棘とは? わかりやすく解説

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とげ【刺/×棘】

読み方:とげ

体表にある、堅くて先のとがった突起物植物では、表皮変化したもの(バラ)や托葉・根が変化した葉針サボテン)・茎針サイカチ)・托葉針(カラタチ)・根針(シュロ)などがある。動物では、ハリネズミゴンズイアカエイウニなどにみられる

木・竹・骨などの、細くとがった小片。「—を抜く」

言葉含まれた、相手感情を傷つける皮肉や悪意。「—のある言葉


おどろ【×棘/荊棘】

読み方:おどろ

[名・形動

髪などの乱れているさま。

「髪は—と乱れて」〈鴎外舞姫

草木・いばらなどの乱れ茂っていること。また、その場所やそのさま。やぶ。

奥山の—が下もふみ分けて道ある世ぞと人に知らせむ」〈新古今・雑中〉


きょく【×棘】

読み方:きょく

[音]キョク(漢) [訓]いばら とげ

とげのある木の総称。いばら。「枳棘(ききょく)・荊棘(けいきょく)」

とげ。「鰭棘(ききょく)」

難読荊棘(いばら)


いばら【茨/×荊/×棘】

読み方:いばら

バラ・カラタチなど、とげのある低木総称荊棘(けいきょく)。

人里近くに多いバラ科バラ属低木総称。ノイバラ・ヤマイバラ・ヤブイバラなど。《 花=夏 実=秋》「—さくや根岸の里の貸本屋子規

植物のとげ。

身に受ける苦難のたとえ。「—の人生

唐破風(からはふ)などで、下部曲線がとげ状の突起となっている所。


読み方:オドロ(odoro)

髪などの乱れたさま、又は草木乱れ繁ること。

別名 荊棘


作者須和

収載図書悲しきヒーロー
出版社角川書店
刊行年月1997.2
シリーズ名角川文庫


作者楡井亜木子

収載図書バックステージ・パス
出版社角川書店
刊行年月1997.6


作者片山礼子

収載図書記憶のめまい
出版社文芸社
刊行年月2001.3


作者水野

収載図書ブルーナちゃん
出版社小学館
刊行年月2005.7


読み方:イバラ(ibara)

刺のある小木総称、またはバラ科バラ属の小低木総称


読み方:ウバラ(ubara)

イバラ古名


読み方:トゲ(toge)

作者 北原武夫

初出 昭和39年

ジャンル 小説


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/06 06:55 UTC 版)

(とげ、)は、生物または人工物の表面における、固く頂点の鋭い円錐形の突起のこと。生物体または人工物を保護する役割で存在することが多い。また、比喩的に心に傷を与えるような言動に対して「棘のある」という言い方もする。前者の棘も後者の棘も、必要以上に多いと思われるときは「とげとげ」という擬態語で修飾される。




「棘」の続きの解説一覧

棘(とげ、英: spine)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 06:02 UTC 版)

魚類用語」の記事における「棘(とげ、英: spine)」の解説

体表突き出た骨質隆起で、先端尖ったもの。

※この「棘(とげ、英: spine)」の解説は、「魚類用語」の解説の一部です。
「棘(とげ、英: spine)」を含む「魚類用語」の記事については、「魚類用語」の概要を参照ください。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/15 22:06 UTC 版)

棘 (曲)」の記事における「棘」の解説

TBS/MBS系全国ネットプレバト!!2019年8~9月エンディングテーマ

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 05:33 UTC 版)

ウニ」の記事における「棘」の解説

棘は炭酸カルシウムの骨を表皮覆った構造をしており、防御移動機能がある。主に反口側の棘が防御用いられ、口側の棘は移動用いられる視覚器官役割果たしている。棘は管足の並ぶ歩帯の間(間歩帯)に主に配置する。普通の単純な棘の他に、先端ピンセット状などになった叉棘があり、体表掃除や敵に対す防御などに使われる。 棘はその根元から大きく動かすことができる。殻の棘のつく部分丸く盛り上がっており、棘の基部もまた半円形突き出している。この両者筋肉で結びつけられており、この筋肉によって棘は振り回すような運動が可能である。筋肉内側にキャッチアパレータスと呼ばれる結合組織があり、これを硬くすることによって棘を固定することができる。種によっては棘の中央と殻をつなぐ結合組織も持つ。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 04:01 UTC 版)

発音(?)


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「棘」の例文・使い方・用例・文例

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