たま‐かずら〔‐かづら〕【玉×鬘】
たまかずら〔たまかづら〕【玉鬘】
玉鬘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/12/01 10:00 UTC 版)
玉鬘(たまかずら)は
- 装身具のこと。多くの玉を緒に通し、頭にかけるもの。
- 毛髪のこと。特に長い立派な毛髪が美人の条件であった時代に美称辞として使われた。付け髪や付け髪を付けた髪の意味で使用されることもある。
- 「どうにもならない事」「運命」の象徴として主として文学的表現で使用される。毛髪は自分の意に反して伸び続ける事から。
- 『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第22帖。また、その帖を中心に登場する架空の女性の通称。⇒玉鬘 (源氏物語)
- 『源氏物語』に由来する能の作品のひとつ。金春禅竹作。玉鬘(玉葛)が九州から逃れ出た物語を脚色して、その死後の妄執を描いたもの。
- 楽曲の名。地歌、箏曲の手事物。幕末から明治時代初期にかけて活躍した京都の盲人音楽家、幾山検校作曲。『源氏物語』から取材し、玉鬘の心境を歌ったもので、長い手事が二カ所に配された大曲。
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玉鬘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:40 UTC 版)
「源氏物語各帖のあらすじ」の記事における「玉鬘」の解説
(源氏35歳3月-12月) 夕顔の死により、玉鬘は乳母に連れられて大宰府へ移り、美しく成人する。父・内大臣に一目逢わせたいと願う乳母と共に初瀬に参籠した折、かつての夕顔から今は源氏に仕えていた女房・右近と偶然めぐり逢い、源氏に養女として引き取られる。玉鬘参照。
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「玉鬘」の例文・使い方・用例・文例
- 玉鬘という髪飾り
玉鬘と同じ種類の言葉
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