空腸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/14 22:09 UTC 版)
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空腸(くうちょう、英語: Jejunum)は、十二指腸から続く小腸の一部で、回腸に続く。空腸と回腸は十二指腸と違い腸間膜があるので、空腸と回腸を総称して腸間膜小腸と分類する場合もある。
空腸と回腸の明確な解剖学的境界は無いが、おおむね口側の2/5が空腸、残りの3/5が回腸とされる。
肉眼的特徴としては内部に輪状襞(輪状ヒダ)と腸絨毛を認め、回腸よりやや太い。内壁にパイエル板(集合リンパ小節)がみられることもあるが、回腸より数は少ない。腸の項目も参照のこと。
また、腸液が分泌され、最終消化を行うところでもある。
空腸の名の由来は、死体解剖を行った際に内容物が見られなかった(「空っぽ」の空)ことに由来する。
関連項目
「空腸」の例文・使い方・用例・文例
空腸と同じ種類の言葉
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