胞子嚢
胞子のう
胞子嚢
胞子嚢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 03:33 UTC 版)
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胞子嚢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 03:44 UTC 版)
胞子嚢は真嚢性で包膜を欠き、大型の球形である。胞子葉は葉面を持たず胞子嚢が軸上に並び、胞子嚢群は形成しない。ナガホノナツノハナワラビのような原始的な体制を持つものでは葉軸は分枝し、その各先端に胞子嚢が1つずつ付く。その他の種では特殊化し、葉軸の組織は退化する傾向にあり、葉軸に側生しているように見える。 胞子嚢壁は2細胞層からなる。また、胞子嚢は胞子嚢壁が薄くなった裂開線に沿って裂開し、環帯を欠く。ナガホノナツノハナワラビは原始的な形態で、胞子嚢の頂端から向軸側基部まで縦裂開をするのに対し、ミヤコジマハナワラビやその他のハナワラビ類は胞子嚢の背軸側中央部当りから向軸側基部にかけて見かけ上横裂開(末端裂開)を行う。同型胞子性。1胞子嚢当りの胞子数は1000個以上と非常に多い。胞子は球状の四面体型をしており、三溝粒。
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胞子嚢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 09:47 UTC 版)
他の二又分枝を行うデボン紀のテローム植物では、胞子嚢は紡錘形で放射相称であり、茎に頂生していたが、ゾステロフィルム類では胞子嚢は腎臓形で背腹性があり、横裂開をして茎に側生していた。現生のヒカゲノカズラ目およびミズニラ目では葉の向軸側に、現生イワヒバ目では葉腋の茎よりの部分から胞子嚢形成が起こる。 ヒカゲノカズラ目では、表皮細胞が胞子嚢始原細胞となり、並層分裂して初発壁細胞と初発胞子形成細胞となる。初発壁細胞は並層分裂し、最内層がタペート細胞、外側は胞子嚢壁となる。初発胞子形成細胞は並層分裂して胞子母細胞となり、減数分裂して胞子となる。イワヒバ目では初発胞子形成細胞の最外層の細胞がタペート細胞となる。
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「胞子嚢」の例文・使い方・用例・文例
- (シダについて)上皮細胞群から生じる胞子嚢を持つさま
- ハナヤスリ科とリュウビンタイ科の真性胞子嚢を持つシダ
- 胞子を発生させる胞子嚢の細胞の、または、胞子を発生させる胞子嚢の細胞に関する
- 主軸が造卵器で終端したコケ(それゆえに胞子嚢も)
- 縦に4つの切れ込みがある裂開性の胞子嚢を持つ、茶色または黒っぽいアルプス山脈のコケ
- 細胞間の空間の空洞により胞子嚢が嚢から離れているコケのいくつかの分類体系において使用されるカテゴリー
- 主脈のある葉と、柄が長く裂け目のある縁歯がある胞子嚢を持つコケ
- ガメトフォアが直立した多年生のコケで、茎には列をなした葉と垂れ下がった胞子嚢がつく
- 無性生殖により胞子嚢内につくられる4つの胞子
- ある水生シダにある、胞子嚢群または胞子嚢のかたまりを閉じ込める、分化した葉の派生物
- 蘚類の胞子嚢の口を取り囲む、房飾り様の歯状の付属器
- 花が咲かない植物で、大胞子嚢だけを運ぶ胞子葉
- 小胞子嚢だけを生じさせる胞子葉である非顕花植物で、
- ヨーロッパの水生シダで水の縁まわりや酸性の湿った土に見られ小さい球形の胞子嚢果をつける
- ハナワラビ属のシダで、胞子葉はブドウのような胞子嚢の小さな塊をつける
- 房になった胞子嚢がヘビのガラガラに似ているアメリカのシダ
- オーストララシアのシダ、胞子葉の茎に胞子嚢の房をつける
- 円柱型半球の胞子嚢が仮根によって培養基に固定されている腐敗を引き起こしている菌類の属
- 特定の顕花植物の上に水膨れに似ている白い胞子嚢群を生じる菌類
- 通常、分岐した胞子嚢柄の先端に連続して、単独でできる胞子嚢を持つ菌類
胞子嚢と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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