概念とは?

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概念

読み方:がいねん

思考において把握される、物事の「何たるか」という部分抽象的かつ普遍的捉えられた、そのものが示す性質対象総括して概括した内容。 あるいは、物事についての大まかな知識理解

通俗的に大雑把に言ってしまえば、概念とは「どういう事か」「どういう物か」について捉えられる内容そのもののことである。例えば「ゼロの概念」は、(基本的に対象がいくつあるか」を示すための「数える」行為において)、「無を数える」とはどういうことか、という、考え方に関する理解であるといえる

概念は「意味」を伴って把握され、意味は概念として示される。意味と概念は似通うが必ずしも同一ではない。概念は言葉名辞)によって表現されるが、必ずしもあらゆる概念が名辞を伴うとは限らないまた、概念が必ず本質的中立的なものであるとも限らない

「概念」という概念の定義や解釈哲学における議題一つであり、哲学的立場によっても扱い方は異なる。

「概念」という語は、英語の「concept」(あるいは独語の「Begriff」)に対応する訳語として案出された語である。conceptには哲学的な意味における「概念」の他に、「構想」や「構図」あるいは「テーマ」に近い意味合い含まれる世間広く浸透している考え方枠組みそういうものだと認められている事柄などは、「既成概念」と呼ばれることもある。

がい ねん [1] 【概念】

ある事物概括的大まかな意味内容
〘哲〙 〔 concept; ドイツ Begriff〕 事物思考によって捉えられたり表現される時の思考内容表象、またその言語表現名辞)の意味内容
形式論理学では、個々事物抽象によって把握される一般的性質指し内包(意味内容)と外延事物集合)から構成される。
合理論観念論では、人間経験から独立した概念(先天的概念・イデアなど)の存在認め、これによって初め個別経験成り立つとする。 〔西周にしあまね)「致知啓蒙」(1874年)にドイツ語 Begriff の訳語として載る〕 → 観念補説


概念

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/11 08:45 UTC 版)

概念がいねんは、命題要素となるドイツ語: Konzept・コンセプト)が表すもの、あるいは意味づけられたものであり、言い換えれば、それが言語表現された場合に名辞(ドイツ語: Konzept)となるもの。 人が認知した事象に対して、抽象化・ 普遍化し、思考の基礎となる基本的な形態となるように、思考作用によって意味づけられたもの。




「概念」の続きの解説一覧

概念

出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 01:45 UTC 版)

名詞

がいねん

  1. 言語表現における簡潔内容のこと。認識した内容大まかなもしくは本質的な表現ある程度社会的共通性認められる(低レベルではあっても客観性がある)場合に概念という呼称が用いられる。
  2. 単語意味。(「単語別称ではなくて、個々単語実質的な意味内容。)
  3. 認識枠組類概念。例:「文学という概念からはずれる」。
  4. 哲学用語〕事物本質をとらえる思考形式捨象抽象化というプロセスを経る。(カント哲学では先天的概念の存在認める。)

発音

ガ↘イネン

語源

哲学用語として、ラテン語 conceptio、ドイツ語 Begriff の訳語として、明治初期に作られた。

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