ポイント
ポイント(point)とは、特定の行動や取引に対して付与され、特定の商品やサービスの取得、または割引に使用できる仮想的な価値単位である。ポイントは、消費者の購買行動を促進し、顧客ロイヤルティを高めるためのマーケティング手法として広く利用されている。特に、小売業界や旅行業界では、顧客が商品やサービスを購入するたびにポイントを付与し、一定のポイントが貯まったら特定の商品やサービスを無料で提供する、または割引価格で提供するといった形で利用されている。また、オンラインゲームやアプリケーションでは、ユーザーがゲーム内で特定の行動を行うことでポイントを獲得し、そのポイントを用いてゲーム内アイテムを購入するといった形で利用されている。
point
「point」とは、主張・点・指で指し示すこと・特徴・場所・位置・得点のことを意味する英語表現である。
「point」とは・「point」の意味
「point」とは、「主張・点・要点・先端・岬・句点・指で指し示すこと・(人や物の)特徴・場所・位置・時点・時期・度合・得点・単位」などを意味する言葉である。また、動詞として用いることもでき、「~を向ける・~を指さす・~を示す」という自動詞、あるいは「指す・向く・強く示す・ポイントする(マウスカーソルなどでカーソルを合わせる)」という他動詞の意味を持つ。「ポイントする」という表現はIT用語として生まれたものである。また、「point」の複数形として「points」という英単語があるが、「point」から独立した英単語として「鉄道の転てつ器」や「自動車のコンタクトポイント」を意味することがある。
「point」の発音・読み方
「point」の発音記号は「pˈɔɪnt」で、カタカナ読みすると「ポォイント」となる。「point」の語源・由来
「point」の語源は、「刺す」を意味するラテン語「pungo」に由来するとされる。「point」と「points」の違い
「points」は「point」の複数形・三人称単数現在形である。「point」の持つ多数の意味のうちほとんどは可算名詞のため、「Two Points(二点)」のように、対象が複数ある場合は「points」を用いて表現することになる。不可算名詞としては時間的な位置を示す場合の「点」や「時点」、および否定・疑問文における行動の「目的」や「意味」が該当する。これらの意味で用いる場合は、必ず単数形の「point」を使う必要がある。「point」を含む英熟語・英語表現
「what point」とは
「what point」とは、「どのような点」や「どのような意味」といった意味を持つ英語表現である。また、先頭に「at」をつけて「at what point」とした場合は「どの時点で」といった意味になる。
「make a point」とは
「make a point」とは、「意見を述べる」や「強調する」という意味を持つ英語表現である。また、最後に「of」をつけて「make a point of」とした場合は、「必ず~する」「あえて~する」「~するように心がけている」といった英熟語となる。
「point」に関連する用語の解説
「point table」とは
「point table」とは、得点表のことを意味する英語表現である。
「share point」とは
「share point」とは、Microsoft社の提供するサービスの名称である。ビジネス向けのソリューションで、チーム内でデータ・情報を共有することが可能となる。オンライン上で管理や編集するため、デバイスや場所等にとらわれずに作業ができ、情報の集約・管理に役立つとされる。
「power point」とは
「power point」とは、Microsoft社の提供するソフトウェアの名称である。プレゼンテーション用に特化したソフトウェアで、図やグラフ、アニメーションなどの機能を持たせた資料の作成と、実際にプレゼンテーションを行う時にスライドを表示することができる。
「point of sale system」とは
「point of sale system」とは、「販売時点情報管理システム」を意味する英語表現である。商品のバーコードを専用端末で読み取ることで、商品管理・販売管理、更に集積したデータの分析までを可能とするシステムのことを示す。一般的には「POS(ポス)システム」と省略され、様々な小売店で導入されている。
「my point」とは
「my point」とは、「私の言っていること」といった意味を持つ英語表現である。前後の文脈などで意味が変化し、例えば「Did you get my point?」は「私が言ったことが分かる?」となり、「That's my point.」は 「いい点に気がつきました」、「I got my point across. 」は「私の言いたいことをわかって貰えた」となる。
「any point」とは
「any point」とは、「任意の点・任意のポイント」という意味を持つ英語表現である。先頭に「at」をつけて「at any point」になると「どの時点においても」や「(否定文において)まったく~ではない」といった意味に変化する。
「point」の使い方・例文
「point」は様々な意味を持つ名詞として用いられることが多い。例としては「the point of a needle(針の先端)」や「he point of the jaw(あごの先)」、「We stared at a point on the map.(私たちは地図上の一点を見つめた)」、「He has some good points.(彼にはいいところが沢山ある)」、「Let me come right to the point.(早速だが要点に入る)」 などとなる。熟語も複数あり、「when it comes to the point(いざという時は、肝心なところでは)」や「There is no point of talking to her.(彼女と話しても意味がない)」、「That’s not my point.(私が言いたいのはそういうことではない)」などと用いられる。動詞として用いる場合は、「指さす」や「示す」という意味がよく使われ、「Don't point at people.(人を指ささない)」や「The road sign points north(道路標識は北を指している)」といった表現が可能である。
ポイント【point】
ポイント
ポイント(転てつ機)
ポイントは「転轍機」と書きます。轍はわだち(車輪の跡)のことで、路線を変える装置です。つまり、列車の通り道を切り替える装置で列車運行上、重要な役目をもっています。かつては係員が手で転てつ磯を動かしていましたが、現在では電力を使う電気方式や圧縮空気を使う電空方式に変わり、人力に頼る機械てこ式はほとんど見られなくなりました。
機械化が進む大手民鉄では、コンピューターと通信回線による信号機能や案内放送と連動させ、遠隔操作でポイント切り替えをしています。ポイントの泣き所は厳しい寒さに弱いことです。とくに大雪の日などはポイントが凍りついて動かず、ダイヤ混乱の原因となります。しかし、最近は雪の日に一晩中電車を走らせたり、ポイントを暖めるなどして正常運転が確保されています。
ポイント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 16:29 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ポイントは、出版において使用される長さの単位である。文字のサイズや余白の幅などの、版面の構成要素の長さを表す場合に使われる。“pt” と略記されることが多く、「ポ」と略記されることもある(例:「11ポ」)。後述するように、歴史的にポイントの定義は数種類あるが、現在は DTP アプリケーションにおいて広く使用されている DTP ポイントが一般的である。これは1 pt = 1/72 in. (= 25.4/72 mm = 0.352 777 7... mm) とされ、1981年にゼロックス社が発売した世界初のビットマップディスプレイを実装した製品である Xerox Star(ゼロックス・スター)で採用され、以後 DTP アプリケーション等において標準となった。版面のレイアウトの単位をポイントにしておくと、文字が占める量を計算しやすいというメリットがある。日本では、ポイント活字と日本独自の規格による号数活字が混用され、日本工業規格では1962年に1ポイントを0.3514mmと定めている。
ポイントの歴史と定義
ポイントは複数の地域や時代に種々のシステムが成立したため、定義も一様でない。最も古いポイント・システムはフルニエ・ポイント (Fournier's point) とされ、次にディドー・ポイント (Didot's point) が1783年ごろ成立する。これら二つのシステムはフランスで誕生し、大陸で広く使われた。フルニエ・ポイントは、フルニエ (Pierre-Simon Fournier)[1] により提案されたものである。シセロ (Cicéro) 格の12分の1を基準として、ポイントを定義したのである。ディドー (François-Ambroise Didot)[2] はこのフルニエのシステムを改善し、「王のインチ」(Pied de roi) と呼ばれるフランスのインチ格に、1 pt を1/72インチとして適合させた[要出典]。フルニエ・ポイントにおいては、1 pt ≒ 0.348 82 mm で、ディドー・ポイントでは 1 pt ≒ 0.375 9 mm に相当する。
欧州大陸では主にディドーのポイント・システムが使用されていたが、英米では定まったポイント・システムは普及しなかった。アメリカで活字のサイズが統一されるのは、1886年に MS&J (Mackellar, Smiths and Jordan, Letter Founder) のジョンソン・パイカ (Johnson pica) を共通的に使用することが確認されてからである。これをアメリカン・ポイント (American point, American printers' point) という。ジョンソン・パイカは 83 picas = 35 cm とするもので、1 pt = 1/12 picas ≒ 0.351 4 mm である。ジョンソン・パイカが 83 picas = 35 cm とし、それが結局アメリカン・ポイントとして選択されたのは、サイズ体系を維持することで、活字の改鋳を極力避けるためであった。多くの有力な活字鋳造業者がジョンソン・パイカを使用していたため、アメリカン・ポイントを 1 in. = 6 picas、1 picas = 12 pt にしようと運動したホークスの提案は退けられたのである。アメリカン・ポイントは東京築地活版製造所によって1900年代後半に紹介され、日本でも普及した。
互換性
金属活字のポイントには、アメリカン・ポイントと、ヨーロッパで使用されるディドー・ポイント、フルニエ・ポイントがある。アメリカン・ポイント(パイカ・ポイント)は約 0.351 4 mm で、日本の出版場面ではこちらが主に使われていた[3]。
ちなみに現在 PC で使用されている Microsoft Word などのアプリケーションでは、一般的に DTP ポイント (1 pt = 1/72 in. = 0.352 777 7... mm) を採用している。DTP ポイントはアメリカン・ポイントとの近似性を持たせるために、1/72 in. を採用したと考えられる。
なお上述の通り、アメリカン・ポイントは DTP ポイントと異なる。このため、小さなポイント数ならばともかく紙面全体となってくるとかなりのズレが生じることになる。ゆえにポイント基準で製作された過去の書籍を組み直す際には、当時の組版指示書をそのまま使えないことがある。
一方、TeXではこの問題を、より微細なスケールド・ポイント (scaled point, sp) を 1 sp = 1 / 216 pt (= 1 / 65,536 pt) と定義して導入し、これを用いて複数のポイントを定義しなおすことによって解決している。TeXにおいてはポイントを 1 pt = 65,536 sp = 1 / 72.27 in. (= 25.4 / 72.27 mm = 0.351 459 80... mm) と定義してあり(TeXポイントと呼ばれる)、一方でビッグ・ポイント (big point, bp) を 1 bp = 65,781 sp [= 65,781 × 25.4 / (216 × 72.27) mm = 0.352 773 70... mm] と定義している。アメリカン・ポイントにTeXポイントを、DTP ポイントにビッグ・ポイントを対応させることで、アメリカン・ポイントと DTP ポイントとを(アメリカン・ポイントに対して 0.0170% 程度の誤差のもとで)併用することができる。
日本独自の単位系および標準サイズ
日本においては、活字において採用された単位「号」および写真植字機において採用された単位「級」(1Q=0.25mm、字送り量については単位を「歯」と読み替える)が存在する。
号数制は初号(米式42ポイント相当)、一号(旧一号27.5ポイント相当・新一号26.25ポイント相当)、三号(旧三号16ポイント相当・新三号15.75ポイント相当)の3種の文字サイズを基準にしたもので、印刷所では号数活字の間をポイント活字で補う形で併用した。明治期から1960年代までは旧号数が全国共通で使われていたが、1962年(昭和37年)、トタン罫活字の厚みに相当する「五号の1/8」を基準にした新規格(新号数)が日本工業規格として制定され、その後も旧号数を使い続けた印刷所が多かった関東地方を除き、大半の地方で切り替えられた。
- 初号 - 二号(21ポイント相当) - 五号(10.5ポイント相当) - 七号(5.25ポイント相当)
- 一号 - 四号(旧四号13.75ポイント相当・新四号13.125ポイント相当)
- 三号 - 六号(旧六号8ポイント相当・新六号7.875ポイント相当) - 八号(旧八号4ポイント相当・新八号3.9375ポイント相当)
級数制はメートル法をもとにしており、写植機の字送り量のステップ(0.25mm刻み)と同一である。日本語対応しているDTPソフトは級数を扱えるものがほとんどだが、級数で入力すると自動的にポイント(DTPポイント)に換算して表示するという形でのみ対応しているものもある。日本語用TeX(pTeX)でも級や歯で文字の寸法などを指定することができる。
標準の文字サイズ
日本では長く五号活字(10.5ポイント相当)が公文書などの本文用活字に主に用いられたことを反映し、後年の和文用ワードプロセッサやワープロソフトにおいては、10.5ポイントが標準の文字サイズとして用いられている。
明治時代から大正時代初期にかけて、『中央公論』など多くの雑誌組版は、主記事を五号活字、副記事を六号(旧六号)活字に分けて組む方法を標準としていた。大正中期には五号と六号の中間にあたる9ポイント活字に統一され、さらに8ポイント活字が本文活字にも使用されるようになった。終戦直後の用紙難に伴う紙面制約の影響で、戦後は8ポイント活字が標準の本文活字となった。
脚注
- ^ fr:Pierre-Simon Fournier, en:Pierre-Simon Fournier
- ^ fr:François-Ambroise Didot, en:François-Ambroise Didot
- ^ 日本工業規格の JIS Z 8305-1962 (JIS Z 8305:1962)「活字の基準寸法」では 2. (2) に「1ポイントは 0.351 4 mm とする」と定められている。『日本工業規格活字の基準寸法』日本規格協会、1967年12月、1ページ。
外部リンク
ポイント
「ポイント」の例文・使い方・用例・文例
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