おお‐かみ〔おほ‐〕【×狼】
読み方:おおかみ
1 《「大神」の意》食肉目イヌ科の哺乳類。中形で、吻(ふん)が長く、耳は立ち、先がとがり、尾が太い。ヨーロッパ・アジア・北アメリカに分布。春から夏にかけて家族単位で暮らし、冬には群れをつくって共同で狩りをし、大形のシカなども襲う。亜種にヨーロッパオオカミやシンリンオオカミ、別種に絶滅したニホンオオカミなどがある。《季 冬》→日本狼
おお‐かめ〔おほ‐〕【×狼】
ろう【×狼】
狼
狼
狼
狼
狼
狼
狼
狼
狼(たいしょう)
狼
狼
狼
姓 | 読み方 |
---|---|
狼 | うるふ |
狼 | おおかみ |
オオカミ
(狼 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/10 05:04 UTC 版)
オオカミ(狼、英: wolf、学名:Canis lupus)は、ユーラシア大陸と北アメリカに生息する大型のイヌ属の哺乳動物で、ハイイロオオカミ、タイリクオオカミとも呼ばれている。30以上の亜種が認識されており、口語的に理解されているハイイロオオカミは、家畜化されていない野生の亜種で構成されている。オオカミは現存するイヌ科の動物の中で最大の動物である。また、他のイヌ科の動物とは、耳やマズルがあまり尖っていないこと、胴体が短く、尾が長いことで区別される。しかし、オオカミはコヨーテやゴールデンジャッカルなどの小型のイヌ科動物と近縁であり、それらの動物との間に生殖能力のある交配種を生み出している。オオカミの帯状の毛皮は通常、白色、茶色、灰色、黒色が混ざっているが、北極圏の亜種はほとんど白であることもある。
注釈
出典
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狼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/24 23:11 UTC 版)
「新ソード・ワールドRPGリプレイ」の記事における「狼」の解説
ドラマCDにのみ登場し、ドラマ第1話で初登場した。まだ仔の頃で、森で毒蛇(バイパー)に襲われていた所を、フランツの依頼で食材採取に来ていたへっぽこーずに助けられた。
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狼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/02 15:55 UTC 版)
200年以上昔に絶滅したとされる伝説上の生き物。しかし、実際は特殊能力を使って人間になりすまし(「特殊能力」というのは狼を人間の姿に見せる視覚効果のようなものであり、大抵の人間には人間の姿で見えるが、一部の人間や動物には狼の姿で見える)、人間社会に溶け込んで生きている。そのため、作中では相当数が生存している。楽園を目指せる唯一の存在。月光により、治癒能力を高めることができる。
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狼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/16 13:34 UTC 版)
場にある数字が最大のひつじカードを1枚選ぶ。その数字の1ランク下のひつじカードをひつじ山から1枚取り、置きかえる。選んだひつじカードが「1」だった場合は、そのままひつじ山に戻す。
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狼 (1909)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 05:40 UTC 版)
「トルストイの民話」の記事における「狼 (1909)」の解説
ひよこを食べるのが好きな子供が狼に襲われ、食べられる側の恐怖を知る。
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狼(ウルフ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/15 04:20 UTC 版)
ライバル店「ヴァンパイア」のNo.1ホスト。ポチの噂を聞きつけ、ヘッドハントを賭けて勝負したものの完敗を喫し、ポチの軍門に下る。
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狼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 09:36 UTC 版)
ワートを食べるために、映画の序盤から付け狙っている。最後は流木に挟まれ、川に流されてしまう。
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狼(おおかみ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 08:34 UTC 版)
七尾に恨みを持つ殺し屋。威勢は良いが弱者しか相手にできない小心者で、寺原に目を掛けられていた、鯨を殺したのは自分だなど、見栄を張った嘘が多く、異名も「オオカミ少年」などの狼に由来する。
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狼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 17:00 UTC 版)
「百錬の覇王と聖約の戦乙女」の記事における「狼」の解説
周防 勇斗(すおう ゆうと) 声 - 酒井広大 / 島﨑信長 本作の主人公。物語開始時は「狼」の氏族を束ねる宗主で、後に複数の氏族を束ねる「鋼」の宗主となる。普段は自覚するほど他人に甘い人物で、当初はたとえ部下であっても年上には敬語を使ってしまう性格であった。反面、仲間を傷つける者や義理を欠くような行動には容赦がない。 ユグドラシルには存在しない道具や武器の作り方、まだ編み出されていない戦術などをスマートフォンから得られる。しかしその知識を用いて実際に物を作る技術や実行する術は持たず、召喚された当初は「スコル(無駄飯食らいの意)」と呼ばれ蔑まれていた。徐々に周りの信頼を得て協力を仰ぎ、スマートフォンから得た知識を活かす術を得ることで存亡の危機にあった「狼」の氏族を救い出し宗主の座を継いだ。 自分の強さは所詮借り物の力であると常に意識しており、宗主になった当初は「自分は宗主の器ではない」と卑下していた。後にその癖は薄れていったが、周りのものに支えられている事実をしっかり受け止める姿勢は変わらず、謙虚であるよう努めている。 怒りを露わにした際の覇気は他者を圧倒するものがあり、単純な殴り合いであれば決してかなわないであろう相手をも威圧する。フェリシア曰く「(勇斗が)もし知識だけの人間ならば、歴戦の勇者達が彼に従ったりするものか」とのこと。 元の世界に住む父親は刀鍛冶で、父親の影響で鍛冶については心得がある。母親は既に他界しており、母の死に際に関わることで父親との関係は悪い。勇斗が自らの家族(子弟達)を人一倍大切に考えているのはその経緯が関係している。 フェリシア 声 - 末柄里恵 / 戸松遥 勇斗の副官。女性的な魅力に富んだ美女。美月に続くもう1人のメインヒロイン。エインヘリアルの一人で「無貌の従者(スキールニル)」のルーンを持ち、「賢狼(ラーズスヴィズ)」の二つ名で呼ばれる。勇斗を「お兄さま」と呼んでいる。「無貌の従者」は万能のルーンと呼ばれ、文武に長け、呪歌や秘法など神秘的な力の行使も可能。そのため大抵のことはそつなくこなせる反面、専門家にはかなわないのが本人も自覚する欠点。 危機に瀕した「狼」を救うために勝利の御子を召喚する儀式を行い、異質な存在を囚え縛り付ける秘法「グレイプニル」によって勇斗をユグドラシルに呼び込んだ張本人(だがリーファの話では1人だけで勇斗を召喚するには神力不足であると言われている)。周囲の者が勇斗をスコルと蔑む中、彼を信じて支え続けた数少ない人物。そのため勇斗もフェリシアには絶大な信頼を寄せている。勇斗を支え続けた理由は勇斗を勝利の御子であると信じていたからであるが、本人の意思を無視して召喚してしまったことや、元の世界へ帰りたがる勇斗を送り返す術が無いことに対する罪悪感も含まれていた。後にわだかまりは解け、真に前向きな気持ちから勇斗をサポートすることを約束している。 10代で結婚するのが一般的とされるユグドラシルだが19歳でも未だ独身であり、それを深く気にしているためフェリシアの前では年齢と結婚の話はご法度とされている。ただし年齢の数え方が現実日本と異なり、日本の数え方で考えると17歳となる。時が経ち20歳となった際には普段のフェリシアからは想像もつかないほどにやさぐれてしまい、誰も近づこうとはしなかった。 ジークルーネ 声 - 伊達朱里紗 / 種田梨沙 本作のヒロインの1人。長く美しい銀髪を持つ細身の少女。エインヘリアルの一人で「月を食らう狼(ハティ)」のルーンを持ち、「最も強き銀狼(マーナガルム)」の称号を与えられた狼屈指の戦士。愛称はルーネ。「狼」の中でも特に勇斗を心酔しており、頭を撫でられ喜ぶジークルーネを見たフェリシアは「忠犬」と評した。勇斗の言動を逐一賞賛するため、勇斗からは「褒めすぎ」と釘を刺されることもしばしば。 全て騎兵で構成された親衛騎団ムスッペルの長であり、その他にも多数の子分を抱えている。子分への指導は厳しくしばしば鬼教官などと称されるが、指導の甲斐あって実力者が揃っておりジークルーネの一家は「狼」でも一番の武闘派集団と評判。 愛用武器は勇斗とイングリットが共作した日本刀。何度も危地から救われたという縁起の良さと、敬愛する父上(勇斗)が作った一品であるという点が愛用する理由となっている。後に戦いの最中に紛失してしまい、代わりの一品をイングリットに用意して貰うこととなったが、イングリットの会心の一作を受け取ったジークルーネは、その出来に不満はないと感謝を述べつつも「父上が作ってくれたものではない」として落胆の表情を見せている。結局紛失した日本刀が無事見つかり、その後は両方の刀を差すこととなった。また日本刀の他に槍を使用する事もある。 勇斗がユグドラシルに召喚された当初は何の力も感じられないと軽視しており、事実、勇斗と模擬戦を行った際には完膚なきまでに叩きのめしている。しかし、後に狼が存亡の危機に立たされた際に勇斗の器の大きさと覇気を感じ取り、以後は彼に忠誠を誓う。 生まれはフェリシアと7日しか違わないが、年齢の数え方の関係上ジークルーネは18歳でフェリシアより1つ年下。二人は幼馴染でもある。 イングリット 声 - 河瀬茉希 / 伊藤かな恵 本作のヒロインの1人。快活な印象を受ける赤毛の少女。エインヘリアルの一人で「剣戟を生む者(イーヴァルディ)」のルーンを持つ。気っ風の良い性格で、部下に慕われる姉御肌な人物。 工房の長で、勇斗からもたらされる未来の知識を理解し、製作する能力を持つ。鉄製の武具やガラス製品などを作り出し、「狼」の環境を一変させた。狼の繁栄になくてはならない人物。 工房内部にある物は全て最重要機密であり、狼以外の人間は誰であっても入ることができない。またイングリット自身も最重要人物であり、戦争を仕掛けてきた他氏族も「イングリットだけは殺さず捕らえろ」と命令を下すほど。 宗主である勇斗に好意を抱いているが、実際の関係は仲の良い友達と言ったところ。宗主相手に砕けた口調で会話することは問題だとフェリシアに指摘され、二人きりの時以外は敬語で話すこととしたが、勇斗自身が気にしない性格だったこともあり長くは続かなかった。尤もフェリシアを始めとした他のメンバーも時間が経つにつれ勇斗に対する冗談や軽口が増えているため、イングリットだけの問題ではなく「狼」全体が緩い空気になっているという面もあると思われる。 女性的な魅力ではフェリシアやジークルーネにはかなわないと思っており、勇斗の婚約や側室といった話では一歩引いた立場を取ることが多い。 志百家美月(しもやみつき) 声 - 内田彩 / 米澤円 本作のメインヒロイン。勇斗の一つ年下の幼馴染みで、大きくつぶらな瞳が印象的な少女。普段は笑顔が絶えないが怪談話は大の苦手。勇斗がユグドラシルへと消えていく場面を目撃したただ一人の人物であり、勇斗の良き理解者。互いに好意を抱いているが、はっきりと口に出したことはない様子。 勇斗がユグドラシルから帰るのを信じてサポートを続けた一途で献身的な人物。暗い部分がなく、さっぱりとした気持ちのいい性格であり、勇斗がフェリシアなどから好意を寄せられ満更でもない様子を聞いても、多少の嫉妬をしつつも「美人に迫られたら仕方がない」と許容するなど、女性関係に関しても寛容な反応を取ることが多い。 一度帰還した勇斗が再びユグドラシルへ行く決意をし、自分のことは忘れて欲しいと告げようとしたのに対し、好きな気持ちをはっきりと打ち明けて自らもついて行くと申し出る。ユグドラシル行きは半ば失敗し、一時期は美月だけがユグドラシルに居る状態となったが、勇斗の婚約者であることは既に知れ渡っていたため「狼」の面々に丁重に扱われた。 召喚された後は勇斗の婚約者として「狼」の女将となり厚遇されるが、自分ではなく勇斗が評価されているだけで自分はおまけであると理解しており、横柄な態度を取ることはなかった。ヨルゲンにもその謙虚な振る舞いを立派だと賞賛されている。 アルベルティーナ 声 - 悠木碧 / 本多真梨子 天真爛漫な明るい性格の少女。愛称はアル。エインヘリアルの一人で「風を巻き起こすもの(フレースヴェルグ)」のルーンを持つ。「爪」の宗主ボドヴィッドの双子の娘で、クリスティーナの姉。勇斗の見立てでは12歳か13歳。いつも妹にいじられ泣かされている。 「爪」の宗主ボドヴィッドから忠誠の証として勇斗へ送られてきた人物。双子ともども勇斗の妻となるよう言いつけられていたが、勇斗が固辞したためあっさり御破算となった。結果妻とはならなかったが、勇斗の直盃を望んだクリスティーナの考えに同調し、自らも「狼」での活躍を約束した。 エインヘリアルでありながら非力なため単純な打ち合いには向かないが、常人の目には捉えられないほどの俊敏な動きが可能で、町中での白兵戦であれば勝てるものはそういないと評される。平時には宮殿の警備、有事には部隊間の伝令役が主な任務。フェリシアが勇斗の側に居られない際は勇斗の護衛を務めることもある。風を起こす能力も持つが、微風と言えるほどの僅かなもの。 あまり賢くないらしく、ボドヴィッドと書かれた字が読めない。 クリスティーナ 声 - 竹達彩奈 / 本多真梨子 思慮深さを感じさせる大人びた雰囲気の少女。愛称はクリス。エインヘリアルの一人で「風を打ち消すもの(ヴェズルフェルニル)」のルーンを持つ。「爪」の宗主ボドヴィッドの双子の娘で、アルベルティーナの妹。いつも姉をいじって泣かせて楽しむ小悪魔キャラ。 事あるごとに姉をいじり倒しているが内心では深い愛情を抱いており、姉が自らの能力に自信を失った際には陰ながら支援して勇気付けるなど優しい一面もある。一方で姉をいじっていいのは自分だけであるとし、他者が姉を侮辱した際には制裁を加えようとするなど、愛情がやや屈折していることがうかがえる。勇斗の妻となるべく2人揃って「狼」へと送られて来た際も、元より姉を他人に渡す気など無かったと語っている。なお姉に対する愛情は単に大切な姉妹だからというだけではなく、どんなことがあっても穢れず無垢で居続ける姉を尊く思っているという面もある様子。 実父ボドヴィッドを優秀な人物だと評価しているものの、勇斗の器量が実父より上であると判断。妻とはならなかったが、自らの力を十全に発揮出来る場として「狼」を選び、勇斗の直盃を望む。姉のアルベルティーナもその考えに従った。 気配を消す能力に長け、主な任務は情報収集。自らは勿論のこと、子飼いの部下で組織された「風の妖精団(ヴィンダールヴス)」と呼ばれる楽戯団を各地に送り込むことで、広く情報を集めることができる。情報が戦を制することを理解しており、同じく情報の有用性を理解する勇斗に重用されることとなった。風を止める能力も持つ。姉と違って戦闘能力は無いらしく、荒事には向かない。 スカーヴィズ 声 - 立花慎之介 / 影平隆一 「狼」の若頭補佐をつとめる薄気味の悪い雰囲気を纏った男。年齢は30前後。エインヘリアルの一人で「鮮血の魔刃(ダーインスレイヴ)」のルーンを持つ。先代の「最も強き銀狼(マーナガルム)」であり、現在では「嘲笑する虐殺者(ニーズヘッグ)」の二つ名で恐れられる。エレン、イアリという名の妻子がいたが、自宅に押し入った賊に両方を殺害されているため現在は孤独な身。 「狼」の法に反するものを処刑する刑の執行官。法に反する者はたとえどんな勇者であっても刑罰に処し、特に民間人の女性や子供に手を出すような人間に対しては情け容赦がない。その徹底した姿勢で同じ「狼」の仲間すら手にかけることから、民衆からの心象は良くない。本人も嫌われていることを自覚している上、敢えて反感を集めるような言葉を口にするなど偽悪的な面がある。 勇斗はスカーヴィズに対し多大な感謝をしており、本来は自分が背負うべき民衆からの恨みや恐れをスカーヴィズに請け負わせ、一方で自らは綺麗な場所から賛辞を受けることに自己嫌悪すら抱いているが、当のスカーヴィズはまだ若い勇斗に「その年で全てを背負い込むことはない」と語り、汚れ役を自ら買って出ている。その後も勇斗が精神的な支えを必要とした際に相談役となり、慰めや励ましの言葉をかけて心痛を和らげるなど、父親のような温かみを持って勇斗へと接する心優しい人物。 戦争の際にはしんがりや要所の防衛を務めることが多く、その粘り強さと的確な指揮能力には定評がある。 ヨルゲン 声 - 鶴岡聡 「狼」の若頭を務める強面の武人。40歳を過ぎた筋骨隆々の男で、顔に傷のある威圧的な風貌をしている。しかし外見に似合わず細やかな気配りのできる人物で、勇斗を含めた幹部に若い者が多い「狼」において、年長者として様々な面で補佐する。勇斗が数々の改革を実行出来たのはヨルゲンの根回しがあってこそと語られており、政治的手腕も優れている。一方で視野がやや狭く、「狼」の外に関してはあまり目が利かない。 「狼」を救ってくれた勇斗に並ならぬ恩義を感じており、彼が元の世界へ帰還できることを願っている。その一方で勇斗あっての「狼」であり今更帰られるわけにはいかないとも考えており、相反する気持ちに悩まされることになる。恩知らずだと理解しつつも「狼」の未来のためと策を練り、勇斗に好意を抱いている女性陣をけしかけ、いずれかの女性と結ばせてユグドラシルにとどまらせようとしたが失敗に終わった。 氏族の長として申し分ない器量の持ち主だと評されており、勇斗が「鋼」の氏族を立ち上げた際には「狼」の宗主を継ぐこととなる。 既婚者であり娘も居る模様。 ブルーノ 声 - 宇垣秀成 オロフ 声 - 小林千晃 エフィーリア 声 - 青山吉能 勇斗が奴隷商人から小石ほどの金塊3つで購入した母娘の娘。北国の「燕」出身で、愛称はエフィもしくはエフィー。10歳に満たない年齢と見られており、子犬のような愛らしさを感じさせる少女。奴隷としての扱いにトラウマを持っており、当初は勇斗や周りの人間に対して怯えを見せていたが、徐々に心を開くようになる。 奴隷商人曰く「いい暮らしをしてきた」親子。識字率が極めて低いユグドラシルにおいて幼いながらも文字を読めることから、かつての暮らしの良さをうかがい知ることができる。勇斗から貰ったお菓子を口にした際には、裕福だった当時のことを思い出し涙を流した。その後も頻繁に勇斗からお菓子を貰うようになるが、それを元奴隷の給仕仲間達に分け与えており、その優しさと働き者で真面目な性格から非常に可愛がられている。 年齢が近いアルベルティーナとも仲が良く、故郷の友人を失い大人ばかりの宮殿での生活に寂しさを感じていたエフィーリアは、アルベルティーナの気さくさと明るさに感謝を示している。 ファールバウティ 声 - 石井康嗣 狼前宗主
※この「狼」の解説は、「百錬の覇王と聖約の戦乙女」の解説の一部です。
「狼」を含む「百錬の覇王と聖約の戦乙女」の記事については、「百錬の覇王と聖約の戦乙女」の概要を参照ください。
狼(おおかみ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 10:51 UTC 版)
スーパーマーケット内での暗黙のルールを理解し、それに則って礼儀を持って誇りを懸け、半額弁当の争奪に挑む人たちの総称。
※この「狼(おおかみ)」の解説は、「ベン・トー」の解説の一部です。
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狼
狼
狼
「狼」の例文・使い方・用例・文例
- 狼男は満月の光の下で狼に変身すると言われている。
- ライカントロープは「狼男」を意味するギリシャ語に由来する。
- ジョンは自分を一匹狼だと思っている男です。
- 今日から俺は一匹狼になる。
- あるとき一匹の狼がいました。その狼はおなかがすいていたので、獲物を探しました。
- 狼狽した事には、私はお金をなくしていた事に気づいた。
- 狼の噂をするとその皮が見える。
- 狼と犬の区別がつきますか。
- 狼が犬に似ているように、おべっか使いは友達のように見える。
- 羊が2匹狼に殺されました。
- 彼はひどく狼狽していたので善悪の区別が出来なかった。
- 情報が患者を狼狽させるかもしれないとき、それは患者には知らされない。
- 子羊は狼に殺された。
- 記者はひどく狼狽していたので善悪の区別ができなかった。
- その少年は狼が来ると言った。
- その柵は、狼を中に入れなくしておくほど高くはなかった。
- ジョ・ジョは自分のこと一匹狼だって思ってたけど。
- ある日彼女は森で狼に出会った。
- 男はみんな狼よ.
狼と同じ種類の言葉
- >> 「狼」を含む用語の索引
- 狼のページへのリンク