あ【×吾/▽我】
読み方:あ
あれ【×吾/▽我】
ご【×吾】
わ【我/×吾/和】
読み方:わ
「大野山霧立ち渡る—が嘆くおきその風に霧立ち渡る」〈万・七九九〉
[接頭]名詞・代名詞に付く。
1 親愛の情を表す。「—おとこ」「—ぎみ」
わぬ【▽我/×吾】
われ【我/×吾】
吾(あ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 13:40 UTC 版)
「日本語の一人称代名詞」の記事における「吾(あ)」の解説
奈良時代以前から平安時代まで一人称として使われた。現在では短歌や俳句と言った音数制限のある詩歌で使用される他、南近畿地方などに方言として残る(和歌山弁の「吾がら」など)。それ以外の地域でも地名などに残っているのが見られる(吾妻・我孫子等)。
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吾
吾
「吾」の例文・使い方・用例・文例
- 私は学校で日本文学の英語訳、特に漱石の『吾輩は猫である』や『心』、芥川の『鼻』や『河童』を楽しく読んだ。
- 吾郎は英語が得意だ。
- 頑張るのよ省吾、あなたなら出来るわ。
- 吾輩(わがはい)は猫である.
- 吾人は書に依って親しく古人に接する
- 田吾作とお鍋
- 吾人は権利を蹂躙せられん
- それは吾人の悦ぶところだ
- 吾々は物の数に入らぬ
- 吾妻コート
- 吾人は期成同盟会を起して意志の貫徹を期した
- 吾らを試みに遭わし給うなかれ
- 吾人は拱手傍観するに忍びぬ
- 吾人は拱手傍観するに忍びず
- 昨夜吾妻橋に身投げがあった
- これは吾人の考究すべき問題である
- 吾こそは佐野源左衛門の成れの果にて候
- 吾人は彼を賞むるに吝ならず
- 漱石は「吾輩は猫である」で売り出した
- 吾妻錦貝という貝
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