鋼鉄とは? わかりやすく解説

こう‐てつ〔カウ‐〕【鋼鉄】

読み方:こうてつ

⇒こう(鋼)

きわめてかたいことのたとえ。「—の意志


同義/類義語:はがね, 鋼鉄
英訳・(英)同義/類義語:steel

鉄のうち炭素含有量比較的低いもの。
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鋼鉄

読み方
鋼鉄はがね

(鋼鉄 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/04 10:20 UTC 版)

はがね、こう、は異体字、: steel)とは、炭素を400ppmから2パーセント程度含む合金鋼鉄(こうてつ)とも呼ばれる[1]。炭素のみを加えた炭素鋼と、ニッケルクロムなどを加えた特殊鋼(合金鋼)の2種が存在する。純粋な鉄に比べ強靭で加工性に優れ、鉄の利用の大部分は鋼によって占められているため、鉄と鋼を合わせ鉄鋼(てっこう)とも呼ばれる[2]。資源量が豊富で精錬しやすく、強靱であり加工もしやすい上に安価であるため世界中で広く利用され、産業上重要な位置を占める。このため生産量も非常に多く、世界の金属材料生産量の約95%は鋼となっている[3]


注釈

  1. ^ なお、それまで行われていたパドル法などは時間がかかり炉内も酸素分圧が高く低温のため、リン酸鉄がスラグに混ざって取り除かれていた。
  2. ^ このため、戦前日本というより東洋全土でも唯一トーマス転炉を使用していた日本鋼管では原料の銑鉄中のP濃度が0.4%のため、低位品位の安価なものとはいえリン鉱石をわざわざ投入していた[18][19]
  3. ^ 平炉全盛期時代の1910年に書かれた俵の『鉄と鋼』では「(こうした理由で塩基性の平炉は)もっとも広く現今又は将来において用いられる運命を持っている」と言い切られている[28]

出典

  1. ^ 三省堂. “鋼鉄とは 大辞林 第三版の解説”. コトバンク. 朝日新聞社/VOYAGE GROUP. 2017年6月24日閲覧。
  2. ^ 「図解入門 よくわかる最新「鉄」の基本と仕組み」p15-16 田中和明 秀和システム 2009年11月1日第1版第1刷発行
  3. ^ 「鉄鋼精錬」(金属化学入門シリーズ第2巻)p1-2 日本金属学会編 日本金属学会 平成12年3月20日第1刷発行
  4. ^ 田中 2015, p. 478.
  5. ^ ISO 4948-1:1982, Steels — Classification — Part 1: Classification of steels into unalloyed and alloy steels based on chemical composition. https://www.iso.org/standard/10963.html
  6. ^ 永田(2017)p.37-38
  7. ^ 「文明の誕生」p128-129 小林登志子 中公新書 2015年6月25日発行
  8. ^ 永田(2017)p.71-73
  9. ^ 『世界文明における技術の千年史 「生存の技術」との対話に向けて』p137 アーノルド・パーシー 林武監訳、東玲子訳、新評論、2001年6月。ISBN 978-4-7948-0522-5
  10. ^ 永田(2017)p.91-92
  11. ^ http://www.hitachi-metals.co.jp/tatara/nnp0103.htm 「たたら製鉄の方法」日立金属株式会社 2020年10月13日閲覧
  12. ^ http://www.hitachi-metals.co.jp/tatara/nnp0108.htm 「玉鋼と日本刀」日立金属株式会社 2020年10月13日閲覧
  13. ^ 「たたら製鉄の歴史」p97-100 角田徳幸 吉川弘文館 2019年6月1日第1刷発行
  14. ^ 永田(2017)p.99-100
  15. ^ 永田(2017)p.100-102
  16. ^ 永田(2017)p.105-114
  17. ^ a b c 大澤p.83-86 Ⅱ.金属の材料 3.鉄鋼 3.2.転炉と平炉
  18. ^ (木下1960)p.50
  19. ^ (中村2007)p.183
  20. ^ 低炭素の溶鋼に炭素濃度の高い銑鉄などを加えて高炭素鋼を作ろうとするとリンがスラグから鋼側に戻ってしまう。(永田(2017)p.111・113
  21. ^ (俵1910)p.200(中村2007)p.186
  22. ^ 永田(2017)p.108-109・115
  23. ^ 新日鉄住金 2004, pp. 68–69.
  24. ^ 永田(2017)p.114-116
  25. ^ 中沢護人「平炉法の発明の経過」(『生産研究』16巻9号、 1964年) 東京大学生産技術研究所
  26. ^ 永田(2017)p.112-113
  27. ^ (俵1910)p.198
  28. ^ (俵1910)p.203
  29. ^ 永田(2017)p.114
  30. ^ 新日鉄住金 2004, pp. 67–68.
  31. ^ 永田(2017)p.117-118
  32. ^ 「図解入門業界研究 最新鉄鋼業界の動向とカラクリがよーくわかる本 第2版」p52 川上清市 秀和システム 2019年11月1日第1版第1刷
  33. ^ http://www.hitachi-metals.co.jp/tatara/nnp0205.htm 「たたらの衰退」日立金属株式会社 2020年10月11日閲覧
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  35. ^ 「たたら製鉄の歴史」p207-210 角田徳幸 吉川弘文館 2019年6月1日第1刷発行
  36. ^ 「人はどのように鉄を作ってきたか 4000年の歴史と製鉄の原理」p130 永田和宏 講談社ブルーバックス 2017年5月20日第1刷発行
  37. ^ http://www.hitachi-metals.co.jp/tatara/nnp0305.htm 「技術の伝承」日立金属株式会社 2020年10月11日閲覧
  38. ^ https://www.touken.or.jp/employment/tamahagane.html 「玉鋼頒布」公益財団法人日本美術刀剣保存協会 2020年10月13日閲覧
  39. ^ a b c 谷野・鈴木 2013, p. 117.
  40. ^ a b 高木 1997, p. 675.
  41. ^ a b 「図解入門業界研究 最新鉄鋼業界の動向とカラクリがよーくわかる本 第2版」p56 川上清市 秀和システム 2019年11月1日第1版第1刷
  42. ^ a b 「元素から見た鉄鋼材料と切削の基礎知識」p25 横山明宜 日刊工業新聞社 2012年10月29日初版1刷発行
  43. ^ 「元素から見た鉄鋼材料と切削の基礎知識」p89 横山明宜 日刊工業新聞社 2012年10月29日初版1刷発行
  44. ^ 「鉄鋼精錬」(金属化学入門シリーズ第2巻)p5-6 日本金属学会編 日本金属学会 平成12年3月20日第1刷発行
  45. ^ 『世界文明における技術の千年史 「生存の技術」との対話に向けて』p138-139 アーノルド・パーシー 林武監訳、東玲子訳、新評論、2001年6月。ISBN 978-4-7948-0522-5
  46. ^ 「鉄道のドイツ史」p67 鴋澤歩 中公新書 2020年3月25日発行
  47. ^ 「図解入門業界研究 最新鉄鋼業界の動向とカラクリがよーくわかる本 第2版」p91 川上清市 秀和システム 2019年11月1日第1版第1刷
  48. ^ 「図解入門業界研究 最新鉄鋼業界の動向とカラクリがよーくわかる本 第2版」p95 川上清市 秀和システム 2019年11月1日第1版第1刷
  49. ^ 「図解入門業界研究 最新鉄鋼業界の動向とカラクリがよーくわかる本 第2版」p97 川上清市 秀和システム 2019年11月1日第1版第1刷
  50. ^ http://www.peopleschina.com/zhuanti/2009-10/20/content_224713_3.htm 「釘まで輸入していた国が 鉄鋼生産世界一に」人民中国インターネット版 2009年10月 2020年10月10日閲覧
  51. ^ 「図解入門業界研究 最新鉄鋼業界の動向とカラクリがよーくわかる本 第2版」p13 川上清市 秀和システム 2019年11月1日第1版第1刷
  52. ^ 「図解入門業界研究 最新鉄鋼業界の動向とカラクリがよーくわかる本 第2版」p205 川上清市 秀和システム 2019年11月1日第1版第1刷
  53. ^ https://www.nikkei.com/article/DGXKZO55068730Q0A130C2EA2000/ 「高炉とは 製鉄所の中核設備、日本の大手は3社に集約」日本経済新聞 2020/1/31 2020年10月11日閲覧
  54. ^ https://net.keizaikai.co.jp/archives/17001 「経産省の電炉再編要請を突っぱねる鉄鋼業界」経済界ウェブ 2015年9月8日 2020年10月11日閲覧



鋼鉄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 05:09 UTC 版)

「ねじ」の記事における「鋼鉄」の解説

軟鋼硬鋼といった炭素量の違い他にもニッケルクロムモリブデンコバルトタングステンバナジウムニオブタンタルなどの添加量の違いによって「ステンレス鋼」「ニッケルクロム鋼」「クロムモリブデン鋼」「ニッケルクロムモリブデン鋼」といった合金があり、用途に応じて使用される鋼鉄製小ねじ元となる線材は「冷間圧造炭素鋼線」と呼ばれるものから作られることが多く、これはSWCH(carbon steel wire for cold heading and cold forging)材とも呼ばれ炭素0.53%以下でマンガン1.65%以下のものを指す。実際にはSWCH10RやSWCH20K、SWCH45Kのように細かな種類があり、2桁数字炭素含有量0.001%の倍数を、"R"はリムド鋼を、、"K"はシリコンキルド鋼を、"A"はアルミキルド鋼をそれぞれ表す。小ねじ類はSWCH材から作られることが多いのに対して、より強度求められるボルトナットニッケルクロムモリブデンなどを加えた合金鋼作られることが多い。

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鋼鉄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 08:23 UTC 版)

ソウルブレイダー」の記事における「鋼鉄」の解説

固い金属の体を持つ。「斬鉄剣もしくは「ソウルブレード」でのみダメージ与えられる

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鋼鉄(ハディット)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 21:17 UTC 版)

マギの登場人物」の記事における「鋼鉄(ハディット)」の解説

無数の筒状の鋼鉄を作り出し、「掃射バラッド)」で全方位から相手突き刺して散れ(イルテバーグ)」で内部から発散破壊する

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鋼鉄

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 01:14 UTC 版)

名詞

こうてつはがね

  1. 鍛えて強くしたはがね同義
  2. 極めて硬いものや強いものの比喩

発音(?)

こ↗ーてつ

関連語

翻訳


「鋼鉄」の例文・使い方・用例・文例

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