脊索動物
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脊索動物(せきさくどうぶつ、学名:Chordata)は、新口動物に属する動物の一群である。
- ^ V字型の筋肉が胴から尾にかけて並び、節状に連なったもの。発生時に現れる筋節(myotome)のことではない。
- ^ García-Bellido, Diego C.; Lee, Michael S. Y.; Edgecombe, Gregory D.; Jago, James B.; Gehling, James G.; Paterson, John R. (2014-10-21). “A new vetulicolian from Australia and its bearing on the chordate affinities of an enigmatic Cambrian group”. BMC Evolutionary Biology 14 (1): 214. doi:10.1186/s12862-014-0214-z. ISSN 1471-2148 .
脊索動物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 02:00 UTC 版)
ホヤやナメクジウオ、脊椎動物といった脊索動物のえらは咽頭の両側に何対かのスリット(鰓裂・さいれつ)が開いたものが基本形である。鰓裂と鰓裂の間の部分を鰓弓(さいきゅう)と呼ぶ。鰓弓どうしが向かい合った面には弁状や糸状の突起が密生しており、その中に血管がたくさん入り込んでいる。口から取り入れた水をこの鰓裂に通過させる時にガス交換が行われる。ホヤやナメクジウオ、かなりの魚類では同時に水中のプランクトンなどをろ過し、食物として消化管に取り込む。
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脊索動物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 06:08 UTC 版)
魚類のひれ イクチオサウルス ジェンツーペンギン ミナミハンドウイルカ 脊索動物、細長い体の中心に脊索という支えを持ち、全身を左右にくねらせることで遊泳する方向に進化したと見られる。これに対応して、その体は左右に扁平になっている。さらにその体の縁に沿って体壁が薄膜状に伸びたものがひれである。これは体面積を広げ、推進力を増す効果があると考えられる。このようなひれは正中線に沿って発達し、体周を取り巻き、特に体の後半部に発達する。このようなひれを不対鰭といい、脊椎動物の無顎類・魚類・両生類に見られる。魚類では背びれ、尾びれ、尻びれがこれに当たる。 これに対して体の主に腹面から左右に突き出したひれが魚類にはあり、これは対鰭といわれる。原始的なものでは左右に水平に広がり、主に体の安定に寄与したと考えられるが、次第にその構造を複雑化し、多様な方法で使われるようになった。胸びれと腹びれがこれに当たる。これは無顎類にはなく、それ以降に発達したものである。また、それらは脊椎動物の陸上進出に際し、四肢に変化した。またそれに並行して、陸上での運動に寄与しない不対鰭は消失した。 哺乳類、爬虫類、鳥類のひれは、すべて二次的に形成されたものである。たとえばクジラや魚竜の胸びれや腹びれ様の鰭は脚や翼から二次的に変化したものである。ただしそれらも元は魚類のひれだった器官である。 脊椎動物以外の脊索動物、例えばナメクジウオ(頭索動物)にも背びれや尾びれがあり、その様子は無顎類のそれに似ている。これは脊椎動物のそれらと相同である可能性がある。 無顎類 - ヤツメウナギなど(広義の魚類ではあるが多くの魚類が属する顎口上綱とは別の系統群であり、胸びれや腹びれのような対鰭をもたない) 魚類 - ほぼ全て 両生類カエルの幼生(オタマジャクシ) 爬虫類ウミガメ 魚竜、首長竜、モササウルス(絶滅) 鳥類ペンギン 哺乳類クジラ類(クジラ、イルカ) 鰭脚類(アシカ、アザラシ) 海牛類(ジュゴン、マナティー)
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脊索動物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 07:08 UTC 版)
ナミチスイコウモリ 中南米に生息し、動物の血液を摂食するコウモリ。血液で食事を摂るコウモリは世界に3種確認されているが、2種は鳥類の血液を摂食するため、哺乳動物から吸血する唯一の種。吸血鬼の化身といえばコウモリだが、ほとんどのコウモリは虫を食べたり花の蜜を吸うだけで、吸血することはない。吸血鬼の化身としてのコウモリ像が一般化したのは近代以降の文芸作品や映画の影響が強く、伝統的なものではない。主に家畜の足などにかみそりのような門歯で傷をつけ、傷口から他の吸血動物同様に血液の凝固を唾液の成分で防ぎつつ、舌で舐め取る。他個体は吸血のためにつけた傷を次々に利用するため、コウモリの数に比してつけられる傷は見た目よりは多くない。 ハシボソガラパゴスフィンチ(吸血フィンチ) ガラパゴス諸島北西端のウォルフ島に生息する、ダーウィンフィンチ類の一種。元々植物食性であったが、同じ島に住むカツオドリの翼の付け根をつつき、流れ出た血液を吸う。鳥類が鳥類の血液を餌とする唯一の例とされる。 ヤツメウナギ
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脊索動物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 05:44 UTC 版)
脊索動物は脊椎動物を含む動物門で、(一生のうち少なくとも一時期に)脊索を持つという特徴をもつ。詳細後述。
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