胞子形成
胞子形成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/17 15:31 UTC 版)
分生子形成の詳細は以下の通り。まず分生子形成枝の先端に円柱状の細胞を生じる。この部分の途中に隔壁を生じ、先端側の細胞と基部側の細胞に区画される。先端側の細胞は、その中間で隔壁を生じてほぼ等分の二つの細胞に分かれる。それらの細胞はさらに二等分に分裂し、その結果長さと幅がほぼ同じくらいの四つの細胞が形成される。それらの細胞は丸っこくなって胞子として完成する。基部側の細胞はさらに伸長し、先の胞子が形成される頃に、また途中で隔壁を生じ、上と同じようにして四つの胞子を形成する。これは連続的に繰り返されるので、胞子の長い鎖列が形成される。 分生子が求基的に分断して形成されることから、これは meristem arthroconidiaであるとされてきた。
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