電線とは? わかりやすく解説

でん‐せん【電線】

読み方:でんせん

電気を導く金属線電気通しやすいが主に使われる単線と縒(よ)り線、裸線被覆線などがある。


電線

作者飯田章

収載図書迪子とその夫
出版社草場書房
刊行年月2006.4


電線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/16 10:15 UTC 版)

電線(でんせん、英語: electrical wire)とは、電気を導くための線のこと[1]


注釈

  1. ^ 電気設備に関する技術基準を定める省令(平成九年三月二十七日通商産業省令第五十二号)第一条 六号 「電線」とは、強電流電気の伝送に使用する電気導体、絶縁物で被覆した電気導体又は絶縁物で被覆した上を保護被覆で保護した電気導体をいう。
    同十一号 「弱電流電線」とは、弱電流電気の伝送に使用する電気導体、絶縁物で被覆した電気導体又は絶縁物で被覆した上を保護被覆で保護した電気導体をいう。
  2. ^ 有線電気通信設備令(昭和二十八年七月三十一日政令第百三十一号)最終改正:平成一三年一二月二一日政令第四二一号 第一条 一号 電線 有線電気通信(送信の場所と受信の場所との間の線条その他の導体を利用して、電磁的方式により信号を行うことを含む。)を行うための導体(絶縁物又は保護物で被覆されている場合は、これらの物を含む。)であつて、強電流電線に重畳される通信回線に係るもの以外のもの
    同四号 強電流電線 強電流電気の伝送を行うための導体(絶縁物又は保護物で被覆されている場合は、これらの物を含む。)
  3. ^ 遮蔽(シールド)されている、という性質のために、低周波や直流での利用も多い。

出典

  1. ^ a b c d e f g h 『日本大百科全書』【電線】
  2. ^ 電気用語辞典編集委員会 編『電気用語辞典[要ページ番号]』(新版)コロナ社、1982年。ISBN 978-4-339-00411-3 
  3. ^ 電気学会 編『電気工学ポケットブック[要ページ番号]』(JR版)オーム社、1967年。 
  4. ^ a b c Robert Monro Black (1983),The History of Electric Wires and Cables. ISBN 978-0863410017, p.1(chapter 1)
  5. ^ a b c Robert Monro Black (1983), The History of Electric Wires and Cables. ISBN 978-0863410017, pp.1-2.
  6. ^ Robert Monro Black (1983),The History of Electric Wires and Cables. ISBN 978-0863410017, p.2
  7. ^ a b c d e Elandcables, What is the history of electrical cables?


「電線」の続きの解説一覧

電線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 17:43 UTC 版)

電力系統」の記事における「電線」の解説

電線は、送電用の中心鋼鉄線とそれを取り巻アルミ線を束ねた鋼心アルミより線」と、配電用の「絶縁被覆電線」がある。

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電線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 17:43 UTC 版)

電力系統」の記事における「電線」の解説

電線はOFケーブルOil filled cable)やCVケーブルCrosslinked polyethylene vinyl sheath cable)が使用されるOFケーブル常時加圧される油の保守の手間が掛かるために、近年ではCVケーブル使用好まれる

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電線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 08:34 UTC 版)

地下鉄等旅客車」の記事における「電線」の解説

アーク発生または発熱するおそれのある機器近接または接続するものは難燃性。その他は難燃性

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電線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 09:24 UTC 版)

ワイヤーハーネス」の記事における「電線」の解説

使用する電線には、電流周波数特性といった必要な電気特性求められ周囲への電磁気的リーク防止や電線同士周囲への短絡危険性最小限にする必要がある一般的には銅合金製の複数素線に耐摩耗性が高い絶縁体被覆している。このような電線被覆材料には、一般的にポリ塩化ビニル使われているが、電気・電子機器ではRoHS指定される物質含まないもの、自動車ではELV指令により前記加えてハロゲン含有しない被覆用い様になっている。 通電電流印加電圧に対して電線の太さ決定される日本自動車向けではJASO準じたサイズ主流である。 素線構成は、一般構成のものの他に、屈曲耐久性能優れた構成のものがある。 エンジンルーム等の高熱部分には、耐熱性能に優れた被覆用いる。 微弱電流回路など外来ノイズ影響を受けやすい線路には、シールドまたはツイストペアあるいはその両方施されることが一般的である。 電線色は、主にメーカー生産性決定されることが多いが、日本自動車工業会ガイドライン指示されているものもある。接地回路では白地に黒ストライプ主流である。 また、自動車航空機のような搭載電子機器増加合わせて必要な信号線の数が増えたため、デジタル信号による多重化された信号わずかな本数光ファイバー線で送るようになると、ワイヤーハーネス内の電線も少なくなる傾向がある。光ファイバー線を電線とは別に配線する場合や、電線と同様に光ファイバー線もワイヤーハーネス内に含む場合がある(詳細は、フライ・バイ・ワイヤの項を参照のこと)。

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電線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 07:53 UTC 版)

カテナリー曲線」の記事における「電線」の解説

電力線などを敷設する場合使用する電線の長さは電線は自重によるたるみを考慮し実際径間よりも長い電線を用意する必要がある径間 S [m]、たるみ D [m]、電線の張力を T [N]、電線 1 [m]あたりの重量を W [N/m]としたとき、それぞれの関係は、次のうになる。ここで、sinh, cosh などは双曲線関数である。 D = C ( coshS 2 C − 1 ) {\displaystyle D=C\left(\cosh {\frac {S}{2C}}-1\right)} [m] (厳密解) D ≒ S 2 8 C = W S 2 8 T {\displaystyle D\fallingdotseq {\frac {S^{2}}{8C}}={\frac {WS^{2}}{8T}}} [m] (近似式上記2次までのテイラー展開)) ここで、C はカテナリ数と呼ばれ、T, W を用いて次式で定義されるC = T W {\displaystyle C={\frac {T}{W}}} [m] 電線長 L [m]は次のうになるL = 2 C sinhS 2 C {\displaystyle L=2C\sinh {\frac {S}{2C}}} [m] (厳密解) L ≒ S + S 3 24 C 2 = S + 8 D 2 3 S {\displaystyle L\fallingdotseq S+{\frac {S^{3}}{24C^{2}}}=S+{\frac {8D^{2}}{3S}}} [m] (近似式上記3次までのテイラー展開)) 以上より、電線長 L とたるみの長さ D は、径間 S だけでなく、支持点からの引張力 T や、電線の重さ W によっても変化する吊られているチェーン懸垂線になる。 クモの巣では、複数懸垂線 (あるいはそれに近い形状) が見られるスペインバルセロナガウディカサ・ミラ屋根の上アーチ 設置工事中懸垂線アーチ窯。型枠使って作られている (2007年)。 カナダノースバンクーバーキャピラノ吊り橋 (2005年en)。

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電線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 08:02 UTC 版)

電動航空機」の記事における「電線」の解説

地上の電線に接続する電池搭載しないので軽量となるが、距離が伸びると電線の重さ問題となる。 1917年観測ヘリコプター実験機Petróczy-Kármán-Žurovec PKZ-1が製作された。

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電線

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 09:02 UTC 版)

名詞

でんせん

  1. 電気導く金属線。

発音(?)

で↗んせん

関連語


「電線」の例文・使い方・用例・文例

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