永遠の闇(Eternal Darkness)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 11:01 UTC 版)
「ファイナルファンタジーIX」の記事における「永遠の闇(Eternal Darkness)」の解説
本作の最終ボス。舞台となる世界とは、別の次元である「絶望の丘」に現れる謎の存在だが、正体は、野望達成を目前に余命わずかと悟ったクジャの恐怖や絶望、憎悪が呼び覚ました産物である。使用する攻撃は、惑星を十字に直列させることで発生する事象を利用することで16種類のステータス異常(毒、睡眠、石化、沈黙、暗闇、迷惑、ゾンビ、戦闘不能、混乱、バーサク、ストップ、ヒート、フリーズ、死の宣告、ミニマム、瀕死)を各1/8の確率で生じさせる「グランドクロス」、頭部と胸部を囲うように回転する二つのリングで破壊の渦を発生させる「ニュートンリング」、青い光線で相手のHPを1にする「青の衝撃」などを次々と使う。生きるものが生きることで抱く不安や苦痛、苦悩や絶望、憎悪やそれら全てから逃れられない死への恐怖から救われるには破壊しかないと考え、誰かが答えを出すのを待ち続けており、後に死への恐怖心からクリスタルを破壊して全てを滅ぼすことで救われようとしたクジャの行動から「この宇宙に存在するすべてのものの目的は、滅びるためだけにある」と答えを出した上で自身の存在意義やただ一つの役目としてクリスタルすら生まれることのない無の世界に全てを還そうと画策し、それを邪魔しようとするジタンたちに「苦しみながらも生きるということは、生きる希望という病に侵されている」と語り、それでも生きる希望を捨てないジタンたちと対決するが、死闘の末に生きる希望を捨てないジタンたちに敗れ、最後は「私はいつでも復活する…この世に生あるものと、死が存在する限り…」と意味深な言葉を残して消滅した。
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