じょうそう‐ぶ〔ジヤウソウ‐〕【上層部】
上層部(ナイトメア)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 14:36 UTC 版)
「Yes!プリキュア5」の記事における「上層部(ナイトメア)」の解説
デスパライア 声 - 杉山佳寿子 ナイトメアの女帝として君臨する老年女性。老化した顔を隠すために奇怪の仮面を付けている。一人称は「わたし」。 老化による自身の衰えを恐れており、自分以外の者を絶望させることで安らぎを求めるようと目論み、願いを1つだけ叶えるという「ドリームコレット」を用いて永遠の生命を得た上で、世界を絶望の力で支配することを悲願に掲げている。また、前述の顔に仮面を付けるのは老いた姿を隠すためである。 基本的に冷酷かつ非常な人物として振る舞っており、目的を果たすためならば手段を選ばないなど、部下からも恐れられる程の威圧感を漂わせている。しかし、配下たちが殉職していく事態を重く受け止める一面をもつ。 普段はナイトメアの深部に鎮座し、部下とはモニターを通じて話をしている。そのため、自身の部屋からは滅多に外出することはない。 自身の影を無数に生みだす能力を宿しており、その影を使役して攻撃をしかけるという戦法を用いる。また、相手の心を見抜く能力をもち、相手のを絶望の感情に染め上げて洗脳するなど、精神攻撃にも長けている。 第39話にて、プリキュアたちの実力を試そうと単身で挑むが、プリキュアたちの予想以上の力に驚き、その焦りからカワリーノにドリームコレットの強奪を急がせるようになる。 第47話にて、入手したドリームコレットを使って不老不死となり、仮面の下から若返った素顔を現わにしてプリキュアたちに臨む。続く第48話では、不老不死となっても自身の心に安らぎが訪れないことに気づき、窮地に追い込んでも決して希望を諦めないプリキュアたちの姿に動揺を隠せなくなり、「どうしたら希望をもつことができるのか知りたい」という思いが芽生える始める。しかし、なおも絶望の力を肯定してくるカワリーノを拒絶したことで彼を「絶望の闇」へと落とすことになり、最後の配下を失ったことで精神に異常をきたし、その影響で絶望の力を暴走させる事態に陥る。最終的には、自身の力が暴走し続けると世界が滅ぶことを危惧し、遂にはプリキュアたちにナイトメアの世界とともに自身を封印するように頼み、そのあとは改心した上でココとナッツたちに謝罪し、彼らに抜け殻となったドリームコレットを返して、最期は笑顔を見せながら封印された。 『映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』では、歴代の最終ボスの中で唯一ソルシエールの魔法で生み出した幻は登場していない。最終型態 入手した「ドリームコレット」の力で若返った姿。白い肌をした美女の姿に変貌し、オリーブ色のロングヘアが特徴。口調は変わらない。 紫色を基調とした和服のような服を身にまとう。また、戦闘形態のカワリーノを吹き飛ばす力がある。 カワリーノ 声 - 優希比呂 デスパライアの側近を務める壮年男性。色白の肌に七三分けにした緑色の髪型が特徴。一人称は「わたし」。 人間態では紫色に近い青色の背広を着用しており、首下には紫色のネクタイを身に付けている。 部下の前では慇懃無礼な人物として振る舞い、表向きは物腰の柔らかい笑顔で接しているが、目的を果たすためならば手段は選ばず、部下を捨て駒にすることにも一切躊躇しないなど、冷酷かつ残虐な本性を隠しもつ。また、相手を脅迫するときには目が非常に大きくなる。 デスパライアに対する忠誠心は非常に高いが、それ以外の者には一切興味をもたない。しかし、アラクネアに対して柔軟な対応をしたり、ガマオに幾度も機会を与えることもある。また、ハデーニャのことは苦手だと明言しており、彼女からの投げキスを非常に恐れている。 組織内では幹部たちを監査する地位におり、姿を見せないデスパライアの意思などをメンバーに伝える役割を担う。 あらゆる姿に変身する力を宿しており、パルミエ王国を侵攻した際にはピンキーに変身し、ナッツを騙して王国の門を開けさせることに成功している。また、人間形態でも高い戦闘能力をもち、黒い紙により超獣化したギリンマを片手で静止させる力を持つほか、手から強力な衝撃波を放ち、その実力はブンビーから「本気をだすと本部が壊れる」と評されているほどである。 第46話にて、自分の意に従わないブンビーとブラッディを始末したあと、ココの姿に変身してプリキュアたちの前に出現し、彼女たちから55匹のピンキーが入ったドリームコレットを騙し取る。続く第47話では、最終形態に変身してプリキュアたちを圧倒し、「絶望の闇」を発動させて彼女たちを闇の中に封じようとするが、希望を諦めないプリキュアたちにそれを打ち破られたことに動揺して冷静さを失う。続く第48話では、最後の手段として「黒い紙」を大量に使用して更に巨大化するが、プリキュアたちの必殺技である「プリキュア・ファイブ・エクスプロージョン」を受けて倒される。 最終回では黒い紙から復活を果たし、デスパライアと和解しようとするのぞみに襲いかかるも、希望に興味を抱いたデスパライアの心変わりに絶望し、その影響で自ら招いた絶望の闇の中に潜むブラッディに引きずり込まれ、彼とともに永遠の闇へと消えた。戦闘形態 3本の角を頭部に生やして2本の長い尻尾を持ち、トゲがついた肩パッド(英語版)をつけた異形の怪人に変貌する。 おもに尻尾で攻撃をしかけ、その尻尾でプリキュアたちの技などを吸収して反撃することができるほか、手からは破壊弾を放つこともできる。 最終形態 第48話にて大量の「黒い紙」を使用した姿。前述の戦闘形態のまま巨大な姿に変貌し、戦闘能力も格段に上がるほか、瞳がなくなる。
※この「上層部(ナイトメア)」の解説は、「Yes!プリキュア5」の解説の一部です。
「上層部(ナイトメア)」を含む「Yes!プリキュア5」の記事については、「Yes!プリキュア5」の概要を参照ください。
上層部(エターナル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 14:36 UTC 版)
「Yes!プリキュア5」の記事における「上層部(エターナル)」の解説
館長(かんちょう) 声 - 千葉繁 エターナルの館長として君臨する老年男性。鉄仮面で素顔を隠した姿が特徴。一人称は「わたし」。 人間態では紫色の長いローブを着用しているほか、博物館内ではモニター付の浮遊する椅子に鎮座していることが多い。 非常に冷酷かつ非情な人物として振る舞い、無知で無力な存在を決して許さず、失敗を重ねる部下に対しても容赦なく制裁を下す。また、自分自身には全ての知識と全ての力があると豪語するなど、極めて独占的かつ自信家な一面をもつ。 かつては「キュアローズガーデン」にいたが、その歪んだ価値観から自分の思想をフローラに拒絶される形で追放された経緯がある。それ以来、キュアローズガーデンとフローラには異常な執着心を見せるようになり、キュアローズガーデンへの扉となる「ローズパクト」を狙い、フローラとキュアローズガーデンを自分のコレクションとして永遠に保管しようと考えるようになる。 プリキュア5とミルキィローズを圧倒できる強大な邪悪な力を宿しており、周囲の物を一瞬で消し去る能力をもつ。また、気配で人物や物事を察知することができる。 当初はプリキュアのことには眼中になかったが、彼女たちに対して次第に興味を抱き、一時期は価値ある存在と考えていた。 第46話にて、フローラから送られた「種」に込められた意図に気づかないばかりか、ムカーディアやアナコンディを表情一つ変えずに消滅させる。 第47話では、真の姿となってスーパープリキュア5さえも圧倒し、キュアローズガーデンを手中に収めることに成功する。続く最終回では、復活したプリキュアたちに反撃され、キュアドリームに「フローラから受け取った種を育てる大切さを知っていれば、フローラに受け入れられていた」と説得されるが、自身は間違っていないと拒み続ける。最終的には逆上して全てを消し去ろうとするが、赤と青のバラの力を得たプリキュア5とミルキィローズの合体技である「プリキュア・ミルキィローズ・フローラル・エクスプロージョン」を受けて滅び去った。 のちの『映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』では、ソルシエールの魔法で生み出した幻が登場している。戦闘形態 館長の真の姿。灰色と紫色の2対の翼を背中に生やした異形の怪人の姿をしているほか、胸にはホシイナーの元型のような飾りをつけている。 非常に高い戦闘能力と素早さがあり、ホシイナーを大量に生産できるほか、巨大なホシイナーを生み出すこともできる。本気になれば、強力な光線を放つこともある。 アナコンディ 声 - 山像かおり エターナルの鑑定士および館長の側近を務める眼鏡をかけた壮年女性。メドゥーサのような髪が特徴。一人称は「わたし」。 人間態では襟が立った緑色の服装を着用しており、足には黄色のタイツを履いている。また、報告書を携帯することが多い。 部下の前では冷酷かつ無機質な人物として振る舞い、殉職した仲間の存在を無視するなど、部下からは恐怖され嫌われている。しかし、ムカーディアに褒められると恥ずかしがるという女性らしい一面もある。 組織内では鑑定士の立場にあるために館内での勤務が多く、プリキュアや財宝に関連する情報を収集する役割を担い、失敗を犯した部下には報告書の提出を強要している。また、読むに値しない報告書は決して認めない主義をもつ。 館長に対しては非常に心酔しており、長年世界中の財宝を収集しては館長に献上してきたが、彼を満足させることができないという不満を長年抱き続けている。また、かつて館長に信頼を寄せられていたシビレッタを疎ましく思い、彼女に手柄を立てられることを強く気にする傾向にある。 前述の経緯から、館長に執着されているフローラに対して凄まじい嫉妬を抱いており、その気持ちもあって館長に「キュアローズガーデン」に関連するものを献上することが許せず、物語開始前ではフローラから館長宛ての手紙を運ぶシロップを襲撃してその手紙を隠したり、キュアローズガーデンとの関わりがある4国王が全て発見されたことを報告していなかった。 人間体でも戦闘能力は非常に高く、ミルキィローズを相手に攻撃および防御とも遥かに上回り、彼女と3度の1対1の戦闘でいずれも圧倒している。また、雷を素体とした龍型のホシイナーを召喚することが多い。 第45話にて、キュアローズガーデンの扉が出現したところで前線に赴き、戦闘形態に変身してプリキュア5を圧倒し、更にはミルキィローズをも退ける。続く第46話では、「プリキュアをコレクションに加えたい」との館長の言葉を酌み、残された力を使ってプリキュア5を石化することに成功する。しかし、それでも自分に振り向こうとしない館長をも石化しようとするが、館長によって消滅させられる。 最終回にて、館長がプリキュアたちの「プリキュア・ミルキィローズ・フローラル・エクスプロージョン」に飲み込まれる際、前述の館長に消滅させられる寸前に流した涙から突如出現し、優しい表情をみせながら、館長を光に包みこんで共に消滅した。戦闘形態 眼鏡が消えて服装が若干変わり、髪の毛が無数のヘビに変化する。 指先から発射する光弾のほか、瞳を赤く発光させ、見つめた相手を石化する能力がある。ただし、自身の生命を削る危険な技とされている。
※この「上層部(エターナル)」の解説は、「Yes!プリキュア5」の解説の一部です。
「上層部(エターナル)」を含む「Yes!プリキュア5」の記事については、「Yes!プリキュア5」の概要を参照ください。
「上層部」の例文・使い方・用例・文例
- この命令は上層部からだ
- 上層部
- その軍の上層部は戦争屋として強く非難された。
- 私は、会社の上層部に今後のスケジュールを説明しなければなりません。
- 今年に入ってから売上が徐々に減少しているにもかかわらず、上層部は楽観的な判断をしています。
- 行政府の上層部.
- (会社の)上層部で経営方針の変更が決められた.
- 女性による経営の上層部への浸透
- 経営上層部
- 枯れた植物の上層部が空気を遮断して分解を起こす
- 上層部のメイド
- 土壌の上層部をゆるく掘削する鋭い金属製のくさび
- 上層部が圧力で上向きに押されたように見える地質断層
- 貿易風とは反対方向に吹き上げる上層部の風
- 社会的に上層部の階級
- 海洋の上層部にすむ魚類
- シアルという地殻の上層部
- 組織の中で,上層部の人
- 企業の経営の上層部
- 土壌の最上層部
上層部と同じ種類の言葉
- 上層部のページへのリンク