呉音とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > > 音響 > > 呉音の意味・解説 

ご‐おん【呉音】

読み方:ごおん

古く日本入った漢字音の一。もと、和音よばれていたが、平安中期以後、呉音ともよばれるようになった北方系の漢音に対して南方系であるといわれる仏教関係の語などに多く用いられる。→漢音唐音


呉音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 16:57 UTC 版)

呉音(ごおん)とは、日本漢字音(音読み)の一つ。建康(今の南京市)付近の漢字音とも言われ、7-8世紀に漢音長安付近の音韻)が伝わるより前にすでに日本に定着していた漢字音をいう。中国語中古音の特徴を伝えている。


  1. ^ 日本固有の地名や人名にも同様の字音を当てているものが見られる。サガミ)、サガラ)、(アタゴ/オタギ)、フゲシ)など。
  2. ^ 阿遅鉏高日子根味耜高彦根命都怒我阿羅斯等など。
  3. ^ 「行」字は多音字である。意味の違いで「がう」の読み方を挙げる字典がある。詳しくはこちらを参照。
  4. ^ ただし「せい/しゃう/じゃう」の一部は普通話の zheng, cheng, sheng に相当している。これは中国語側の変化によるもの。


「呉音」の続きの解説一覧

呉音

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 10:39 UTC 版)

名詞

(ごおん)

  1. 漢字音読みするときの読み方のひとつで、遣隋使らによって漢音持ち込まれる以前から日本定着していた漢字音仏教用語律令用語でよく使われ、現在に残る。

関連語


「呉音」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



呉音と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「呉音」の関連用語

呉音のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



呉音のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの呉音 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの呉音 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS