咽頭

デジタル大辞泉

いん‐とう【咽頭】

読み方：いんとう

口腔(こうこう)、鼻腔および食道の間の筋肉性の袋状の管。呼吸・嚥下(えんか)・発声などの作用をする。

生物学用語辞典

咽頭

英訳・(英)同義/類義語：pharynx

哺乳動物の体を構成する構造の一部で、口腔（口）と鼻腔とが奥で一緒になる部分。

「生物学用語辞典」の他の用語

個体の器官や組織など：

味覚芽  呼吸器  呼気中枢  咽頭  唾液腺  唾腺  喉頭

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咽頭

【仮名】いんとう
【原文】pharynx

鼻の後方から始まって気管および食道（胃につながる管）の最上部で終わる頸部の中空の管。咽頭の長さは約12cm（約5インチ）であるが、体の大きさにも左右される。「throat（咽頭）」とも呼ばれる。

咽頭、喉

【仮名】いんとう
【原文】throat

鼻の後方から始まり、気管（喉笛）と食道（胃につながる管）の最上部分で終わる頸部内の中空の管。咽頭は約13cm（約5インチ）の長さがあり、体格により異なる。「pharynx（咽頭）」とも呼ばれる。

ウィキペディア

咽頭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/05/01 10:30 UTC 版)

咽頭（いんとう、pharynx）は、脊索動物門固有の器官で、消化管の前部で口腔と食道の中間にあり、胚の時期には、両側壁にいくつかの咽頭嚢が前後に並んで発生する部分のことである。咽頭と食道または喉頭の境界は第6頸椎である。

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「咽頭」の例文・使い方・用例・文例

• 鼻咽頭がんには放射線治療が有効だ。
• 連鎖球菌咽頭炎
• 鼻腔の検査（前鼻孔を通すか、鼻鏡を使って鼻咽頭を通すかのいずれか）
• 気道を開けるための不必要な口蓋と口腔咽頭組織の外科的切除
• 敗血性咽頭炎
• 水が通り過ぎる魚と水生両生類の咽頭の一連の裂け目の1つ
• 魚と水生両生類のえらを補助するそれぞれの咽頭の側面の骨または軟骨性の弓形のもののどちらか一つ
• 中咽頭の、中咽頭に関する、または、中咽頭の近くに位置する
• 喉頭と咽頭の、または、喉頭と咽頭に関する
• 咽頭摩擦音
• 鼻と咽頭を通して気管に挿入されるチューブ
• 咽頭口部の各側面のリンパ組織の2つの塊のうちのどちらか
• 飲み込んだり話す時に鼻咽頭をふさぐ筋肉質の弁
• 後頭蓋窩の硬膜を満たす上行咽頭動脈の支流
• 内頸静脈に注ぐ咽頭神経叢からの静脈
• 咽頭と舌の奥の知覚神経
• 咽頭、喉頭、肺、心臓、食道、胃、そして腹部の内臓のほとんどに供給される複合神経
• 頭蓋底と口蓋の間にあり、顔から咽頭に伸びる2つの腔のいずれか
• 咽頭の上部を形成する空洞
• 口の後ろで咽頭によって形成される空洞