まくら【枕】
1 寝るときに頭をのせる寝具。「—が変わると眠れない」「氷—」「ひざ—」
3 寝ること。宿ること。「旅—」
4 長い物を横たえるとき、下に置いてその支えとするもの。「—木」
6 話の前置き。落語などで、本題に入る前の短い話。「時局風刺を—に振る」
7 地歌・箏曲(そうきょく)で、手事(てごと)の導入部分。また、義太夫節で、一段の導入部分。
[下接語] 垜(あずち)枕・石枕・初(うい)枕・歌枕・腕枕・帯枕・籠(かご)枕・楫(かじ)枕・仮枕・北枕・木枕・伽羅(きゃら)の枕・空気枕・括(くく)り枕・草枕・香枕・氷枕・小枕・袖(そで)枕・高枕・蛸(たこ)の枕・旅枕・手(た)枕・手(て)枕・長枕・波枕・新(にい)枕・箱枕・箸(はし)枕・初(はつ)枕・膝(ひざ)枕・肘(ひじ)枕・船底枕・坊主枕・水枕・夢枕
ちん【▽枕】
まくら 【枕】
枕
- 詐欺賭博師が故意に負ること。或は宿屋荒しのこと。「かんたんし」と同じ。
- 夕方のこと。或いは詐欺賭博師が故意に負けること。或いは宿屋あらしのこと。「かんたん師」参照。又落語家の間では、落語の冒頭をいう。この間落語家は女子供が多いか、又は地方人が多いかなどの客層を探り、又は客席が浮いているか、沈んでいるか等の雰囲気によって演ずる噺を決める。
分類 落語家
枕
枕
- 詐欺賭博(鹿追)ノ手段トシテ初回ノ勝負ニ於テ、被害者タルベキ相手方ノタメ、殊更ニ勝ヲ得セシムルヲ云フ。〔第三類 犯罪行為〕
- 〔賭〕詐欺賭博師が最初故意に負けることを云ふ。
- イカサマ賭博師が最初わざと負けて見ること。
分類 賭、賭博
枕
枕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 14:51 UTC 版)
枕(まくら)とは、就寝時に頭部を載せ支持するための寝具[1][2]。 形状は数センチの厚みのある小さな板状のもので、クッション性を持たせたものが多い。スポンジや綿、羽毛など柔らかいものを布の袋に詰めた柔らかいものが欧米では一般的であるが、プラスチックや籾殻を詰めた適度な硬さがある枕も用いられている。
- ^ ホテルなどでは、基本的には毎日交換する。家庭では毎日〜数日おきに、長い場合でも1週おき程度で交換することが望ましい。それ以上つけっぱなしにすると、汗などによって臭いが発生し、本人が気づかないうちに頭髪がにおうようになる。
- ^ 最近は百円均一の店で、枕を物干し竿でうまく干すための商品が販売されており、販売商品点数ランキングの上位にも登場することがある。
- ^ a b c d e 意匠分類定義カード(C1) 特許庁
- ^ a b c 枕 関ケ原町歴史民俗資料館
- ^ a b c “人と寝具の意外と知られていない長く深い縁”. 東洋経済オンライン. p. 1. 2021年9月29日閲覧。
- ^ a b 岩井宏實『日本の伝統を読み解く:暮らしの謎学』青春出版社、2003年、ISBN 4413040686、pp.137-140.
- ^ 花岡利昌『枕の人間工学 -安眠の条件-』光生館、1993年。ISBN 4-332-01010-8。
枕
枕
「枕」の例文・使い方・用例
- この枕は私には柔らかすぎる
- 夜な夜な枕を涙で濡らしました
- 私はゲルが詰まった枕を使っている。
- 枕元に移動式洗面台を置いておく
- フランジのついた枕カバー
- 私は枕の上によだれを出した。
- 北向きに枕を置いて寝る。
- 妹のお気に入りはやわらかい枕です。
- それは枕のように見えました。
- 私は布団を干し、たくさんのシーツや枕カバーを洗濯しました。
- 私をあなたのひざ枕で眠らせてください。
- その男の人はその新しい枕を買いました。
- 私は抱き枕が欲しい。
- 私はこの枕を返却しに来ました。
- 私はその枕を家に持って帰る。
- 私はその枕を持って帰る。
- 彼は赤色の枕で眠る。
- けいこは枕に顔をうずめて泣いた。
- 二つ折りにしたクッションを枕代わりに、僕はフローリングの上にカーペットを敷いただけの固い床へと横になる。
- 予備の枕をください。
枕と同じ種類の言葉
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