けい‐れい【敬礼】
きょう‐らい〔キヤウ‐〕【▽敬礼】
敬礼
姓 | 読み方 |
---|---|
敬礼 | けいれい |
敬礼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/19 05:07 UTC 版)
敬礼(けいれい)とは、相手に敬意を表すこと(礼)。一般的には下位の者が上位の者に対して行う動作を指し、受礼者たる上位の者はこの「敬礼」に対し「答礼(とうれい)」で応え、また同位の者でも相互に「敬礼」は交換しあう。
- ^ 仏教においては、右掌と左掌を合わせた合掌が基本的な礼式である。神道においては、一般に2拝2拍手1拝が行われる(神道#参拝の方法・拝揖)。
- ^ 海軍が号令の前に然るべき節で吹く細長い小笛。指揮官などの舷門送迎時にも使用される。
- ^ 基本原則として佐官や尉官への敬礼はたとえ銃を携行していたとしても立て銃のまま頭中の敬礼を行うのが通例であるが、駐屯地創立記念行事における観閲式においては、観閲官たる駐屯地司令・部隊長の希望によって捧げ銃による敬礼を行う場合もある。無論栄誉礼ではない事から冠符及び祖国は演奏されず、通常の敬礼動作として扱われている。また、受礼者が将官の階級にある統裁官であっても訓練開始式等における統裁官への敬礼は捧げ銃ではなく頭中である事から、捧げ銃の敬礼そのものは執銃時における栄誉礼として実施される場合における敬礼動作と見るのが筋ではある
- ^ 中隊等において副中隊長・運用訓練幹部等への敬礼を行う場合は「挙手の敬礼」を行う。連隊・大隊における副連隊(副大隊)長への敬礼も基本的には「挙手の敬礼」になるが、式典においては「頭中の敬礼」を行う場合もある。1佐の幕僚長に対する敬礼は「挙手の敬礼」となるなど、必ずしも部隊長の階級ではなく「役職」に対しての敬礼であるため、階級上は「頭中の敬礼」を行うと思われる事例においても「挙手の敬礼」を行う場合がある。
- ^ 「頭」の号令で受礼者へ身体を正対させ「中(左・右)」の号令で「10度の敬礼」を行うのが本来の姿である。
- ^ 但し、受礼者の当該国歌や「君が代」が演奏される場合においては正面に対して敬礼を行う。
- ^ 『御署名原本・大正三年・勅令第十五号・海軍礼式令』
- ^ 『御署名原本・大正三年・勅令第十五号・海軍礼式令』p.16
- ^ 自衛隊の知識 第9回 自衛隊の階級って?? 防衛省
- ^ 消防訓練礼式の基準 - 消防庁
- ^ 防災:消防団 礼式の基本動作 市民情報 - 仙北市
- ^ 敬礼。新たな「スペシャル海猿」が誕生した=横浜市の海上保安庁・第3管区海上保安本部 - 「海猿」で脚光!特殊救難隊の「卒業試験」(20/20) 朝日新聞
- ^ 海洋環境研究室@鹿児島大学水産学部
- ^ 平成22年度ジュニアリーダー研修会 - 大分海洋少年団
- ^ 北海道新幹線:「夢かなった」一番列車の運転士と車掌 - 毎日新聞
- ^ 外航貨物船「船長」の仕事を聞く 多彩な業務と船内生活、働き方&なり方、魅力は? - 乗りものニュース
- ^ 国際馬術連盟『General Regulations』22nd edition、Article 127.1
- ^ 国際馬術連盟『Rules for Dressage Events』22nd Edition、Article 430.4, 430.10
[続きの解説]
敬礼
品詞の分類
- >> 「敬礼」を含む用語の索引
- 敬礼のページへのリンク