呼称とは? わかりやすく解説

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呼称

読み方:こしょう

呼称(こしょう)とは、特定の人物物事、場所などを指し示すために用いられる名称のことである。社会において、呼称は識別区別容易にするための重要な役割担っている例えば、人物には「名前」地名には「地名」、商品には「商品名」がそれぞれ呼称として使用される。呼称は、文化社会の変化に伴い進化し新しい呼称が生まれることもある。インターネットの普及により、「ハッシュタグ」や「ユーザーネーム」といった新たな呼称が登場している。これらの呼称は、対象特定し識別する上で不可欠な機能果たしている。

こ‐しょう【呼称】

読み方:こしょう

[名](スル)名をつけて呼ぶこと。また、その名。称呼。「公式に記念公園と―する」


称号

(呼称 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/06/05 14:30 UTC 版)

称号(しょうごう、英語:Title)とは呼び名、特に個人または団体の身分資格地位などを表すために用いられるものを指す[1][2]。日本においては公家の家名についても称号と呼ばれる[2]

称号の例

身分表象

呼び名

上古では天皇を「オホキミ」「スメラ」「スメラミホ」「スメラミコト」「アラヒトガミ」、古代以降では「お上」「ミカド」「クニノオヤ」「主上」などと呼んだように[4]、公式なものではないが個人を指す称号も存在する。皇室で天皇に近い皇族個人の呼称を指す御称号もこの一種である。在所や寺名を使った院号は太上天皇、物故・出家した大名正室・生母などがよばれる称号でもある。物故した将軍戒名の院号で呼ばれる(足利義教→普広院、徳川秀忠→台徳院、徳川家光→大猷院)。

御所号屋形号は在所の名で相手を呼ぶ形式の一種である。室町時代江戸時代においては、特定の家筋にのみ御所号・屋形号の使用を許可する形が取られた。

学位

学位は大学において一定の単位と修了要件を満たすことで授与される。博士修士専門職学位(修士相当)および学士短期大学士の学位がある。西欧の ドクター (敬称)英語版は学位取得者に対する敬称である。

  • 高等専門学校卒業者には、準学士の称号が授与される。以前は短期大学の卒業者に準学士の称号を与えていたが、2005年10月1日より短期大学士の学位が授与されることとなった(高等専門学校は現行のまま)。
  • 一定の要件を満たす専修学校の専門課程を修了した者には、高度専門士および専門士の称号が付与される。

王朝時代の中国では、官僚登用試験である科挙の合格者が称号で呼ばれた。これらの称号は段階ごとに異なっており、代には歳試の受験資格を得たものは生員、郷試の受験資格を得たものを挙子、進士科の受験資格を得たものは挙人と呼ばれた。最終試験である殿試の合格者は最上席三名に進士及第、続く第二甲に進士出身、残りの合格者全員は同進士出身という学位を得、官吏に就任する資格を得た[5]。進士及第中でも首席合格者は状元、次いで榜眼探花と呼ばれた。

名誉称号

国家や公的機関や私的団体などで一定の地位・功労、業績に対して敬意を表する目的で授与する栄誉職もある。

学術機関の名誉称号

研究または大学運営の功労者には、大学より学校教育法上に定められた名誉教授の称号が授与される。また、法律に関わらず大学が独自に設置する称号としては様々なものがある。名誉学長や名誉博士もそのひとつである。名誉教授の他に特別栄誉教授の称号を授与している大学もある。その他、長崎大学の臨床教授の称号、客員教授の称号などもある。

大学等、学術機関から特定の分野で功績を挙げた個人に対して、その功績を称え贈呈される名誉学位がある。例としては名誉博士名誉修士名誉学士がある。学校教育法上の学位とは異なり、主に個人の社会的な活動を顕彰するために贈呈される。贈呈に際しては、個人の社会的な活動に対する厳格な審査が伴うため、名誉学位贈呈事例は非常に稀である。

学会などでは優れた研究業績のある人物に名誉会長、名誉会員、永年功労会員、フェロー称号、名誉フェロー称号、研究員、客員研究員、実験力学専門術士、実験力学高度専門術士などの称号が授与しているケースもある。独立行政法人中央農業総合センターでは、研究協力員の称号を授与している。称号には任期があるが再任は妨げられない。独立行政法人産業技術総合研究所では実績ある研究員に名誉フェロー称号を授与している

その他の名誉称号

広報活動のための称号

  • 観光大使 - 都道府県や市町村、その他の公益法人では、観光や地域振興を目的として広報を著名人や現地の市民などに対して委嘱するために授与される。
  • 一日署長など - 組織全体をアピールする場合、実在の称号と同じ名前の称号を設定することがある。ただしこれは名称のみであり、実際の権限を持たず、広報以外の職務を行うことはない。

技能者に対する称号

  • 武道 - 武道修練者の熟練度を階級的に表す称号を段級称号という[7]範士教士錬士など。
  • マインドスポーツ囲碁将棋)などで大会の優勝者に授与されるタイトルなど。またチェスグランドマスターなど総合的な成績で得られる称号もある。
  • その他、大会優勝者などの呼称。例えばオリンピックコンテストコンクールの優勝者などのチャンピオン、メダリストなど。美人コンテストなどのミス、準ミス、あるいは○○王、○○女王、○○クィーンなど。
  • スポーツ界の功労者などに対するスポーツマスター称号など。
  • 工芸分野においては国家や自治体により技術者に対してマイスター称号などの称号を贈る例がある。
  • 財団法人、非営利法人などにおいて定める民間資格のうち、肩書きとして使用することができるものも称号のひとつといえる。主に資格称号といわれる。検定試験にて付与される等級などは、肩書きではないためこれに該当しない。
  • 主な事例としてタクシー運転手にマスターの称号を授与している(保持者は営業車に3つ星のあんどんを装着出来る)。その他、販売店や製造業の称号もある。
  • 企業が独自に設置する社内称号。主な例として、アサヒビールが現場社員を対象として、テクニカルマスター、テクニカルエキスパートの称号を授与している。高砂製作所では技監の称号を設置している。日本商工会議所では一定のタイピング能力のある者にゴールドホルダーの称号を授与している。

家名

武士や庶民の名字に該当する、公家の家名は称号と呼ばれる。上杉憲政長尾輝虎上杉の称号を譲り、豊臣秀吉家臣大名羽柴の称号を許し、江戸時代には徳川氏が有力大名などに松平の称号を許した。[8]

歌舞伎俳優の通称である屋号(成田屋、成駒屋など)も称号と呼ばれる[9]

出典

  1. 松村明編『大辞林』(三省堂、2006年)1226頁、新村出編『広辞苑』(岩波書店、2011年)1375頁
  2. 1 2 称号」『デジタル大辞泉、精選版日本国語大辞典、普及版字通、大学事典』コトバンクより2026年4月11日閲覧
  3. ヘンリー王子、第2子の出生証明書に敬称を記載。”. VogueJapan (2021年6月28日). 2026年4月11日閲覧。
  4. 今西浩子天皇の称号」『横浜市立大学論叢.人文科学系列』第43巻第1号、横浜市立大学学術研究会、1992年、doi:10.15015/0002001699ISSN 0911-7717NAID 40003713665
  5. 宮崎市定科挙」『改訂新版世界大百科事典』コトバンクより2026年4月11日閲覧
  6. 名誉十段」『デジタル大辞泉』コトバンクより2026年4月11日閲覧
  7. 段級称号」『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』コトバンクより2021年12月26日閲覧
  8. 青山幹哉中世転換期の系図家たち」『名古屋大学文学部研究論集. 史学』第44巻、名古屋大学文学部、1998年、245-255頁、 doi:10.18999/jouflh.44.233ISSN 0469-4716NAID 110000295635
  9. 屋号」『デジタル大辞泉、精選版日本国語大辞典、改訂新版世界大百科事典、日本大百科全書(ニッポニカ)、百科事典マイペディア、ブリタニカ国際大百科事典小項目事典、世界大百科事典(旧版)』コトバンクより2026年4月11日閲覧

関連項目


呼称

出典:『Wiktionary』 (2021/10/22 23:25 UTC 版)

名詞

こしょう

  1. 名前名付けて呼ぶこと。その呼び名
  2. 体操におけるかけ声

発音(?)

東京アクセント
  • こ↗しょー

翻訳

動詞

する (こしょうする)

  1. 名前を名付けて呼ぶ。

活用

翻訳


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