常闇
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常闇(トコヤミ)は言うなればこの世界の闇の部分すべて、である。それは絶対的な恐怖であり、人が何かを畏怖する気持ちそのものである。この世界のポジティブな概念の裏には必ずその反対としての常闇が生まれるとされ、光がある以上影が生まれるのと同じく、世界から常闇を排除することは根源的には不可能であるとされている。 常闇が「影」だとすると、それを生みだす「光」もある。上述したとおり、あらゆるポジティブな概念は「光」となりうるが、もっとも強力な光は「理性」である。近代に発展した理性と科学は、古代の人が恐れた魔物も幽霊も、錯覚か妄想として科学的に説明してきた。こうして人類は畏怖と恐怖を忘れようとしたのである。「闇」は強力な「光」の下で色濃く凝縮されていたのだが、闇を忘れた人類は誰一人その危機に気づくことはなかった。そして西暦1999年、世界はしっぺ返しを受けることになったのである。常闇は「理性」の反作用という意味では「魔法」という概念そのものとも深い関係があり、事実、魔法のマナソースの一つ「クラガリ」は常闇の力そのものである。 1999年に地球に顕現した常闇は、ねっとりとした闇そのものとしてあられた。いくつもの街がその巨大な闇に飲まれて消滅した。このときの世界の危機は魔法使いたちによりかろうじて防がれ、それ以来、常闇そのものが地球界に顕現した事例はない。しかし、魔法の復活とともに常闇という概念もまた人界に根付いた。人々は世界には闇があることを知ったがゆえに、人界には闇に惹かれてそれに取り憑かれる存在がでてきたのである。それらは「常闇の使徒」と呼ばれ、心の闇の声に応じて様々な暴挙を及ぼす。常闇に憑かれた存在は人界に危険を及ぼすが、あらゆるモノは常闇に憑かれる可能性があるため、常闇に憑かれた存在を「悪」と見なすことは魔法使いは好んでいない。そこで、魔法使いたちは常闇に憑かれた存在が町に大きな被害を出す前に、常闇から解放してあげようと努力する。これは魔法実習でもよく行われることである。 そしてこれこそが、本作『駅前魔法学園!!』で扱うシナリオのテーマそのものである。
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常闇
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「Erinyes (ゲーム)」の記事における「常闇」の解説
エンディング12のその後のストーリー。ブラッドが逃走中に遭遇する事件、そしてメガイラやナサとの再会が語られる。
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「常闇」の例文・使い方・用例・文例
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