UniPers式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 15:37 UTC 版)
「ペルシア語のラテン文字表記法」の記事における「UniPers式」の解説
母音音価母音音価A a /æ/ I i /i/ Â â /ɒː/ O o /o/ E e /e/ U u /u/ 子音音価子音音価B b /b/ Q q /ɣ/ C c /tʃ/ R r /ɾ/ D d /d/ S s /s/ F f /f/ Š š /ʃ/ G g /ɡ/ T t /t/ H h /h/ V v /v/ J j /dʒ/ W w /w/; ow, xwとしてのみ使用 K k /k/ X x /χ/ L l /l/ Y y /j/ M m /m/ Z z /z/ N n /n/ Ž ž /ʒ/ P p /p/ ' /ʔ/ 複合音音価複合音音価xw x ow /oʊ/ UniPers (Universal Persianの略称) 式は「Pârsiye Jahâni」とも呼ばれ、ペルシア語をラテン文字に翻字するために作成された。このシステムではLatin-1のラテン文字に加えてÂ/â, Š/š, Ž/ž, アポストロフィを使用する。ペルシア語の音韻を完全に再現することができるよう最小のルールで設計されている。 この方法もまた、ペルシア語の読み書きに関して、彼らの国籍やペルシア語の習熟レベルによらず殆どの者がペルシア語を読み書きできるようにすることを目的として設計されている。Uni-Pers式もまた、ペルシア語話者以外の人々が対応するラテン文字を理解しやすいようなペルシア語キーボードのレイアウトを規定している。 このシステムの製作者はシステム制作に際し以下のような基準を定めて制作したと述べている。 ラテン文字のみを使用した翻字システムとし、ダイアクリティカルマークなどの記号やルールは最小限にとどめた。 言語の音価やシステム内で使用される文字はラテン文字表記と一対一で対応するようにする。 言語の標準的な発音とシステムで使用する音価が一致するようにした。 また、Persáと呼ばれる近年創出されたラテン文字ベースのアルファベットはUnipersと似た目標を掲げて創出されたものである。
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