裏地とは? わかりやすく解説

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うら‐じ〔‐ヂ〕【裏地】

読み方:うらじ

衣服などを袷(あわせ)仕立てにするとき裏につける布地。⇔表地


裏地

名字 読み方
裏地うらじ
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

裏地

読み方
裏地うらじ
裏地うらち

裏地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 09:07 UTC 版)

裏地に意匠を凝らしたコート
表地とは対照的な裏地をあしらった着物

裏地(うらじ)とは、衣服など布製品の内側に施される内張りのこと。

表地と調和するような無地の色布で仕立てられることが多いが、デザインの一環として、柄物や、表地とは対照的な色柄のものも用いられる。

日本の男性用羽織の裏地(羽裏)には、特に意匠を凝らした色柄のものが使われることが多い。これを「裏勝り(うらまさり)」という。

裏地の機能

  • 滑りをよくして着脱しやすくする。
ウールなど摩擦の大きい生地で作られたジャケットコートなどは、滑りのよい裏地をつけなければ非常に着脱しにくいものとなってしまう。
  • 縫い代などによる引っかかりをなくし、使いやすくする。
帽子バッグなどの裏地はこの目的のためである。
  • 強度を増す。
布製や製のバッグなどの裏地はこの目的のためである。
  • 透けにくくする。
薄手の生地や淡色の生地でできたスカートの裏地はこの目的のためである。
  • 縫い代などを隠して美しく仕上げる。
裏地を表地と同程度の強度・サイズにし、裏返しても使うことのできる「リバーシブル仕立て」もある。
  • 保温性を高める。
和服仕立ては本来この目的のためである。カーテンの裏地もこの目的でつけることが多い。
洋服の場合、冬物のアウターには、ファーキルティングなど保温性の高い裏地をつけたものが多い。気温に応じて取り外しのできるものもあり、これはライナーと呼ばれる。

和服の場合、袷長着の裏地(八掛や袖口布、女性用は加えて振り布)は、構造上、着用時に常に見えることが前提であり、「見せるための裏地」という特殊な役割を持つ。

関連項目


裏地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 05:24 UTC 版)

黄櫨染御袍」の記事における「裏地」の解説

黄櫨染の袍は、裏地は紫等を用いた。『延喜式』の染法にも、蘇芳によって染めるという記述続いて、帛1疋を紫草15斤、酢1升等で染めるという記述があり、これは裏地の分の記載と言われる近世慣習では、山科流二藍平絹高倉流蘇芳平絹とした。天皇には宿徳装束高齢者用の装束)の規定はないが、高齢になると縹平絹用いた

※この「裏地」の解説は、「黄櫨染御袍」の解説の一部です。
「裏地」を含む「黄櫨染御袍」の記事については、「黄櫨染御袍」の概要を参照ください。

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裏地

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 10:41 UTC 版)

この単語漢字
うら
第六学年

第二学年
訓読み 音読み

発音

東京式アクセント

う↗らじ

京阪式アクセント

↗うらじ

名詞

(うらじ)

  1. 衣服の裏につける布地

対義語


「裏地」の例文・使い方・用例・文例

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