが送り込んだ怪植物が大気に放った妖気により発生した、巨大な頭のみの空飛ぶ妖怪。食べた妖怪をところてんにする性質を持つ。最後は鬼太郎によって口中に清浄ガスボンベを入れられ、火を点けられて爆死する。

大口（おおぐち、ジャガー）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/03/05 17:17 UTC 版)

「コミックマスターJ」の記事における「大口（おおぐち、ジャガー）」の解説

人気漫画家のアシスタントとして好き勝手していたが、Jに遭遇したのを機にすべてを失う。逆恨みしたジャガーは、ある時はJに成りすまし評判を落とそうとし、ある時は「一億の伝説」を利用した詐欺で大金を巻き上げようとするがいずれもJの手により失敗。詐欺罪で服役中に、虐待を受けて発狂し廃人と化す。その後の消息は不明。

大口（おおくち）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2016/11/08 12:59 UTC 版)

「常装束」の記事における「大口（おおくち）」の解説

赤い大口袴。表袴（うえのはかま）の下に履くもの。

大口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2018/10/30 13:53 UTC 版)

「柊小学校恋愛くらぶ」の記事における「大口」の解説

保の弟。イケメンの青年で兄の援助交際に協力しており、気に入ったものがあれば自分も楽しんでいる。「トシ」という名でゆなを誘い出して、保の元に誘導した後、姿を消した。その後、保が逮捕されたことで、自身も逮捕される。

大口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/08/01 21:03 UTC 版)

「日本の染織工芸」の記事における「大口」の解説

後半部を板のように固くした袴で、前を精好地、後ろは畝織とする。

Weblio日本語例文用例辞書

「大口」の例文・使い方・用例・文例

• 大口割引も可能です。
• お客様へのサービスとして、弊社は、ご注文の数量に応じて、無料配送と大口割引の両方、もしくはそのどちらかを提供しております。
• 彼女はぽかんと大口をあけている私をそこに残して立ち去った。
• 上方筋から大口の買いが出された模様だ。
• 今までに大口の契約をいくつも取っている。
• 大口の契約をいくつも取っている。
• 大口の注文の場合、値段の割引はありますでしょうか？
• 来期に苦戦しないように、もっと大口のクライアントを増やしておいた方がよさそうですね。
• 大口の注文が入ったため、直近1ヶ月は増産が困難な見込みです。
• 大口叩きは何もできない。
• 大口の注文.
• 大口を開く
• 大口の註文、小口の註文
• 大口を明いて待つ
• 大口を明く
• 大口を明いて待っている
• 大口を利く
• 彼は大口を利いて一座を笑わせる