音価とは? わかりやすく解説

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おん‐か【音価】

読み方:おんか

言語学で、一つ一つ文字該当する認められる音声


音価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 14:46 UTC 版)

音価(おんか)




「音価」の続きの解説一覧

音価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 14:53 UTC 版)

「Ъ」の記事における「音価」の解説

本来は母音字であり、o または u の非常に弱く短い音を表した考えられている。この母音字の前の子音は必ず硬子音となったロシア語などでは、後の音韻変化で語の中の位置によってより完全な母音(о など)に変わるか、または母音脱落した結果独立した音を失った(сънъ → сон :眠り)。後述のようにロシア語旧正書法で硬子音で終わる単語語末に ъ がついていたのは、古スラヴ語単語が必ず母音終わり開音節)、本来この位置に母音としての ъ があったことの名残である。一方ブルガリア語では位置によって曖昧母音変化し母音としての ъ が残された。 現在のロシア語では、独立した音は持たず硬音符呼ばれ直前の子音と直後母音分けて発音させ(日本ローマ字アポストロフィー ( ’ ) と同じ)、直前の音が軟子音口蓋子音)ならば硬子音(非口蓋子音化する働きを持つ。(例) объект ブルガリア語では、曖昧母音 /ə/ を表す(/ɤ/や/ɐ/と書かれることもある)。

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音価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 23:59 UTC 版)

「B」の記事における「音価」の解説

この文字が表す音素 /b/ の音価は、有声両唇閉鎖音 [b] ないし、その類似の両唇音である。 ドイツ語では語末無声子音の前で無声化する。 フランス語では語尾の b を黙字とする。 英語でも語尾 mb のように b が黙字となる例がある (bombなど)。 スペイン語音素 /b/(bまたはvと書く)は、語頭では [b] であるが、語頭以外では弱化して有声両唇摩擦音 [β] で発音される中国語その方言のピンインでは無気無声両唇破裂音の [p] を表す。 中国南方方言では、広東省教育部門式の広東語ローマ字のように音節頭では無気無声両唇閉鎖音の [p] を表すが、音節末では両唇内破音 [p̚] を表す例もある。 マレー語では音節頭では有声両唇閉鎖音の [b] を表すが、音節末での実際発音両唇内破音 [p̚] である。 ベトナム語では入破音の [ɓ] または声門閉鎖音有声両唇閉鎖音同時に発音する [ʔb] を表す。 チワン語では、上記ベトナム語と同じ発音mb表記し、b は中国語同じく無気無声両唇破裂音の [p] を表す。 日本語のローマ字表記では訓令式、ヘボン式共にバ行ハ行濁音の子音に用いられる朝鮮語ローマ字表記である文化観光部2000年式では有声音無声音関わらず初声のㅂに用いられるマッキューン=ライシャワー式では有声発音されるㅂに用いられる

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音価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 02:23 UTC 版)

「H」の記事における「音価」の解説

ドイツ語英語では原則として無声声門摩擦音/h/ないしその類似音を表す。ドイツ語では語頭以外で前に母音、またはt,rを伴うhは発音されない複合語中のhは元の単語発音準ずる)。また、その前の母音長く伸ばすように作用し、英語でもそうなる場合があり、この場合hの文字そのもの発音されないドイツ語ではiの前で無声硬口蓋摩擦音[ç]を表すこともある(例えHitomiなど)。 ポーランド語中国語ピンインでは無声軟口蓋摩擦音/x/を表す。 多くロマンス語では発音されないフランス語では、「無音のh」と「有音のh」の2種類がある。両者とも単独では発音されることは無いが、有音のhで始まる単語はリエゾン・エリジオン・アンシェヌマンを起こさない語頭以外のhはこの区別考える必要は無い)。黙字#フランス語参照のこと。 イタリア語では発音に関わらないhについては、英語のhaveに相当する動詞avereの活用感嘆詞外来語除き書かれなくなった。なお、hはcやgの後ろ置かれてcやgを/k/や/g/の発音に保つ働きを持つ。 例外的にルーマニア語では/h~x/で発音されるch, ghイタリア語と同じ。 多く言語で、"ch", "ph" などのようにの子音字後ろ置かれ類似の別音を表す。摩擦音になることが多い。 他の子音字後ろ置いて有気音を表すことがあるタイ語ヒンディー語などの有声無声区別有気無気区別両方がある言語ローマ字表記使用される日本語のローマ字表記ではハ行の子音に用いる。但しヘボン式では「フ」の子音は他のハ行の子音と異なる為別の(F)用いる。また、「ヒ」の子音も他のハ行の子音と異なるが、これには訓令式でもヘボン式でも他のハ行と同じHを用いる。オ段長音表記使用する場合もある(佐藤→Satoh、妹尾Senoh)。 朝鮮語ローマ字表記では初声の「ㅎ」に用いる。一般的ではないが、イェール式等、激音を示す為に使用される表記法がある。

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音価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 10:01 UTC 版)

「S」の記事における「音価」の解説

この文字が表す音は、/s/(無声歯茎摩擦音)ないしその類似音である。ただし、西欧多く言語で、母音有声子音挟まれ単独のsを有声の/z/で読む。この場合母音有声子音挟まれ無声の/s/を表すにはしばしssと書く。 ドイツ語では無声の/s/を表すのに短母音後で ss, 長母音後でßを使う。標準語では母音の前のsを有声発音するドイツ語ではspst2字それぞれschp、schtの綴りと同じ/ʃp/、/ʃt/を表す。しかし、schp、schtの綴りとは違う/sp/、/st/を表す例もある。 フランス語では、無声の/s/を表すのにしばしばcないしçを使う。また、フランス語では語末のsを原則として黙字化するが、次の単語母音で始まる場合にはリエゾンして /z/ で発音されるイタリア語では、sを有声で読むか無声で読むかは方言により変化する標準語では単語ごとに異なる。 英語も、単語ごとに異なる。単語によってはどちらで読んでもいいもの、意味により変化するもの、黙字となるものがある。また単語によっては、/z/を表すsをzで書き換えることができる。また、dessert, possession例外的に濁る(フランス語dessert, possession は濁らない)。 ハンガリー語では、/ʃ/をあらわす。/s/ をあらわすには sz用いる。 日本語のローマ字表記ではサ行の子音に用いる。ヘボン式ではシおよびシャシュショの子音はshとする。 朝鮮語ローマ字表記では初声のㅅに用いる。ㅆはssとする。 sh(英語)は/ʃ/、schドイツ語)も/ʃ/、tsch(ドイツ語)は/tʃ/である。

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音価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 00:03 UTC 版)

「C」記事における「音価」の解説

現代では多く言語正書法音標記号などにおいて用いられるが、その流儀大きく2つ分類できる

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音価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/12/05 21:31 UTC 版)

「Ӿ」の記事における「音価」の解説

無声声門摩擦音 [h] を表す。

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音価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/10 09:48 UTC 版)

容認発音」の記事における「音価」の解説

音価については、以下のとおりである。先に子音、後に母音について示す。

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音価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/07 04:42 UTC 版)

「Ğ」の記事における「音価」の解説

本来は、喉の奥で出すガの摩擦音 [ɣ]、または y と同じ半母音 [j](平凡社百科事典白水社エクスプレスなど)であった現代トルコ語では、以下のような発音になる。 音節頭および母音間では発音せず、黙字となる。boğaz : ボアズ 「喉」 yoğurt : ヨウルト「ヨーグルト直前母音があり、さらに ğ が語末であったり、その直後母音ではなく子音である場合は、直前母音発音のばしたような音になり、長音となる。dağ : ダー 「山」 fotoğraf : フォトーラフ 「写真アゼルバイジャン語では [ɣ] を表す。

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音価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 08:31 UTC 版)

「Ꝩ」の記事における「音価」の解説

古ノルド語では[u],[v],[w]を表す。

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音価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/27 19:36 UTC 版)

「Π」の記事における「音価」の解説

通常 [p] 音を表す。また現代ギリシア語で μπ の組み合わせ/b/語頭において)または /mb/ (その他の場所において)を表す。

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音価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 05:53 UTC 版)

「Ы」の記事における「音価」の解説

原則として非円唇中舌狭母音 /ɨ/ を表す。この音は、/i/ のように口を横に開き、舌の中ほど上げて発音する音である。И と音声異なるが、完全に相補的であって同一音素をなす。

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音価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 15:54 UTC 版)

「J」の記事における「音価」の解説

文字 J は、半母音硬口蓋接近音) [j] を表すのに用いられるほか、言語によっては以下のような音を表すのに用いられる有声後部歯茎摩擦音 [ʒ] - フランス語ポルトガル語トルコ語 有声後部歯茎破擦音 [] - 英語 無声軟口蓋摩擦音 [x] - スペイン語 東アジア諸言語ラテン文字転写する際には、[] の近似音を J で表すことが多い。有声音無声音区別がなく有気音無気音区別する言語では、無気音のほうに J が当てられるその場合、J は無声音をも表すことになる。日本語ヤ行の子音等[j]の近似音は代わりにYで表すことが多い。 朝鮮語では、[]に近い有声音発音されるㅈ([dʑ])に J が当てられている。大韓民国の文化観光2000年式では無声音で[tɕ]と発音される場合でも母音後続するなら J を用いる。ㅉは常に無声音発音されるjj となる。 中国語漢語拼音では、J は無声歯茎硬口蓋破擦音無気音[tɕ]を表す。 日本語ヘボン式ローマ字表記では、[]に近い「ジ」および「ジャ」行の子音[dʑ]に J が当てられている。ジャ行の表記において jy表記されることもあるが、基本的に正しくない。なお訓令式では使用しない

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音価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:21 UTC 版)

「Д」の記事における「音価」の解説

原則として [d] を表す。 ロシア語などでは、語末無声音の前で無声化し [t] となる。

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音価

出典:『Wiktionary』 (2013/06/02 05:17 UTC 版)

名詞

 (おんか)

  1. 音楽)ある音(または休止)に与えられ楽譜上の時間長さ
  2. 音声学書き表され文字どのような音声表しているかを示す語。

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