維管束とは? わかりやすく解説

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いかん‐そく〔ヰクワン‐〕【維管束】

読み方:いかんそく

シダ植物種子植物にあって篩部(しぶ)と木部からなり道管仮道管篩管などを含む組織集まり。束状となって根・茎貫き水や養分通路となるほか、体を支持する管束


維管束

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 05:52 UTC 版)

維管束(いかんそく、英語: vascular bundle)とは、植物が持つ内部組織の1つ。植物体の全体にわたってその内部を貫く。役割としては液体(主に水や養分)の運搬と植物体の機械的な支持である。維管束を持つ植物は、シダ植物種子植物であり、これらをまとめて維管束植物という。ただし、"維管束"とは繊維と管からなる束の意味であるが、シダ植物裸子植物には維管束に繊維が無い。




「維管束」の続きの解説一覧

維管束

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 06:34 UTC 版)

大葉シダ植物」の記事における「維管束」の解説

トリメロフィトン類より基部分岐したと考えられるリニア類では、原生木部中心にあり、そこから外周に向けて放射状に後生木部形成される原型原生中心柱呼ばれる維管束(中心柱を持っていた。トリメロフィトン類では、背が高くなり太くなるのと並行し中心柱放射状に複数の腕を出して伸び、心原型放射原生中心柱となった。これに対し小葉類祖先考えられているゾステロフィルム植物では、リニア類のもつ心原型原生中心柱が外原型原生中心柱になり、のちにアステロキシロンなどの絶滅小葉類放射状となった大葉シダ植物系統繫がるトリメロフィトン類では、腕状に伸びている中心柱原生木部中央部から消失し、腕の遠位端部分にのみ残り中原型の放射原生中心柱となった十字型だった原生木部大葉シダ植物では中心柱辺縁ネックレス様に配列するため、大葉シダ植物は monilophytes(monīle 首飾 + φυτά 植物)と呼ばれるトクサ類では、絶滅群であるスフェノフィルム類およびロボク科木質植物と同様両面維管束形成層を持つ。そのため、トクサ類共通祖先両面維管束形成層獲得したもしくは大葉植物木質植物 + 大葉シダ植物)の共通祖先両面維管束形成層獲得しトクサ類以外の大葉シダ植物消失した可能性がある大葉シダ植物共通祖先では中原放射原生中心柱'だったものが、スフェノフィルム類では外原型の3ヶ所原生木部内側に後生木部形成されるようになり、現生トクサ科ロボク科共通祖先原生木部中原から内原型進化し中央に髄腔が、原生木部周辺に通水道形成されるようになった。 トリメロフィトン類では中心木部占められていたが、トクサ目および残り大葉シダ植物共通祖先中央部が髄細胞分化するようになった。髄細胞柔細胞であることが多いが、厚壁細胞であることもある。ハナワラビ類を除く現生大葉シダ植物では維管束形成層進化せず、二次木部形成しないため、髄が発達することで太くなり、植物体が大きくなるようになったと考えられる大葉シダ植物では、跡(から繫がる維管束)の上側、一次木部細胞接して柔細胞形成され、髄と皮層を繋ぐため、の上にleaf gap形成される後生木部間の維管束間細胞順次後生木部分化し隣接する木部繋がるが、中央部(髄)と跡の向軸側細胞隙)は柔細胞分化することで木部全体管状になるため、隙のできる部分に穴が開いたように見える匍匐性などで間が長い場合後生木部管状になり、管状中心柱呼ばれるが、間が短くの維管束に入る跡が多くなる隙が増え網目状になるため網状中心柱呼ばれる。なお、被子植物ではと同様空間空隙 lacunaと呼ぶが、被子植物では跡が葉原基から求基的に伸長するに対し大葉シダ植物では小葉植物と同様から葉原基に向かって求頂的に伸長するため、別のものであると考えられる

※この「維管束」の解説は、「大葉シダ植物」の解説の一部です。
「維管束」を含む「大葉シダ植物」の記事については、「大葉シダ植物」の概要を参照ください。

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維管束

出典:『Wiktionary』 (2021/07/01 11:16 UTC 版)

名詞

  いかんそく

  1. シダ植物種子植物みられる道管師管が束になった構造

発音(?)

い↗か↘んそく

関連語

翻訳


「維管束」の例文・使い方・用例・文例

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