ポリエステル【polyester】
ポリエステル
分子内にエステル結合(-COO-)を有する高分子物質の総称。きわめて多種類のものがあり、用途も広範、多岐にわたっている。代表的なものに熱硬化性のアルキド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂(略してポリエステル)、熱可塑性のポリカーボネート、ポリエステル系合成繊維(ポリエチレンテレフタレートなど)、ウレタンゴムなどがある。
ポリエステル
ポリエステル POLYESTER
ポリエステル
ポリエステル (Polyester)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 07:19 UTC 版)
「可塑剤」の記事における「ポリエステル (Polyester)」の解説
カルボン酸とグリコールから成る低分子ポリエステル。低揮発性・耐油性の可塑剤で、機器内配線用電線被覆やガスケット等に使用される。原料の種類及び重合度により性能が異なり、品種は多岐にわたる。
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ポリエステル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 09:04 UTC 版)
「ウォーレス・カロザース」の記事における「ポリエステル」の解説
同年、カロザースのチームの1人ジュリアン・ヒルが分子量4,000以上のポリエステルの合成に再度挑戦しはじめた。間もなく彼は分子量約12,000の重合体合成に成功。分子量が高くなったため、液状だった重合体を繊維化することが可能になった。これは絹の代替となる合成繊維として実用化された。 ポリエステルとポリアミドは段階成長重合で形成される縮合重合の例である。カロザースは段階成長重合の理論を考案し、平均的重合度と単量体から重合体への重合率(収率)を関係付けるカロザースの方程式(英語版)を導き出した。この方程式は段階成長重合でのみ成り立ち、高分子量を得るには高重合率が必要であることを示している。 ヒルはまた、グリコールと2価酸を減圧下で加熱し分子蒸留器で水分を除去して縮合反応を発生させ、伸縮性のある強靭な繊維を合成した。しかしこの繊維はお湯につけるとどろどろの状態に戻ってしまうため、製品化には結びつかなかった。これに落胆したカロザースは数年間、重合体の研究をやめている。
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ポリエステル
「ポリエステル」の例文・使い方・用例・文例
- ポリエステルを綿と織り交ぜる.
- 重量のないポリエステル織物でできているジャケット
- ポリエステル織物の一種
- ポリエステルの薄膜
- 熟していない果物(リンゴやトマト、サクランボなど)に存在する無色で結晶性の化合物で、主にポリエステル樹脂の製造に用いられる
- 主にポリエステルから成る、速乾性で弾力のある合成繊維
- ポリエステル樹脂系の合成繊維の商標名
- ポリエステル樹脂など軟らかい材料を使った磁気ディスク
- ポリエステルという高分子化合物
- グラスファイバーやポリエステル樹脂で強さを強化したプラスチック
- ポリエステル繊維という化学繊維
ポリエステルと同じ種類の言葉
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