インセンティブとは?

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インセンティブ

英語:incentive

インセンティブ(英: incentive)は、ビジネスシーンなどにおいて「見返り」や「報償」「報償金」の意味で使われる語。成果に応じて報償金追加される制度を「インセンティブ制度」という。

英語の incentive は「刺激」や「動機」の意味で幅広く使われる名詞、または形容詞である。「誘因」とも訳される。「報奨金」「奨励金」の意味もある。incentive は人に行動促す奨励する)ために用いられる刺激のことであり、自分内面から自発的に生じる行動意欲動機motive という。

日本語の中の「インセンティブ」の意味は英語のincentiveおおむね一致する(大きな齟齬があるわけではない)が、incentive和訳する場合文脈によって訳語異なってくる。

企業従業員に対して設けることのある「インセンティブ制度」は、目標達成などの成果努力報いる意味で(基本給とは別に)「報奨金」を上乗せする制度である。人並み以上に頑張って結果を出せば、その分だけ報いがある、という動機づけによって業績向上促すための仕組みである。

経済学分野では、消費者意思決定左右する要因をインセンティブという。たとえば、「ガソリン市場価格高騰したので自家用車早々に燃費新型自動車買い換えた」という場合、「ガソリン価格上昇」が「自動車買い替え」を促すインセンティブになった、という関係と位置づけられる。

ガソリン価格上昇」は車の買い換えの他に「自家用車を使わず公共交通機関利用する」ことを促すインセンティブになったり、あるいは「行楽などの不要外出控える」ことを促すインセンティブになったりする。「ガソリン価格上昇」を受けて「低燃費自動車税制優遇する」という措置がとられた場合、その「税制優遇措置」が「車の買い換え」を促すインセンティブになるともいえる。

なお「税優遇措置」は英語ではtax incentives(タックスインセンティブ)という。

自動車産業の中では「インセンティブ」は、自動車メーカー販売戦略一環としてディーラー提供する各種優遇を指すことも多い。新車購入時値引きなども「購入者へのキャッシュバック」という形のインセンティブと捉えられる。

ケータイ携帯電話)やスマホスマートフォン)の販売においてはNTTドコモauKDDI)などの携帯電話事業者店舗販売代理店)の契約実績に応じて支払われる報奨金を指す場合が多い。ただし2010年代以降はこのインセンティブ制度縮小傾向にある。

インセンティブ

英語:incentive

インセンティブとは、インセンティブの意味

インセンティブとは、意欲引き出すことを目的として外部から与えられる刺激のこと。インセンティブは、ビジネスシーンにおいては目標ノルマ達成した際に支給されるボーナス報奨金という意味でよく用いられている。そのため、インセンティブの語は成果報酬捉えられることが多い。

インセンティブの語源

インセンティブは、英語で「incentive」と表記される。英語の incentive語源になっているのは「励ます」という意味を持つラテン語の incentivus である。そこから派生した英語の incentive は、何かの行動を起こさせることを目的とした刺激動機誘因という意味を持つ。日本語におけるインセンティブも基本的には同じ意味合いで、動機を意味することが一般的だ。ビジネスシーンでインセンティブという言葉が使われる際には、働く上で意欲の向上や仕事における目標達成といった内的意欲引き出すために、外的与え動機付け刺激という意味である。動機付け見返り報奨という言葉言い換えることも可能である。

ビジネスシーンにおけるインセンティブの語の使い方

ビジネスシーンにおいては販売目標ノルマ達成などの出来高制で報奨金与えることがしばしば行われる。インセンティブとはこうした出来高自体を意味することもあるし、こうした制度によって引き出される意欲を意味することも時としてある。インセンティブに似た言葉に「モチベーション」があるが、モチベーション自発的動機付け含まれるのに対し、インセンティブは外部から与えられる動機である点で両者の持つ意味合い異なる。日本の企業社会年功序列型から成果報酬型に変化していることに伴い企業がインセンティブを提供することが増えた結果、よく見かけられるようになった言葉である。

インセンティブは、一定の成果出し社員に対して与えられる金銭的な報酬手当だけを意味するわけではない。たとえば、スタッフ士気上げることを目的とした労働環境改善や、目標達成したことに対す見返りとして旅行に出かけられる権利を得られることなども含まれる。すなわち、社員モチベーション上げるためのあらゆる制度のことである。

インセンティブの語の用例、使い方

インセンティブは主として給与形態に用いられる言葉であり、こうした企業給与形態はインセンティブ報酬、インセンティブ契約、インセンティブ制度呼ばれる。インセンティブ制度書かれている場合成果主義取っており、基本給以外に成果に応じた報酬手当与え制度である。

インセンティブ制度事例は、変動賞与制度表彰制度リーダー制度、インセンティブツアーなどが挙げられる。変動賞与制度成果に応じてボーナス加算される制度表彰制度成績優秀な社員を他の社員の前で表彰する制度リーダー制度実力があれば誰でもリーダーになれる制度、インセンティブツアーは成績優秀な社員だけが参加する権利与えられる旅行のことである。報奨金という意味合いでインセンティブという言葉を使う事例には「インセンティブ導入」「インセンティブ設計」「インセンティブ付与」「インセンティブを支給」「インセンティブによって還元」などがある。

動機刺激という意味合いで使う事例は「インセンティブが働く」「インセンティブを与える」「インセンティブを高める」などだ。「インセンティブが働く」という言葉は、スタッフやる気になり業績が上がった場合など、報奨仕組み目標どおりに機能できている場合に使われる。「インセンティブを与える」という言葉は、成績優秀者にインセンティブを与えるという使われ方が一般的だ。「インセンティブを高める」は、例年よりも報奨金多く出す場合新規報奨金制度を敷く場合など、報奨による効果をより高めようとする場合に用いられる。


インセンティブ [3]incentive

目標達成するための刺激誘因
企業販売目標達成した代理店や、営業ノルマ達成した社員などに支給する報奨金

インセンティブ(いんせんてぃぶ)

インセンティブ(incentive)には、「やる気」や「奨励金」などの意味がある

光通信2000年1月にインセンティブ制度導入し、同6月制度中止したことで知られる。同制度は、株価一定水準以上に達し場合に、従業員らに対し、一定株式数のキャピタルゲイン配分するというものだ。成功報酬による従業員士気高揚を図ることをねらいとした。しかし、光通信株価その後暴落したことから制度中止された。

(2000.10.24掲載


インセンティブ

【英】incentive

刺激奨励誘因などがその本来の意味であるが、販売店援助という側面でこの用語が使われる場合には、小売店販売意欲刺激奨励して販売活動活性化させる施策をいう。具体的には、セールス・コンテスト実施ディーラー・セミナーPOP技術指導チラシ広告への協賛金など。最近では顧客データ分析し、顧客購買金額に応じてポイントを提供したり、景品割引券商品券など提供することもインセンティブと表現するようになっている

インセンティブ

Incentive刺激誘因などの意味ですが、人事用語としては企業目標達成のため販売店消費者社員などに与え報奨金報酬指します。社員への報酬としては特別賞与などのほか、最近では長期的な刺激策として自社株購入権付与注目されています。

インセンティブ

【英】incentive

従業員動機づけするような刺激となるようなものを言う

・インセンティブとして主なものは、昇給昇進昇格一時金賞与ボーナス報奨金等)、職場環境労働条件改善 等。

関連ページ
人事制度

インセンティブ incentive


インセンティブ

「インセンティブ」とは奨励金報奨金の意。
企業では、特別な貢献をした社員給与以外に支払われる「インセンティブ」を用意するなどして、社員の働く意欲刺激し、事業活動活発化させることを目的としている。

インセンティブ incentive

全体 ★☆☆☆ 60歳以上 ★☆☆☆

凡例

意欲刺激

環境負荷少な製品づくりに対すインセンティブ意欲刺激はほとんど働いていない

意味説明

ものごと取り組む意欲を,報酬期待させて外側から高め働き

その他の言い換え語例

誘因 動機付け 奨励金 報奨金 優遇措置 意欲


インセンティブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/26 03:58 UTC 版)

インセンティブ英語: incentive)とは、社会活動(その大半は業務)をある行動に向かわせるための理由として、最終的には金銭面で有利になるような方向で行われる方策を指す。日本語では「誘因」とも訳される。




「インセンティブ」の続きの解説一覧

インセンティブ

出典:『Wiktionary』 (2007/06/07 07:27 UTC 版)

名詞

  1. 動機誘因刺激
  2. 報奨金

語源



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