ぼ‐いん【母音】
読み方:ぼいん
言語音の最小単位である単音の分類の一。呼気が口腔や咽頭での閉鎖や狭めをうけずに流れ出る音。口の開きや舌の位置、口蓋帆による鼻腔への通路の開閉などによって音色が変わる。一般に有声音。現代日本語では、ア・イ・ウ・エ・オの五つ。⇔子音。
ぼ‐おん【母音】
読み方:ぼおん
⇒ぼいん(母音)
母音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/13 16:11 UTC 版)
母音(ぼいん、英: vowel)は、言語を発音するときの音声、即ち発声器官を使って発する音の一種である。普通は声帯の震えを伴う有声音であり、ある程度の時間や声を保持する持続音である。英語の vowel から V と略して表されることもある。子音(英: consonant、C)とは対立概念である。
注釈
出典
- ^ “南琉球方言における「舌先的母音」の調音的特徴: 宮古多良間方言を対象としたパラトグラフィー調査の初期報告”. 音声研究 14 (2): 16–24. (2010). doi:10.24467/onseikenkyu.14.2_16.
- ^ 狩俣 繁久 (1999.3) (日本語). 琉球宮古諸方言の音韻:琉球宮古方言の音声資料の収集・研究. 西原町. pp. 61-62
母音(テヒタール)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 21:23 UTC 版)
もともと、文字の上に「テヒタ」という小さな記号を置くことで母音を表した。テヒタを使う場合は、クウェンヤ・ラテン語のように母音で終わることが多い言語では、母音を直前の子音の上に置く「クウェンヤ式」の読み方をし、子音で終わることが多いシンダール語・英語のような言語では、母音の次の子音字の上にテヒタを置く「シンダール式」の読み方をする。すなわちbatと書くのにクウェンヤ式ではaのテヒタをbの字の上に乗せ、シンダール式ではtの上に乗せた。乗せるべき子音が存在しない場合は短い軸線を書いて乗せる。長音は長い軸線の上にテヒタを書くか、又はテヒタを二重に書いて表現する。のちに母音も子音と同格の文字で表す完書体も成立した。
※この「母音(テヒタール)」の解説は、「テングワール」の解説の一部です。
「母音(テヒタール)」を含む「テングワール」の記事については、「テングワール」の概要を参照ください。
母音 (vocale)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 21:34 UTC 版)
「イタリア語」の記事における「母音 (vocale)」の解説
母音はa, e, i, o, uで表す。eとoに2種類の発音があるので7種類になる。 eには強勢部のみ [e]と[ɛ], /E/がある。語末にアクセントが来た時や辞書で広狭を明確にする場合、閉口音の[e]は é, 開口音の[ɛ]は è で記述する。語末のアクセント記号は広狭にかかわらず必ず書かれる。 oには強勢部のみ [o]と[ɔ], /O/がある。E と同様、閉口音[o]は ó, 開口音[ɔ]は ò で記述する。 eとoの各2種類の発音は、意味の違いを表すが文脈などで区別できる場合が多く対立は弱い。
※この「母音 (vocale)」の解説は、「イタリア語」の解説の一部です。
「母音 (vocale)」を含む「イタリア語」の記事については、「イタリア語」の概要を参照ください。
母音
出典:『Wiktionary』 (2020/05/10 09:36 UTC 版)
名詞
分野ごとの用法
関連語
翻訳
- ブルトン語: vogalenn
- カタルーニャ語: vocal
- ドイツ語: Selbstlaut, Vokal
- 英語: vowel
- エスペラント: vokalo
- スペイン語: vocal
- フィンランド語: vokaali
- フランス語: voyelle
- ヘブライ語: תנועה (בלשנות)
- アルメニア語: ձայնավոր
- イド語: vokalo
- イタリア語: vocale
- 朝鮮語: 홀소리
- リンガラ語: moleli
- ナワトル語: tsilinitl
- オランダ語: klinker
- ノルウェー語(ニーノシュク): vokal
- ノルウェー語: vokal
- ポーランド語: samogłoska
- ポルトガル語: vogal
- ルーマニア語: vocală
- スコットランド語:vouel
- スウェーデン語: vokal
「母音」の例文・使い方・用例・文例
母音と同じ種類の言葉
- >> 「母音」を含む用語の索引
- 母音のページへのリンク