結腸
結腸
結腸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/22 05:03 UTC 版)
結腸(けっちょう、英: colon)とは、大腸のうち右腸骨窩から仙骨上端までの部分である。結腸はさらに上行結腸(盲腸から右結腸曲)、横行結腸(右結腸曲から左結腸曲)、下行結腸(左結腸曲から左腸骨窩)、S状結腸(左腸骨窩から直腸上端、シグモイドに由来する名称)に区別される。長さは、上行結腸は約20 cm、横行結腸は50 cm、下行結腸は25 cm、S状結腸は45 cmである。
結腸は消化管で吸収利用されなかった食物の残渣を貯蔵する器官である[1]。
結腸の解剖
結腸は他の大腸と同じく「粘膜」「筋層」「漿膜」の3層より構成される。筋層は消化管では2層に分かれ、内側が輪走、外側が縦走であるのが一般的であるが、結腸では外側の縦走筋が3箇所に集まって結腸ひもをなしている。これは手術などで小腸と結腸を区別するのに重要な目安となる。結腸ひもはそれぞれ名称がついており、前壁のものは大網ひも、後壁のものは間膜ひもと自由ひもと呼ばれる。また、大網ひもと自由ひものところで結腸の表面の腹膜に脂肪組織が集積して、黄色で葉状の腹膜垂と呼ばれる組織が存在することも結腸の特色のひとつである。
結腸を栄養する血管は大きく2つに分けられる。上行結腸は右結腸動脈と回結腸動脈、横行結腸は中結腸動脈、下行結腸は左結腸動脈、S状結腸はS状結腸動脈が栄養しているが、このうち回結腸動脈、右結腸動脈、中結腸動脈の右枝は上腸間膜動脈から分枝し中結腸動脈の左枝、左結腸動脈、S状結腸動脈は下腸間膜動脈から分枝する。静脈は同名の静脈から門脈に入る。 女性の結腸は男性の結腸より10cm長い
出典
- ^ Gillian Pocock , Christopher D. Richards『オックスフォード・生理学 原書3版』 (植村慶一、岡野栄之訳)丸善、2009年、462頁
関連項目
「結腸」の例文・使い方・用例・文例
- 医者はS状結腸鏡検査法で患者を調べた。
- 結腸スコープ法で腫瘍が見つかった。
- 私は結腸のポリープを除去してもらった。
- 彼は結腸切除術の後合併症を起こした。
- 結腸炎
- 結腸に大量の液体を高圧で注入することによってきれいにすることを目的とした結腸の洗浄
- 盲腸から直腸への結腸(結腸鏡で)の視覚検査
- 直腸鏡による直腸と結腸の端の目視検査
- 下側の視覚試験(S状結腸鏡がある)はポリープの検索におけるコロンの3番目です
- 肛門として機能するように結腸から体の表面まで穴を開ける外科手術
- (通常、悪性腫瘍を取り除くための)S状結腸の一部あるいはすべての外科的な除去
- 結腸を洗浄するために行われる水浣腸
- 横行結腸
- 結腸の、または、結腸に関する
- 結腸と直腸に関連するか、または影響する
- ほとんどの結腸直腸癌が腺腫性ポリープから起こる
- 大腸のS状結腸曲の、または、大腸のS状結腸曲に関する
- S状結腸と直腸上部の、S状結腸と直腸上部に関する、または、S状結腸と直腸上部の近くの
- 盲腸から結腸まで全体の結腸を検査する細長い光ファイバーの内視鏡
- 痙攣性結腸
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