母音交替とは? わかりやすく解説

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ぼいん‐こうたい〔‐カウタイ〕【母音交替】

読み方:ぼいんこうたい

インド‐ヨーロッパ諸語特徴一つで、文法機能品詞変化応じ同一語根接尾辞における母音別の母音規則的に交替すること。例えば、英語のsing, sang, sungの類。アプラウト


母音交替

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 07:19 UTC 版)

母音交替(ぼいんこうたい、: apophony, vowel gradation, ablaut)とは、一つの言語の中で、母音が変化することにより単語が別の単語に変化(派生)したり、文法上の機能が変化(活用格変化など)したり、あるいは環境によって(他の語との合成語形成などで)母音が変化する現象をいう。世界の様々な言語に見られる。種類によっては母音変異などともいう。




「母音交替」の続きの解説一覧

母音交替

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/19 13:50 UTC 版)

秋田弁の音韻」の記事における「母音交替」の解説

/o/ と /u/ が交替している場合比較的多い。/u/ が /o/ に変化している例としては、クソリ()、コノガ(小糠)、ノマ(沼)、ノル(塗る)や、オコ゜エシ()、オンブゲ(産毛)、チヨ(露)、ノコ゜ル(拭う)、ハコ゜ギ(歯茎)、ホダロ(蛍)、モゴ(婿)、モゴー(向こう)、ヨギ)、ヨリ元結)などの例がある。また、/o/ が /u/ に変化している例として、アスンブ(遊ぶ)、ヌル乗る)、コユミ(暦)、フルシギ(風呂敷)や、ウグンバ(奥歯)、ヌギ(軒)、マナグ(眼)、ムリ雨漏り)、ユグ(欲)などの例がある。いずれも語彙的なものであって規則的ではない。 また、/i/ と /e/交替している場合もある。/i/ が /e/変化している例としてメシェ(店)、シェゲ(堰)、シトメ()や、メメンジ(蚯蚓)、/e/ が /i/ に変化している例としてトキ゜()、ビロ(涎)、ヤギミシ(焼き飯)などの例がある。

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母音交替

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 21:59 UTC 版)

インド・ヨーロッパ祖語」の記事における「母音交替」の解説

印欧祖語には、同じ語根から母音音素/o///e///Ø/を対比する特有の母音交替法則存在している。

※この「母音交替」の解説は、「インド・ヨーロッパ祖語」の解説の一部です。
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母音交替

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 03:07 UTC 版)

喉音理論」の記事における「母音交替」の解説

喉音仮定することによって語根起きる母音交替の記述簡略化することができる。 ê/ô/ə < eh1/oh1/h1; â/ô/ə < eh2/oh2/h2; ô/ô/ə < eh3/oh3/h3

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「母音交替」を含む「喉音理論」の記事については、「喉音理論」の概要を参照ください。

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