横方向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/10 09:00 UTC 版)
五線の左右は時間を表しており、左から右へと時間が進んでゆく。この意味で五線譜の横方向はリニアスケール的である。ただし、指定されたテンポによって、そこにある音が何秒後に演奏されるかは異なる。例えば、4分の4拍子で60 BPMの場合は、1拍目の音が演奏されてから3拍目の音が演奏されるまでの時間は2 秒であるのに対して、120 BPMならば1 秒である。さらに持続的な速度変化を指示する演奏記号が存在する場合は、当然ながら、この時間は変化する。その上、実際の演奏では、しばしば演奏者がテンポを揺らすために、演奏記号が無くとも時間が変化する場合がある。また、記譜上の問題として、音価の短い音符が多い小節では、1小節が横長になりがちである。以上のことから、五線譜の横方向が完全なリニアスケールではないことが判る。
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「横方向」の例文・使い方・用例・文例
- 口を横方向に広げる
- 大理石の板は横方向に切られた
- 事物は、横方向に進んでいる
- 昆虫の可転性の触角は、上下または横方向に動かす事ができる
- 柱または支えにより会衆席から正確に横方向に分かれた教会の一部
- 曲線的な横方向のうねが浮き彫りとなっている織物
- 腕を内転させ、横方向に回転させる円筋
- 脊柱の異常な横方向への湾曲
- 横方向の座標軸
- テレビで画像を構成する横方向の線
- 横方向の筋交い
- プレートの移動により大陸が横方向に移動したとする地理学上の学院
- それぞれの足をスケートの上に乗せ,横方向に滑走する。
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