帽子とは?

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ぼう‐し【帽子】

寒暑やほこり・直射日光などを防ぎ、また身なり整えるために頭にかぶるもの。

綿帽子などの女性かぶりもの

野郎帽子」の略。

烏帽子(えぼし)」の略。

物の頭部にかぶせるもの。

鋩子(ぼうし)」に同じ。


もう‐す【帽子】

《「す」は唐音禅宗で、僧侶のかぶる頭巾(ずきん)。

「—、したうづやうのもの、心々送りつどひて」〈笈の小文


ぼう‐し【帽子】

〔名〕

① 頭にかぶるもの。

(イ) 昔、布で作ったかぶりものの総称頭巾

西宮記969頃)一七「帽子、鷹飼所用押帽子犬飼所用

申楽談儀(1430)能の色どり「空也上人の能などに、錦紗をぼうしに着る、是も何とやらん悪し

(ロ) 烏帽子(えぼし)をいう。

禁秘鈔(1221)下「切紐引入帽子、如面縛

(ハ) 野郎歌舞伎俳優が額に置き手拭(てぬぐい)をしたのが変じてかぶりものようになったもの。また、それを模倣して紫ちりめんなどで作ったかぶりもの。江戸時代女形常用した。野郎帽子

評判記難波の㒵は伊勢白粉(1683頃)二「かしらはぼうしおびは天鵝絨(びろど)」

(ニ) 真綿平たくひろげて作るかぶりもの初め防寒用であったが、後に婚礼の際の花嫁かぶりものとなった。綿帽子

浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)九「梅見付たるほほ笑顔まぶかに、着たる帽子(ボウシ)の内」

(ホ) 近代以降、頭にかぶって寒暑やほこりなどを防ぎ、また身なり整えるもの。洋服和服ともに用い用途によって多く種類がある。

西俗一覧(1869)〈黒沢孫四郎訳〉人を訪ふ事「朝人を訪ふ時は玄関に帽子を置くべからず

手燭などにかぶせる紙張りのおおい。

浮世草子本朝諸士百家記(1709)七「ぼうしきせたる手燭をかかげ」

③ (鋩バウ子) 刀剣切先(きっさき)のこと。また、切先焼刃のことをもいう。鋩子先(ぼうしさき)。〔刀剣略説(1783)(古事類苑兵事二八)〕

大型和船の筒(つつ)(帆柱立てる際の受の上木口を覆う材。帆柱倒したとき、筒に挿入した指天(さしあま)の下部を受ける材を兼ねる。筒の上端にかぶせるのでこの名があり、通常関船小早など軍船造りの筒につけるが、弁才船などの荷船造りには設けない。

瀬戸秘書(1663)船之法筒之目録「ぼうしの厚さ、つつに壱みなわおち申候」

(5) 囲碁で、相手石の中央への進出をはばんで、一路ないし二路隔たった点にかぶせるように打つ手

[語誌](1)平安時代にすでに「えぼし(烏帽子)」といった複合語形が見られ古くから日本語として使用されていた。禅宗においてはモウス読み僧侶被りものの名称とされた。
(2)「帽子」の字音仮名遣いは、本居宣長の「字音仮名用格」によって「ばうし」とされ、昭和前期まではこの仮名遣いによっていたが、有坂秀世の「『帽子』等の仮名遣について」によって、「ぼうし」に訂正された。


ぼ‐し【帽子】

〔名〕 =ぼうし(帽子)

太平記14C後)三八「帽子(ボシ)を脱せ」

文明開化(1873‐74)〈加藤祐一〉初「帽子(ボシ)はかならず着べき道理


もう‐す【帽子】

〔名〕 (「もう」は「帽」の呉音。「す」は「子」の唐宋音禅宗で、僧がかぶる頭巾(ずきん)の一つ。形は一定しない。

庭訓往来(1394‐1428頃)「半装束数珠・帽子・直綴


ぼうし 【帽子】

→ 帽子

帽子(ぼうし)

切先部分に施された焼刃のこと。切先刺突のための最も重要な部位とされ、また刀工の癖と技量現れ易いところから鑑定上の見どころとなっている。古刀期の帽子には乱れたものが多く新刀期には丸く返るものが多いとされるが、新々刀期のものや新刀期のものでも古作に範をとったものはこの例外で、また古刀期にも国や流派により小丸帽子となる例は多い。

帽子

作者夏堀正元

収載図書札幌ミステリー傑作
出版社河出書房新社
刊行年月1986.6
シリーズ名河出文庫


帽子

作者大石恭平

収載図書風の往還
出版社日田文学
刊行年月2001.4


帽子

作者坂上吾郎

収載図書一人坂上吾郎小説集 1
出版社玲風書房
刊行年月2003.10


帽子

作者小沼丹

収載図書小沼丹全集 第1巻
出版社未知谷
刊行年月2004.6


帽子

作者村野幸紀

収載図書海について
出版社冬花社
刊行年月2004.11


帽子

作者浜尾まさひろ

収載図書生きもの記憶
出版社日本文学館
刊行年月2007.2


帽子

作者藤本

収載図書作品集 寺を訪ねてラーメンに出逢った
出版社クレ書房
刊行年月2007.4


帽子

作者国木田独歩

収載図書日本掌編小説秀作下 花・暦篇
出版社光文社
刊行年月1987.12
シリーズ名光文社文庫

収載図書国木田独歩
出版社筑摩書房
刊行年月2001.1
シリーズ名明治文学


帽子

作者大庭みな子

収載図書バージンラブ
出版社北宋
刊行年月1989.11

収載図書虹の繭大庭みな子自選短篇集
出版社学芸書林
刊行年月1990.5

収載図書大庭みな子全集 第4巻 がらくた博物館オレゴン夢十夜
出版社講談社
刊行年月1991.5


帽子

作者吉村昭

収載図書帽子
出版社文芸春秋
刊行年月1990.2
シリーズ名文春文庫

収載図書帽子
出版社中央公論新社
刊行年月2003.9
シリーズ名中公文庫


帽子

作者松井

収載図書物語物語知恵と勇気と愛
出版社近代文芸社
刊行年月1995.5


帽子

作者井上靖

収載図書井上靖全集 第7巻
出版社新潮社
刊行年月1995.11


帽子

作者島田和世

収載図書水鳥
出版社ふらんす堂
刊行年月1996.1


帽子

作者T.コラゲッサン・ボイル

収載図書もし川がウィスキーなら
出版社新潮社
刊行年月1997.10


帽子

作者海ふみこ

収載図書ゆめゆめみるな
出版社文芸社
刊行年月2001.1


帽子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 20:03 UTC 版)

帽子(ぼうし)は、防暑、防寒、防砂、装飾を主な目的としてにかぶる衣類の一種[1]


注釈

  1. ^ 「チャッポ」「シッポ」とも発音・表記される。現在では死語に近く、方言と誤解される場合もある。
  2. ^ フランス語発音: [ʃapo] シャポ。概ね英語のhatに相当する。fr:Chapeau参照。
  3. ^ トック=高い、ブランシェ=白。18世紀の名シェフアントナン・カレームが山高帽から思いついたとの説あり)
  4. ^ トックブランシェには大体3段階の高さがあり、料理長クラスの40cm、普通のコックの30cm、そして見習いクラスの15cmで本来は髪の毛が料理に落ちるのを防ぐために被られていたものが地位の象徴となった訳である。ただ規定があるわけではなく、暗黙の了解として背の高い帽子が権威づけられている。

出典

  1. ^ 意匠分類定義カード(B2) 特許庁
  2. ^ a b 帽子の変遷 繊維製品消費科学会誌 Vol.41 (2000) No.6 p.519-528, doi:10.11419/senshoshi1960.41.519
  3. ^ dictionary.com
  4. ^ ハットの予備知識(帽子専門店・文二郎帽子店)


「帽子」の続きの解説一覧

帽子

出典:『Wiktionary』 (2019/08/24 16:18 UTC 版)

名詞:ぼうし

ぼうし

  1. 頭部覆う衣類

発音

ぼ↗ーし

翻訳

名詞:もうす

(もうす)

  1. (「もう」は「帽」の呉音、「す」は「子」の唐宋音禅宗で、僧侶被る頭巾



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